第4次産業革命によってIoT、ビックデータ、AIなどが社会に変革をもたらすと言われているが、第4次産業が政治をどのように変化させるかはまだあまり語られていない、本書は著者2名(+ゲスト)の対談方式でデジタルデモクラシー(電子民主主義)について解説する。フェイクニュースから、情報化がもたらす民主主義のアップデート、選挙の電子化まで、AI時代の民主主義の可能性についてさまざまな視点から分析される。内容はそれほど難解ではないので、政治・ITについてあまり詳しくないが、この方面に興味のある方にもおすすめの一冊。