高柳佐知子のレビュー一覧

  • 「赤毛のアン」ノート

    Posted by ブクログ

    『赤毛のアン』を中心に、モンゴメリ作品の魅力を語り尽くす。かわいいイラストと、引用と、筆者自身の思い入れエピソードたっぷり。

    研究とか考察とかいったものではなく、ファン目線の本です。
    それだけに、私なんてアンファンレベルは三級…"たしなむ程度"でありながらも、「だよねだよね、いいよね~、わかるわかる…!」と共感・同調でき、それによるアン愛増幅効果もあり、ファン快楽(のひとつの形)を存分に味わうことができた。

    ファン的な意味での「好き」という気持ちを、こんな本にするという形で昇華できるって、簡単そうに見えて難しいというか、ガッツが要るよなあと思う。まあこの本の場合はプロの

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    2019年03月16日