苅田章のレビュー一覧

  • NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

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    臨死体験、生まれかわり、透視、テレパシーをNHKスペシャルが真正面からルポ。米情報公開法により、かつてCIAと陸軍が超能力スパイに2000万ドルもの予算を投じていた事実が9万ページもの公文書で証明された。本書帯には科学VS超常現象とあるが、超常現象にどこまで科学が追いついたかを検証するといった方がピッタリくる。超常現象の方が、科学の遥か先を行っているなと思ってしまう内容。

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    2014年06月01日
  • NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

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    超常現象の有る無しを云々する本というよりは、超常現象と言われる何らかの現象を、科学的に解明しようとする科学者たちを追うドキュメントです。NHKでTV放映したものの書籍版です。
    このNHK出版のこういうドキュメントってとっても面白いので好きです。これも表紙だけ見るとオカルトの本みたいですが、あくまで科学的に解明する事を主眼としているので、基本盛り上がる部分は無いです。
    心霊や超能力が何らか人間の脳の動きによって引き起こされる部分が有るのではないか。それを数十年に渡って調査し続けるのはすごい精神力です。胡散臭く思われるのはとても辛い事ですからね・・・。
    ユリゲラーは実はリアルタイムではないのですが

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    2020年12月11日
  • NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

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    超常現象を科学的に解明しようとしている科学者を取材している。超常現象の99%は間違いだが残された1%には説明がつかない現象がある。量子論が超常現象と関係しているかもしれないという。量子もつれが人間の意識と影響をしているという仮説だ。

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    2018年10月20日
  • NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

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    第1部では、心霊現象、幽霊、死後の世界、生まれ変わり、第2部では、超能力、テレパシー、人の意識へと展開される。

    全体を通して、出来る限り、先入観を排除して科学的なアプローチを取りながら、分析をしようという意図は理解できる。

    1部は、人間の脳が作り出す幻影?がある程度の説明になりそうではあるが、「生まれ変わりの子供たち」では、なかなか証明ができない。最後に、アメリカ、アリゾナ大学の意識研究センター所長のスチュアート・ハメロフ博士の「人が普通に生きている状態では”意識”は脳の中に納まっています。しかし、心臓が止まると、意識は宇宙に拡散します。〜患者が蘇生しなければ、その情報は宇宙のなかに在り続

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    2018年08月16日
  • NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

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    以前、NHKスペシャルで超常現象をテーマにした物が放送されると聞いたことが有ります。
    ちょっと興味を抱いたので録画してみてみようかとも思ったのですが、結局それっきりでまだ見ていません。

    さて、本書の方ですが、この番組のメーキング物となり、制作の舞台裏や制作者個人の超常現象に対する思い等が書かれています。
    またそれ以外に、第2次世界大戦終終結まもない時期から現在に至る超能力・超常現象研究の流れに触れており、現在の技術で超常現象を解明しようとしている科学者たちの様子も知る事ができるものとなっています。


    超常現象について、個人的には、人類はこの宇宙の全ての謎を解き明かした訳ではないと言う絶対的

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    2015年01月20日
  • NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

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    超常現象を科学で解明したいと研究しているうちに、意図していなかった方向で大発見が生まれた話には驚いた。世界には科学で証明できない超常現象がまだまだ沢山あるが、それをどうにか証明しようと研究する事で科学の進歩に繋がっていく。だから超常現象を真っ向から信じすぎるのも、逆に疑って錯覚だと無かった事にするのも進歩に繋がらない。この本の中で、「この現象はこういう科学的根拠があった。」と言い切られているものは無かったけれど、それはまだまだ人類の科学がそこまで追いついていない証拠なのだと思った。

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    2014年06月17日
  • NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

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    超常現象に真摯に取り組む科学者の姿勢が印象深い。現状では理解できないことも、理解しようと追求することで、新たな発見ができ、とんでもない進化をもたらす。今後の研究成果が楽しみだ。

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    2014年05月31日
  • NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

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    超常現象を検証している科学者たちが出てきて、それに対する様々な仮説も紹介されていた。どれも面白くロマンはある説ばかりだったが実際に証明されるのには相当な時間がかかりそうと思った。

    特に面白いと思ったところとしては、生まれかわりの章にあった宇宙を通じて意識が移動してる説と、最後の章の予知の実験のところ。

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    2023年07月04日
  • NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

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    新しさはあまりないアプローチだった。
    脳を器質的に調べるのは基礎研究として大事だが、
    若干怪しい科学実験もやってみてはほしい。

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    2016年05月28日
  • NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

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    NHKが取材し編集した割に科学的読み物としてもエンターテイメント性のあるオカルト系読み物としても新たな知見や面白さ感じられない残念な作品であると感じた。ただし、人間の意識の繋がりと量子論との話は興味深く、この2点についてより詳しく調べてみたいと思う。

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    2014年09月17日
  • NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

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    NHKスペシャルで同番組を見て、大変面白かったので手にとってみた。超常現象に対するフェアなアプローチは極めて共感。わたしも基本的には、全く同じスタンス。
    書籍としては面白いのだが、基本的にはテレビと全く同じ内容で、特に詳細な内容が語られているわけでも無く、だったら映像の方がインパクトがある、といった感じ。活字ならではの掘り下げが欲しかった。
    内容的には、何よりも乱数発生器の偏りが人の意識によって偏るという下り。量子論との絡みも、何かの可能性を感じさせる。

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    2014年09月09日
  • NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

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    ●:引用
    ●超心理学の第一人者であるレイデン博士は、この点、非常に謙虚だった。「この分野の科学的研究が系統的に始められてからおよそ130年になりますが、私たちはいまだにオムツをしているか、オムツが取れる程度の初期段階です。しかしある程度は進歩してきました。(略)
    ●しかし、もう一度繰り返しておくが、超能力を持つと称し、それを悪用する人がいるとしたらそれは絶対に許されない。それを防ぐためにも、私たちは、超能力が本当に存在するのかどうか、科学の力で見極めるようにならなければならない。第二部で取り上げたのは、うそとトリックにまみれてしまった”超能力”の世界から一線を画し、人間に備わった未知の力として

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    2014年08月23日