ドナルド・E・ウェストレイクのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレアメリカの作家、ドナルド・E・ウェストレイクのドートマンダーシリーズ。シリーズの終盤近くの作品。
知り合いの古物商から、大金持ちであるプレストンの家へ泥棒しに行くことを勧められたドートマンダー。プレストンは大勢の女性との関係で揉め、ニューヨークへと帰って来られず、カリブ海に滞在していた。一方、ドートマンダーたちの行きつけのバーが、ギャングに売られそうになっていて…
軽妙な読み心地のドートマンダーシリーズ。一見関係がなさそうなストーリーが後半、一気に交差する。
正直主役のドートマンダーがそこまで目立たない。もちろん、いいところは全て持って行くのだけど。
シリーズ初期の作品が軒並み絶版なので、 -
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Posted by ブクログ
故買屋のアーニーからの頼みで、大金持ちの投資家プレストンがペントハウスに秘蔵している美術品など金目のものを盗み出す計画を立てたドートマンダー。その頃、カリブ海のリゾート地にいたプレストンには謎の美女パムが近づいていた。彼女の目的は、誘惑ではなく誘拐。プレストンの元妻の親族からの依頼で、プレストンを召喚させようとしていたのだった。ところが、投資家は海に飛び込んで脱出しほうほうの体で自宅に帰りつく。そんなこととは露知らず、ドートマンダーと泥棒仲間たちはプレストン宅に忍び込むのだったが……。
今までウェストレイクもリチャード・スタークも読んだことがなかった。ドタバタぶりを楽しむ小説。 -