苅田章のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
超常現象の有る無しを云々する本というよりは、超常現象と言われる何らかの現象を、科学的に解明しようとする科学者たちを追うドキュメントです。NHKでTV放映したものの書籍版です。
このNHK出版のこういうドキュメントってとっても面白いので好きです。これも表紙だけ見るとオカルトの本みたいですが、あくまで科学的に解明する事を主眼としているので、基本盛り上がる部分は無いです。
心霊や超能力が何らか人間の脳の動きによって引き起こされる部分が有るのではないか。それを数十年に渡って調査し続けるのはすごい精神力です。胡散臭く思われるのはとても辛い事ですからね・・・。
ユリゲラーは実はリアルタイムではないのですが -
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Posted by ブクログ
第1部では、心霊現象、幽霊、死後の世界、生まれ変わり、第2部では、超能力、テレパシー、人の意識へと展開される。
全体を通して、出来る限り、先入観を排除して科学的なアプローチを取りながら、分析をしようという意図は理解できる。
1部は、人間の脳が作り出す幻影?がある程度の説明になりそうではあるが、「生まれ変わりの子供たち」では、なかなか証明ができない。最後に、アメリカ、アリゾナ大学の意識研究センター所長のスチュアート・ハメロフ博士の「人が普通に生きている状態では”意識”は脳の中に納まっています。しかし、心臓が止まると、意識は宇宙に拡散します。〜患者が蘇生しなければ、その情報は宇宙のなかに在り続 -
Posted by ブクログ
以前、NHKスペシャルで超常現象をテーマにした物が放送されると聞いたことが有ります。
ちょっと興味を抱いたので録画してみてみようかとも思ったのですが、結局それっきりでまだ見ていません。
さて、本書の方ですが、この番組のメーキング物となり、制作の舞台裏や制作者個人の超常現象に対する思い等が書かれています。
またそれ以外に、第2次世界大戦終終結まもない時期から現在に至る超能力・超常現象研究の流れに触れており、現在の技術で超常現象を解明しようとしている科学者たちの様子も知る事ができるものとなっています。
超常現象について、個人的には、人類はこの宇宙の全ての謎を解き明かした訳ではないと言う絶対的 -
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Posted by ブクログ
●:引用
●超心理学の第一人者であるレイデン博士は、この点、非常に謙虚だった。「この分野の科学的研究が系統的に始められてからおよそ130年になりますが、私たちはいまだにオムツをしているか、オムツが取れる程度の初期段階です。しかしある程度は進歩してきました。(略)
●しかし、もう一度繰り返しておくが、超能力を持つと称し、それを悪用する人がいるとしたらそれは絶対に許されない。それを防ぐためにも、私たちは、超能力が本当に存在するのかどうか、科学の力で見極めるようにならなければならない。第二部で取り上げたのは、うそとトリックにまみれてしまった”超能力”の世界から一線を画し、人間に備わった未知の力として