向井蘭のレビュー一覧

  • 社長は労働法をこう使え!

    Posted by ブクログ

    労働法は、民法における契約自由の原則を、労働者のために制限するための法律。この原点を知るか知らないかで労働法の理解力が全然違う。

    0
    2022年01月01日
  • 社長は労働法をこう使え!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    弱い立場の労動者を守るとは対極的に書かれた本です。でも、実際本に書かれているような労動者もいるということも承知していないといけないですね。経営者の考え方、モノの捉え方の一端も見えた気がします。

    0
    2013年01月20日
  • 社長は労働法をこう使え!

    Posted by ブクログ

    社員A:
    「社長!!
    あの社員また仕事中居眠りしています!
    ただでさえパフォーマンスが低いのに加えて、寝ているだなんて。。。
    周りの士気も下がりますし、この業績が低迷して本当に厳しいときにあんな社員にのさばられていたらたまったもんじゃありません!!」

    社長:
    「ふむふむ、ならばしかたあるまい。
    そなたの悲痛なまでの心の叫びしかと理解したぞ。
    えーーい、この私がそんなダメ社員をクビにしてくれるわー!!」

    -------------------------------

    と、少々お待ち下さい社長。
    そんな簡単に労働者を解雇したらえらい目に会うみたいですよ。
    まずは、この本読んでください。

    0
    2012年03月21日
  • 2020年6月施行「パワハラ防止法」に完全対応 管理職のための ハラスメント予防&対応ブック―――トラブルを防ぐポイントを、まんがとイラストでわかりやすく

    Posted by ブクログ

    マンガで事例が簡単に紹介されていて、とっつきやすいです。説明も分かりやすく、具体例も豊富で参考になりました。特に相談を受けた際の対応や、組織としての対応の流れが図示されていたり、パワハラを受けた人にどう質問して必要なら情報を得るか、最後にまとめられていて、参考になりました。

    0
    2025年05月19日
  • 教養としての「労働法」入門

    Posted by ブクログ

    ちょうど今、自分が知りたいテーマを平易に分かりやすく解説されていて、とても興味深く読むことができた。労働系法令が国際的に見てユニークな日本の雇用文化に合わせてつくられていることから、海外の同様法令との違いの説明は理解の助けになった。

    0
    2025年03月22日
  • 社長は労働法をこう使え!

    Posted by ブクログ

    ◆所感
    ・解雇に大きな制限があり労働者優位である労働法を前提とすると、トラブル社員を採用しないことが何より大事であることを痛感した。数を追うことは至上命題ではありながら、会社を潰してしまうリスクがあるという重責をより強く認識すべきだ。
    ・キャリアに寄り添うことは大事である一方、雇用された従業員である以上、会社が定めた配属や転勤に従う必要がある。対価として給与が支払われているわけなので、まずは与えられたミッションを全うするべきだ。とは言え、やり甲斐や面白さはあった方が良い。健全な組織を作るためにも、ベースの考え方は教えつつ、モチベーションを互いに高め合っていきたい。

    0
    2025年03月16日
  • 教養としての「労働法」入門

    Posted by ブクログ

    背景にある立法者の考えや時代背景、海外との比較について詳しく触れられており、ストーリーとして労働法を理解することができる。

    【メモ】
    ・契約自由の原則:社会生活において個人は、国家の干渉を受けることなく、自己の意思に基づいて自由に契約を結ぶことができるという民法の原則

    ・労働法制は全体のバランスを取っていることが多く、解雇法制が全体のバランスに影響を与える。
    →日本は「客観的に合理的な理由」「社会通念上相当」でないと解雇が認められない。一方で、業務命令により従業員をさまざまな部署や業務に異動させることができる。

    ・工場法=労働基準法の原型

    ・労働時間は「使用者の指揮命令下にあるかどうか

    0
    2024年06月22日
  • 2020年6月施行「パワハラ防止法」に完全対応 管理職のための ハラスメント予防&対応ブック―――トラブルを防ぐポイントを、まんがとイラストでわかりやすく

    Posted by ブクログ

    ハラスメント対策が中小企業においても必須となるいま、ハラスメントという言葉に対して漠然とした主観的なイメージから抜けられない担当者さんを時々見ます。この本を通してハラスメントについてのイメージともに、どんなことが求められているのかを掴みやすくなる感じました。
    恐れないためにも適切な対応について学ぶことが重要なのだと再認識させてくれます。

    0
    2022年03月13日
  • 社長は労働法をこう使え!

    Posted by ブクログ

    経営者側からみた労働法の解説本

    モンスター社員、ぶら下がり社員をいかにうまく退けるかというのがメインテーマ

    裁判官はプロセス重視なのでことを焦らず時間をかけてしっかりとした手順を踏むこと、経営者側がもつ最大の武器は人事異動であることなど経営者目線での戦い方が書かれていた

    同時に労働者側から見ての戦い方、経営者にとってなにが最悪のパターンなのか、労働法で守られているのはどの範囲までなのか等も学べる

    読みやすいし面白かった

    ただし著者は労務裁判において使用者側の弁護を専門とする弁護士であり、そのことは割り引いて読むべき
    また労働法の基礎知識があるほうが話が入ってきやすいので、先に労働法に

    0
    2020年05月26日
  • 社長は労働法をこう使え!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    弁護士から見た労働審判事例に基づいた内容。

    製造業を想定した現在の労基法。
    現在の職場環境では馴染まないことが多い。
    制度疲労状態。

    しかし、裁判所では今までの判例を元に判決は下される。
    裁判の厳しさがわかった。

    人件費削減のためのリストラ方法も、選定する職員を
    考え、リスクを最小限にして実施することが望まれる。

    会社を守る法律はない。
    それに尽きる。

    裁判にならないことが第一義。
    感情的にならず、リスク管理をしながら、
    淡々と実行することが求められると感じた。

    0
    2014年01月06日
  • 社長は労働法をこう使え!

    Posted by ブクログ

    経営者側から、労働問題を書かれている。労働法を理解し、公正な職場環境をつくろうとすることは、労働者にとってもめざすところである。

    0
    2012年11月25日
  • 社長は労働法をこう使え!

    Posted by ブクログ

    中小企業の経営者向けに書かれたものですが、ある程度労働法を勉強してから読んだ方が、よりこの本の良さが分かると思う。勉強になりました。

    0
    2012年06月20日
  • 社長は労働法をこう使え!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今までいくつかの労務関係訴訟の本を読んできたが、新たな見解を付け加えている本だった。給与を下げるときに、手当てを削る・給与規程を変えるというのは通常の手法であるが、著者はその危険性を説いている。
    自身の紛争経験から、具体的に解説をしている。

    0
    2012年05月08日
  • 社長は労働法をこう使え!

    Posted by ブクログ

    どんな法律でも完璧な条文なんて存在しない。
    ようは使い方。

    本著の中に出てくる僕らからみたらおかしいと思える労働者も
    上手く法律を使って立ち回っているとも言える。

    真面目にやってる人が損をしない社会になって欲しいものです。

    0
    2012年04月14日
  • 社長は労働法をこう使え!

    Posted by ブクログ

    【レビュー】経営者側からみた労働法という視点は斬新で、しかも大変分かりやすく書いてあった。
    【特記事項】
    ・就職したらトラブルを起こして解雇通知をもらい、仮処分を裁判所から取って給料をふんだくる、という生活をしている人が本当にいる。
    ・管理監督者には残業代を支払わなくていいが、いわゆる管理職=管理監督者ではない。これを多くの人は誤解している。
    ・NHKの受信料を集める人を判例は労働者と認めていない。
    ・仮処分後に経営者側が敗訴した場合、仮処分時に支払っておいた金額+敗訴したことによる給与相当額の両方を支払わなければならない。
    ・確実になくなる仕事のために契約社員を雇うなら、雇止めをすることは簡

    0
    2012年04月07日
  • 教養としての「労働法」入門

    Posted by ブクログ

    これが教養レベルなのかはよく分からなかったが(教養と言えるほどには身につかなかった)、トピックを一通り読めて、それぞれの成り立ち・思想、海外との比較などにふれられることはよかった。

    0
    2025年05月18日
  • 教養としての「労働法」入門

    Posted by ブクログ

    3.5。行政法とは少し、趣きが違う感じがしたが、対ドル通り共用として労働法が学べた。8時間労働の始まりや、日本で初めて週休2日を導入したのはパナソニックなど、興味深い内容が多かった。特にハラスメントや有休などは社会人が思いっきし関わる事なので、一通りこの辺りの知識は知っておいた方が良いと思う。

    0
    2024年03月13日
  • 2020年6月施行「パワハラ防止法」に完全対応 管理職のための ハラスメント予防&対応ブック―――トラブルを防ぐポイントを、まんがとイラストでわかりやすく

    Posted by ブクログ

    1冊ではね、分からなかったのでもう1冊読んでみました。
    パワハラだろうが、セクハラだろうが、ハラハラだろうが。
    相談された時の対処方法は、良く分かった。
    まぁ、研修とかマニュアルであることと一緒のことが書いてあるから。
    「考えているやり方とは違いが無いから、このまま行こう」
    と確認程度でしたが、それができるだけでも良かったかな・・・と。

    0
    2023年11月16日
  • 2020年6月施行「パワハラ防止法」に完全対応 管理職のための ハラスメント予防&対応ブック―――トラブルを防ぐポイントを、まんがとイラストでわかりやすく

    Posted by ブクログ

    顧客向けの実務マニュアルとしてはこのくらいのレベルで良いのだなということの確認。
    ハラスメント予防&対応の重要性と時代の変化に対する感覚は自分のそれとほぼ一致している。

    著者が現場でどんな仕事ををしているのか,同業者として見てみたいと思う。セミナーを受けたり著書を読むだけでは分からない競争優位性が見えるかもしれないから。

    0
    2021年12月18日
  • 社長は労働法をこう使え!

    Posted by ブクログ

    教科書的、お役所的な解釈とは全然違う、現実的な労働法との向き合い方。
    時間が解決してくれる…とか、しっかり話を聞いてあげる…とか、一見論理的でない対応だけど、そうそう実際こうなんだよね〜と思わずにいられない、身近な問題として捉えやすい書き方をしている。
    それでいて主要な判例もきちんと説明しているので、労務を専門としていない人向けとしてはよいのでは。

    0
    2021年11月16日