益子悠のレビュー一覧

  • 夜になると僕は(4)

    Posted by ブクログ

    大好きだった姉が陵辱され、殺された。まだ中学生だった。犯人たちはすぐに捕まったが、少年法によって何もかも保護されたまま。それから8年、大学生になった望月和は、ひっそりと姉の復讐計画を進める。それは、彼が手に入れた夢のような能力を使った完全犯罪。目的はただ一つ。3人の加害者に反省させること。“夢”のサスペンス。

    主人公が獲得した特殊能力は、眠ると幽体離脱したようになり、時速20km/hていどの速度で移動できる。また、自分の身体に能動的に触れた人物に対し、その人物の夢の中に入ることができ、夢を通じて、その人物の現実の肉体に影響を与えられる。たとえば、夢の中で虫歯を抜くと、現実でも抜けている。

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    2025年12月14日