マルコ社のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1.心理学を勉強したくて、何冊かあさっていますが、人を操ろうと考えている人は何を考えて、どのようなところに目を向けているのかが気になりました。
2.この本は、まず心理学が日常でどのように生かされているのか、また、どのような歴史を辿ってきたのかを述べています。次に、人はどのようなプロセスを経て意思決定をしているのかについて、以下8つの法則で記しています
1.利得最大
2.公平性
3.返報性
4.一貫性
5.類似性
6.社会的証明
7.権威
8.希少性
これら8つの法則が原則だということを認識したうえで、相手の表情やしぐさをよく観察する。そして、それに合わせて言葉選 -
Posted by ブクログ
◆心理術の系譜
演説の最中で同じフレーズを何度も繰り返して語る「単純接触」。
→特定の刺激を繰り返しひとに与えることで、その刺激や刺激をもたらす人やモノに対する警戒心を解き、逆に好意を抱かせる。
ある目的に対して障害が多いほど、それを乗り越えて目的を達成しようとする気持ち「ロミオとジュリエット効果」
人がもっともらしい前提や選択肢を与えられると、それ以外の選択肢があるにも関わらず、与えられた選択肢の中だけで物事をはんだんしてしまいやすいという「誤前提暗示」
わかりやすく刺激的な短いフレーズを引用する「サウンド・バイト」。
→誰もがすぐに覚えられる、単純で響きのよいフレーズを繰り返すことで -
Posted by ブクログ
見た目やタイトルとは違い、比較的ライトで一般的な心理術の本。
基本的な型が掲載されており、それぞれのシーンでの使い分け方が紹介されている。目新しさはないが、このタイミングで読めて、再度意識したいと感じた。
以下参考になった点
・男性は成果、女性は行動(プロセス)をほめるとよい
・沈黙や「間」を敢えて取り入れる
・女性に相談されたら共感する
・名前を頻繁に呼んで新密度を増す
・デメリットを提示する(逆に信頼感を得る)
・軽く触れることは警戒心を解く
・二者択一式の問いかけをする(どちらかを選ばせる)
・過大な要求をぶつけて断られてから本命の要求を切り出す(人の罪悪感を利用する)
・コントラス -
Posted by ブクログ
人と接する機会が多くなるほど、大切だなと感じるのが、コミュニケーション力。
その関連として、いわゆる「心理学」に関する本がまた最近、話題になっているように感じています。
この本は、「他人を支配する」「黒すぎる」という魅惑的な?題名が気になったので、読んでみることにしました。
全体の流れとしては、心理学の歴史と適用の事例から始まり、行動に影響を与える基本法則、そして表情、しぐさ、言葉といったカテゴリーに分けて、相手の心理状況を読み取るノウハウ紹介へと展開していきます。
紹介されている内容は、これまでに読んだ関係書籍と重複している部分があるなと、感じました。
逆に言うとそれだけ、この分野ではオーソ