ドナルド・E・ウェストレイクのレビュー一覧

  • うしろにご用心!(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ユーモアミステリで有名な、不運な泥棒、ドートマンダーシリーズの初訳。新潮文庫の発掘シリーズは貴重。過去のシリーズ絶版・中断だった人気作品の真の意味での発掘である。この本からドートマンダーを知るのは、多すぎる登場人物を把握するだけでも大変だけど、味とクセのあるキャラクター揃いなので、独特の面白さと魅力がある。泥棒計画は重なる不運で失敗するのだけど、不幸にはならないクロージングで良い読後感が得られる。この本が売れれば、未訳の翻訳も可能になるとのこと。頑張ってほしい。

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    2025年03月19日
  • うしろにご用心!(新潮文庫)

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    どうもシリーズだったらしいが、知らずに本屋で手に取った一冊。
    前作を読んでいないからなのか、イマイチ入り込めなかった。きっとこれは順番通りに読んだほうがいい気がする。
    ただ、キャラクターは結構個性的だしドラマ化とかしたら面白そう。

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    2025年10月27日
  • うしろにご用心!(新潮文庫)

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    故買屋のアーニーからの頼みで、大金持ちの投資家プレストンがペントハウスに秘蔵している美術品など金目のものを盗み出す計画を立てたドートマンダー。その頃、カリブ海のリゾート地にいたプレストンには謎の美女パムが近づいていた。彼女の目的は、誘惑ではなく誘拐。プレストンの元妻の親族からの依頼で、プレストンを召喚させようとしていたのだった。ところが、投資家は海に飛び込んで脱出しほうほうの体で自宅に帰りつく。そんなこととは露知らず、ドートマンダーと泥棒仲間たちはプレストン宅に忍び込むのだったが……。

    今までウェストレイクもリチャード・スタークも読んだことがなかった。ドタバタぶりを楽しむ小説。

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    2025年06月16日
  • うしろにご用心!(新潮文庫)

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    CL 2025.5.13-2025.5.16
    OJバー&グリルの危機と富豪からの掠奪という2つの事件を軸にドートマンダーといつもの面々が活躍。もちろんどこまでも不運はついて回るのだけど、この2つの事件がうまく絡まり合って面白い!

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    2025年05月16日
  • 逃げ出した秘宝

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    ボチボチ読んでいってる好きなシリーズ。ドートマンダーシリーズは映画化されているものが複数あるが、これもその一つ。確かにこれは、映画で見た方が面白そう。最初のあたり、自分が何をやらかしたのかわかっていないドートマンダーの行動とか、指輪が外れなくなるシーンとか、映像を想像して笑ってしまった。

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    2018年02月08日
  • 逃げ出した秘宝

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    ドートマンダーシリーズ第5作目。冒頭は宝石店から品物を盗むことに成功し、めずらしくうまくいったのだが、盗んだ中に国同士がからむ秘宝のルビーが紛れていたことで、主人公が追われる身となる話。警察やFBIや仲間からも狙われる。今回は単独行動がメインで、異色の感じ。親友が見捨てないところがいい。

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    2014年10月08日