伊藤真美子のレビュー一覧

  • ゲイでええやん。カミングアウトは息子からの生きるメッセージ

    Posted by ブクログ

     「私が世の中で一番きらいなものは偏見で、世の中で一番こわいものは偏見や」

    高校生の一人息子やおきくんが、カミングアウトし、母である伊藤真美子さんは、本人以上に悩みます。
    学童保育の先生として働く日々は超多忙で、長女のさわこさんも、長男のやおきくんも、手をかけられずに育ててきたと、いまさらのように悔やまれます。

     泣きたくてたまらない。今の私にはキツすぎる仕事だ。
     昨夜、やおきが「生きていたくない」「生まれてこんかったらよかった」と言ったこと。
     「自分がきもち悪い」「みんな気持悪がっている」「友だちなんかでけへん」と言ったこと。

    大阪で、三十年近く学童保育の先生を続けてきた真美子さん

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    2010年12月17日