根本敬のレビュー一覧

  • 因果鉄道の旅

    購入済み

    根本敬入門書

    人生解毒波止場や電気菩薩(上)のほうが好きですが、こちらも素晴らしい本です。
    「でもやるんだよ!」「無限の大事業」などの名言もでてくるので、根本敬を読むなら最初はコレ、という感じ。

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    2016年10月06日
  • 人生解毒波止場

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    電波喫茶取材の裏話、村崎百郎の話、など、町山智浩の解説はこの奇書にふさわしい。単行本持っている人も必読。

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    2011年01月08日
  • 因果鉄道の旅

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    根本敬を慕う人にとっては惹句のとおり『現代日本の「旧約聖書」』ということになるのだろうが、さほど根本敬に関心がないワタシにとっては、居酒屋の与太話集といった感じの一冊。
    しかし、この与太話がたまらない。有名無名問わず、彼が実際に触れ合った人たち(有名の一例は蛭子能収)のことを語っているにすぎないのだけれど、その人たちのぶっ飛び感が尋常ではない。ほとんどパラノイアではないかと思えるほどの奇行の数々。どうしたらそんな発想―と言うより、妄想―が飛び出すのか、凡人には想像すらつかない。
    妄想は誰でもするけれど、現実に戻るとその妄想は姿を消す。妄想でいくらワクワクしたとしても、ひとたび現実に触れるとまた

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    2018年11月18日
  • 人生解毒波止場

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    外道、因果者。ダウナー系、アシッド系、電波系。ありとあらゆるアウトローの生態を温かい(笑)目線で捉えたフィールドワーク。リリー・フランキーの「誰も知らない名言集」と共に一家に一冊置いておきたい香ばしさ。女子供にゃお勧めできない。PTA子供に読ませたくない本ワースト5に入ること必至。・・・大好きです。

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    2012年06月15日
  • 人生解毒波止場

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    かの佐川一政と共著?を出していたので気になっていたが…面白かった。一般的にタブーとされるようなものに果敢に飛び込んでいく姿勢って、自分はできないから人の話聞くのは好き。

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    2010年12月24日
  • 因果鉄道の旅

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    感想
    妄想を材料に現実を再構成する。駅ですれ違うあの人もちょっとズレた不思議な人かも。気づいていないだけで自分も妄想に揺蕩っているかも。

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    2023年01月30日
  • 因果鉄道の旅

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    【無駄の中にこそ宝がある】
    人間観察、と言うには危険な相手と危険な距離感を保ち続けるハイリスク・ローリターンな根本敬の因果人生。
    香ばしさやコク深さを超えたデンジャラススポットに身を投げるその姿勢に尊さを感じつつ、根本さん、危ない!とドキドキしながら対岸の火事をビール片手に見物する野次馬なのだ我々は。

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    2016年07月02日
  • 因果鉄道の旅

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    初めの方を読んだときは、「ああ、こういう感じか……。
    買わなきゃよかった系かな」と後悔しました。
    なんというか、「俺だけは周りの奴とはちょっと違ったんだ」
    みたいなことを堂々と言ったり書いたりしてる人って、
    あまり好きではないので。
    そして単純に「下品」だったので。

    で、ずっとずーっと読まずに置いてあって、
    でも私の本棚がいっぱいになってきたので、
    整理整頓するためにも読まなければと取り掛かりました。

    「また、途中でやめちゃうかもなぁ」と思いながら読み始めましたが、
    結局止まらずに一気に読めました。
    下品なんだけど「で? この後内田君はきよみとどうなるのよ」
    と妙に気になったりして。
    しか

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    2012年10月17日
  • 人生解毒波止場

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    どんな本なのかは、解説にある作者の言葉が1番良く表している。

    「今の日本は気取った、綺麗な物ばっかりになっちゃったでしょ」「でもそれってかえって毒が溜まるんだよね」
    「それを解毒するような連載にしたい。毒をもって毒を制するみたいな」

    上品な哲学よりも、より汚いものに目を向けるべきだという考え方は面白いし、もっともだと思う。

    ただ、タブーに触れたがるあまり、問題を面白がってひやかしているだけのように見える部分も多かった。どうしても「この表現は人を差別にすることにつながらないのだろうか」と納得のいかないモヤモヤを抱えたまま読み終わった。

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    2012年09月23日
  • 因果鉄道の旅

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    闇本【渋谷で生まれて目黒区で育ったんたけど、小っちゃい頃から嫌な子供だったな。】サブカル界の大御所とのこと。リアルチャネリングの感触。

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    2012年09月06日
  • 因果鉄道の旅

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    読み終わるのにものすごーーーく時間がかかった。
    因果鉄道の旅。というタイトルはまさにばっちりだ。
    表紙も中身をあらわしている気がする。
    おもしろい。と言い切ることはできないし、人に薦められないが、おもしろくないとも言い切れない。
    読まなきゃよかったが読んでよかったかもなといった本です。

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    2012年06月28日
  • 因果鉄道の旅

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    根本敬の本は初めて。
    みうらじゅんと並びサブカル界の大御所だけあって、着眼点が面白い。
    奇人・変人を研究対象としておもしろがって観察してはいるが、
    けっしてバカにしたり、相手を不愉快にさせたりしているようではなく(この本を読んだだけの感想だが)
    それらの人たちとの付き合いを純粋に楽しんでいるあたりが
    常人にはまねできないと感じた。


    この本を読んだ後に家に帰ったら健康診断の通知がきており、
    人生初の再検査となったことが判明したときに、
    これが自分のホシか、と納得してしまった。

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    2011年03月02日
  • 因果鉄道の旅

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    以前から読んでみたいと思っていた本。
    多くのサブカル人に強い影響を及ぼしたと言われるほどの名作らしいので。
    この度安価で手頃な文庫版が出たので手に取ってみた。
    うん、思ったより普通だった。
    もう多くの人がこの手のエッセイ書いているからね。
    先駆者といえばそうには違いないのだろうが、21世紀も10年経っていればさすがに斬新さはない。
    勝新とか蛭子さんなんてとっくに手垢のついた観察対象であって。
    韓国の怪しげなおっさんもどこかで聞いたことのあるような話だ。
    ただやはりこの本の核となっている「内田研究とビッグバン」だけは必読だろう。
    著者は学生時代をこの内田なる友人(素人)の研究に

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    2010年05月01日