高田衛のレビュー一覧
-
主人公の祐天が生き生きと描かれていることに併せ、家宣の正室・天英院の祐天への信頼と、信仰が明らかになっており、たいへんに参考になりました
-
浄土宗祐天上人のお話し。
累ヶ淵の祐天上人といえば分かり易いだろうか。
この方の凄いところは、当時抑圧されていた、女性、子供、さらには追善供養の対象でなかった赤子、水子までも普く救済の手を差し伸べ、もし感応せずば神仏までも踏み破ろうとする。
なぜか?
目の前の人をなんとか助けたいという、菩提心、大...続きを読むPosted by ブクログ