鳥原学のレビュー一覧 写真のなかの「わたし」 ──ポートレイトの歴史を読む 鳥原学 趣味・実用 / カメラ・ビデオ 3.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ とても読みやすい本です。お堅い写真の作法を知らなくても読めます。 人間の「よく見られたい欲求」が時代時代の物差しによって変化していく経緯がとてもわかりやすく書かれています。 0 2016年10月31日 教養としての写真全史 鳥原学 趣味・実用 / カメラ・ビデオ 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 写真を学ぶ学生向けの本なので、写真の歴史が当時の社会現象を絡めてまとめられており、学生時代に暗室での作業をマスターし白黒写真を撮っていたので、非常に楽しく読めた.80年代までの話題では出てくる作家の名前に記憶のあるものが多かったが、古い時代や90年以降になると知らないものだらけだ.ただ、掲載されている写真には見た記憶のあるものばかりで面白かった.スマホ時代で膨大な量の映像が氾濫しているが、芸術としての写真の動向には注目するべきだと思った. 0 2022年02月16日 日本写真史 (下) 鳥原学 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ こちらは上巻に続き、1975年から2013年まで。 上下巻あわせて、日本の写真とその位置づけ、さらにはそれを取り巻く歴史が非常に整理されて記載されており、自分にとっては写真を撮る知識以外に非常に有益な情報が満載であった。 巻末の年表もよく整理されている。 0 2016年07月07日 日本写真史 (上) 鳥原学 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 3.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 日本における写真の歴史がとてもよくわかる。 本書は幕末から戦後復興、高度成長期まで(1974年までの120年間)のながれについて記されており、時代が下がるにつれ、見知った写真家や雑誌の名前が登場してくる。 下巻が楽しみだ。 0 2016年07月05日 日本写真史 (上) 鳥原学 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 3.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 世界の写真・カメラの歴史も踏まえつつ日本の写真史を上・下巻に凝縮。誰もがカメラを持つ今とはまったく違う、創世記の写真は、それこそ「魂抜かれる」の世界。 少し前まではカメラの前で笑うということすら難しかったんだなぁ。古い写真の紳士淑女はみんな硬い表情で直立不動。ここ30年くらいの写真・カメラの歴史は、リアルタイムで見てきただけに、「ヘェそうだったのね」が満載。『Santa Fe』『α7000』、アラーキー......、懐かしいなぁ。寺田寅彦が写真愛好家だったってのは、初めて知りました。 0 2014年01月19日 写真のなかの「わたし」 ──ポートレイトの歴史を読む 鳥原学 趣味・実用 / カメラ・ビデオ 3.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 肖像画からセルフィーまで、人は自分を撮りたがる! ポートレイトの歴史を辿りながら顔について、ファッションについて、自分の外見について、どのような意識があるのかを語る。自撮りとプリクラの章が面白かった。この本は10年くらい前の本なので生成AIで色々加工が進んでいる今はまた新しい知見がありそう。 0 2025年10月10日 写真のなかの「わたし」 ──ポートレイトの歴史を読む 鳥原学 趣味・実用 / カメラ・ビデオ 3.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 海外では誤ったボディイメージを持たせないためのモデルに関する法律があることを知って、驚いた。 ストリートとコレクションの境界は曖昧になっているのかもしれないが、やはり作り手の努力や知恵は侮れないと思う。 全体的にあっさりした筆致でした。 メディアは人間の本質を変えないことは、それでも印象的だったかな。 0 2017年06月05日 日本写真史 (上) 鳥原学 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 3.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 写真好きだが、体系だって写真の歴史は知らなかったので大変興味深かった。吉田ルイ子さんの本も同時に読んだので、シンクロ!ユージン・スミスがキーマンだったり、先日展覧会に行った植田正治が土門拳の現実主義に苦悩し家族写真という形で芸術的な作品を撮っていたとか、新たな発見がたくさんあった。 0 2014年02月01日 <<<1・・・・・・・・・>>>