「海外で働こう」
日本人の良さを生かした海外での働き方。
世界へ飛び出したビジネスマン25人へのインタビュー。1人10ページ程しか割けていない為、もう少し人数を絞っていいかと思いますが、皆が言う海外で働く意義は良く分かりました。
海外でやっていないビジネスを行って成功した人は、勿論、日本人ら
...続きを読むしさを活かして成功した人の考え方は興味深いです。
海外で働く上で海外の文化を理解するのは大切です。しかし、理解する事を優先し過ぎて、日本人の性質を押し殺してしまってはもったいない。日本人のように勤勉で礼儀正しく相手を思いやれる人種は珍しいのだから、このマイノリティを活かさない手はないのだ。本当にそう思います。
気になったサービスは、優秀な人材をデータベース化するもの。ビジネスマンは勿論、職人など世界で必要とされている人々または企業向けにデータベースを構築しようとする発想は応援したいですね。そして、数年後、活用したい。
寿司職人や伝統工芸職人など日本文化を高められる人々に世界で活躍する場を提供出来れば、彼らはきっと日本の評価を高めてくれるはず。そうすれば、給与など決して環境が整っていない、伝統工芸で言えば販路や人材育成などの問題もある、日本に良い焦りを与える事が出来ると思います。どんどん優秀な人材が日本を離れて行けば、環境を良くして彼らを引き止める必要が出ますからね。これは、ビジネスマンや就職学生にも言えます。
しかし、良いことばかりではないかも知れません。ネガティブになり得るのは、競争が高まること。このデータベース化が実現すると、日本から世界へもあれば世界から日本に人材が来ることも俄然多くなりますよね。すると、日本にいる学生や職人は、レベルの高い競争に巻き込まれる訳で嫌かも知れません。
私は生きていく上で競争はどこにでもあり、自分の糧になるから好きと言うか受け入れているのですが、これはなかなか割り切れない問題となり得る。しかし、結局は自分次第なので、競争が激しくなったらやるしかないのです。
話は逸れましたが、海外で働きたい人は手始めに読んで見るのはありです。1人10ページくらいなんでさらっといけますw