金達寿のレビュー一覧

  • 金達寿小説集

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    金達寿という小説家の名前は知っていたが、読んだのは初めてだった。
    解説によると、朝鮮の慶尚南道で彼が生まれたのは1920年。朝鮮併合から10年、3.1独立運動から1年後である。先に日本に渡った両親と兄弟の仕送りによって、祖母とともに暮らしていたが、父と兄は日本で死亡。10歳で自身も日本に呼び寄せられ、さまざまな職を転々としながら朝鮮人文学の基礎を築いた。権力に押さえつけられ暴力で痛めつけられながらしたたかに抵抗する民衆を描く筆にはユーモアがあるが、それよりも悲しく深く傷つけられたのは、同じように貧しく差別される者たちの間にあってなお在日朝鮮人として差別され排除される経験だったのだろう。
    本書収

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    2026年03月21日
  • 金達寿小説集

    Posted by ブクログ

    生々しい。
    戦争の原因は愛国心では、と近頃考えるようになった。
    愛しても、比べてはならないのだ。

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    2015年03月22日