フクイタクミのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日常を取り戻すため故郷を離れる。広大な外の世界に触れる2巻。
本当の家族。村の中だけで暮らしていたクゥ達が最初に触れた外の世界は歪に作られた国でした。カイリたちは力と恐怖だけで国を作ろうとしましたが、過去の族長の通り絆の力が必要なのは道理な理由で、そこに厚い絆で結ばれたクゥ姉弟が訪れるっていうのは旅物語の始まりとして良い展開だなと思いました。
最初の敵としてはカイリ一派は申し分なかったのですが、1巻の騎士の力が強烈だっただけにもっと大立ち回りがないと物足りなかったです。あと、フクロウ丸呑みみたいな描写を思いつくあたりフクイ先生の演出は面白いからそういった部分をちょいちょい出していって -
Posted by ブクログ
「ケルベロス」のフクイタクミ先生新刊ということで購入。今回は前作と違い、圧倒的にコンプレックスを抱え込んだクゥバンテが主人公。少年漫画では欠かせないコンプレックスの克服、自己の変革を目指し力を得るが、果たしてそれは本当の自分の力となりうるのか、これから彼が歩む道がきになる物語です。
自分を変えたい気持ち、なにをやってもうまくいかない。それによって周りから非難されるのはいい、それがまだ自分だけなら。こうしたクゥの悩みは彼の優しさゆえなのがなんとも悲しみを誘います。しかし、騎士となる前に洗脳から抜け出せたのもその優しさのおかげというのが皮肉めいていて、複雑な気持ちになります。この悲劇は姉のノ