立川志らくのレビュー一覧

  • 師匠

    しらくあり

    談志の理不尽と、不思議な筋の通しかたに、どこまでも付いていった弟子の姿に笑いながらホロリとしました。立川流の面々も豊富で、人脈と指導を受けていることが伝わります。「志らく百点」と共通する話もありますが、買って良かった、読んで良かった一冊です。
  • 師匠
    どこかの誰かが言っていたように、事実は一つだけど、その事実にどこから光をあてるか、で、その人にとっての真実になる。赤めだかを再読したくなりました。師匠、っていいですねえ。
  • 銀座噺 志らく百点
    立川談志がやるはずだった連載を立川志らくが引き継いで書いたコラムをまとめた本。銀座に関わる歌や人や街。人情味あふれる本。好きなコラムは藤山一郎氏。『東京ラプソディ』が聴こえてきます。楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京
    南伸坊氏の絵も可愛く素敵でした。
  • 落語進化論
    楽しく読ませていただきました。師弟関係への思いは共感でき、うらやましく思えます。そして落語のことを真剣によく考えていらっしゃることが、よく伝わってきます。プロフェッショナル意識に満ちた志らく師匠に十分に興味を持てる一冊。立川一門に注目。
  • 師匠
    こんな「師匠愛」に打たれるのは、昭和の人間だけかもしれません。でもテレビで活躍されている志らくさん、談春さんの若かりし頃の生き様が、心に刺さりました。寄席に足を運ぶ時間がなかなかないので、Spotifyで聞かせてもらいます。人は縁で人生が豊かになるということに、あらためて気づかされました。
  • 立川志らく まくらコレクション 生きている談志
    まくらだけを集めた本があるとは知らなかった。といってもたくさん出てるわけではない。志らくくらいになると確かに活字にとどめておく価値があります。どれも面白い。一頁に5,6箇所(笑)が入り、一つは(爆笑)になっている。実際にはドカン、ドカンという感じなんだろう。2006年から2014年までのマクラから活...続きを読む
  • 立川志らく まくらコレクション 生きている談志
    まくら集ですが、談志師匠ネタが多くて面白かったです。
    落語は最近はまった趣味で生きている談志師匠の落語は聴くことができなかったのですが、この本の中では生き生きと書かれていてまるでそこで二人の掛け合いがされているようでした。
  • 落語進化論
    ・落語の面白さは物語にはなく、狂気、業、非常識、ナンセンス、時にファンタジー、時にエロス。
    ・落語には物語のセオリーたる「起承転結」の「結」がない。盛り上がったところでいきなり終わる。あまりにくだらないゆえ物語の続きまで興味がわかない。
    ・表現すべきは非日常・非常識の世界。
    ・落語には江戸の風が吹い...続きを読む
  • 落語進化論
    立川流にたっぷり興味がある人は面白いでしょうねぇ。
    また、
    こんな 落語(落語家)の楽しみ方もあるのや、
    と 思える人も楽しめるかな。
    でも、
    「落語は理屈や無い」
    と思い込んでいる人は
    全くだめでしょうね。

    私は
    はい
    まぁ、それなりに
    楽しませてもらいました。
  • 志らくの食べまくら
    立川志らくの食べものにまつわるエッセイ集。とはいうもののだいぶ偏食のようで、好きなものには一家言あるが、嫌いなものも数多しって感じ。読んでも、この店行きたいとかこれ食べたいという気になるものはあまりなし。
    実は志らくって性格がひねてそうで特に好きでも何でもないんだけど、好きなアイドルがどんぴしゃで合...続きを読む
  • 落語進化論
    折に触れて落語関係の本を手にするのだが、結果的に読んでいるのは立川流のものばかり。やっぱり立川流が好きなのかな。
    志らくさんの落語は10年くらい前に双蝶々を生で聴いただけなのだが、今はどれだけ「進化」しているのか気になります。