望月健のレビュー一覧

  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

    Posted by ブクログ

    認知症者に対するあらたなケア技法『ユマニチュード』
    ----------------
    p.28「ユマニチュード(Humanitude)」という言葉は1930年代から、パリに集まったフランス領植民地の黒人知識人たちが、自らの”黒人らしさ”を取り戻そうと起こした文学運動である「ネグリチュード(Negritude)」を起源に持ち”人間らしさを取りもどす”あるいは”人間の尊厳の回復”という意味を込めて、生まれた造語なのでそうです。
    ————————
    フランス人のイヴ・ジネストさんにより考案されたケア技法だ。

    基本技法としての、4つの柱
    1)見つめる
    2)話しかける
    3)触れる
    4)寝たきりにしない

    0
    2014年10月27日
  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

    Posted by ブクログ

    覚書
    ユマニチュードの4つの柱
    ①見つめる②話しかける③触れる④寝たきりにしない
    ケアレベルの設定
    健康を改善 健康を維持 付き添う
    立って体を拭くと筋肉が鍛えられ骨にカルシウムを定着させ呼吸機能が弱まるのを防ぐ
    介護移住
    特養を地方に整備すればコスト面でも都会の10分の1 衰退する地域の雇用創出や経済の活性化につながる
    介護能力の高い介護施設へのショートステイと適切な精神科往診を組み合わせれば精神科病棟への入院をせずに治療が可能

    0
    2018年04月12日
  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

    Posted by ブクログ

    youtubeで「クローズアップ現代」と「報道特集」の映像を見てから読んだのでわかりやすかった。認知症の母と接するうえで、この心構えと技術を生かせたらと思う。

    0
    2016年09月05日
  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

    Posted by ブクログ

    これから入門の本を読むための導入を意図しているのだろう。ユマニチュードの目を合わせる、触れる、ゆっくり話しかける、立つ、ポジティブなメッセージでコミュニケートする、が不自然な技法だというのがものすごくわかりやすかった。おそらく、

    0
    2016年08月14日
  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

    Posted by ブクログ

    ユマニチュードについての取材をもとに書かれた本。

    今まで読んだユマニチュードの本は、現場の方の書かれたものばかりだったので、「取材によってわかってきたこと」「取材を通して表現されたこと」は新鮮で興味深かったです。

    ユマニチュードは、哲学であり、技術である。

    人の尊厳を大切にしていることを、視線や姿勢、行動によって示していて、私もこの実践を続けていきたいと、改めて思いました。

    0
    2015年02月20日
  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

    Posted by ブクログ

    とても参考になる内容ではあったのだけど、この本で紹介されている例はアルツハイマー型認知症が主で、幻視や妄想のあるレビー小体型認知症の場合とか、うつ病も併発している場合など、より心理的精神的に大変な症状のある高齢者に対して、ユマニチュードのケアを行う上で工夫すべき点などはあるのかということにも触れてほしかった。
    また、基本は同じであると思うけど、看護師さんや介護士さんのようなあくまでも仕事として接するプロと、何十年にわたっていろんな感情をお互いが抱いてきた家族とでは、やはり違いはありそうだし…。そういう点も気になった。
    まあ、新書にそこまで期待するのは酷というものか…もっと詳しい本で勉強するべき

    0
    2019年07月31日
  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

    Posted by ブクログ

    ユマニチュードの紹介と介護業界の近況について書かれています。
    ユマニチュードについては紹介くらいの内容なので、深く知りたいのであれば、別の本の方が良いかも知れません。

    0
    2018年06月13日
  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

    Posted by ブクログ

    NHKクローズアップ現在で取り上げられた内容がもとになりまとめら絵rた本。
    ユマニチュードの基本は、高齢者との人間関係の見直し。①見る ②話す ③触る ④立たせる、歩かせるが基本。

    0
    2015年12月09日
  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

    Posted by ブクログ

    さいきん医療の現場で注目されはじめているらしい、ユマニチュード。「見つめる」「触れる」「話しかける」「寝たきりにしない」の四つの柱があるようです。
    こうやってひとをケアするときのテクニックを体系化することによって、ひと助けに対しておおきな情熱を持っていないひとでもひとをきちんとケアすることができるようになる、との話があって、そこはとってもバランスの取れた感覚やなぁと思った。
    ユマニチュード、今後どうなるんでしょうね、楽しみです。

    0
    2014年12月08日