木村靖二のレビュー一覧

  • 第一次世界大戦

    Posted by ブクログ

    もちろん不勉強が原因なのだけど、学校で教わる「オーストリア皇太子がセルビアの青年に暗殺され云々」のイメージが強すぎるあまり、その意義が今ひとつ理解しにくい第一次世界大戦。あらためてこういった本を読むと、バルカン半島の紛争を当時のヨーロッパ列強のヘゲモニー維持のための論理にすりかえることで始まったこの大戦で、一体何が変わったのか、そして現在まで何が変わっていないのかがよく理解できる。砲弾の大量製造を支える工業化を推し進めるべく国家の社会への介入傾向が強まったこと、アメリカが民主主義擁護の旗印の下に参戦し列強中心の価値観を組み替えたことなどは、この戦争を契機として新しく起った事態でありその後の世界

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    2014年09月18日
  • もういちど読む 山川世界史 PLUS ヨーロッパ・アメリカ編

    Posted by ブクログ

    教科書なので、さすがに長かったけど、、、
    第一次世界大戦、近現代史は、スリル満点で一気読みだった。
    アメリカもドイツもイギリスも、そして日本も、100年単位で見れば、侵略したり奇襲、略奪、大量虐殺をしてきたわけで、、、
    今のウクライナ侵攻に関するプーチンの言い分は無茶苦茶ではあるが、歴史上は、「こんなこともあったんだな」と再認識させられた。
    やはり、戦争は罪深い。。

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    2022年04月17日