西川潤のレビュー一覧

  • 新・世界経済入門

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    ☆世界経済の現状

    ・世界人口
    産業革命で人口爆発が起こった。今後も増加していき、100億人に到達する予定。

    ・食料問題
    量自体には問題がないが、それが合理的に配分されていない。先進国では余っているし、途上国には足りていない。その不均衡を正す必要がある。

    ・エネルギーと資源
    枯渇資源(鉱石、燃料)は、技術の発展と省エネルギー化、新たな資源発見によって採掘可能年数が伸びているから、そこまで大きな問題ではない。

    問題なのは、非枯渇資源(森、水)。短期的な利益ばかりを求め、過剰に取ってきたせいで、再生不可能なレベルになっている。これは、地球環境と私たちの生活に大きな影響を与えかねない。(温暖化

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    2019年04月17日
  • 新・世界経済入門

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    幅広く、丁寧に世界経済について書かれている。
    ただ、その分内容としては浅いかもしれない。
    それでも大ざっぱに世界経済を見通すうえでは、参考書となる本だ。

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    2014年11月24日
  • 新・世界経済入門

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     大学(院)時代の指導教員の最新著作です。大学に入った20年ほど前にも、この改訂前の版を読みましたが、圧倒的に改定され、資料やデータ量が豊富になり充実した印象をもった。と同時に、本書を読んで世界経済がこの20年で大きな変動を経験したのだという思いを新たにした。

     僕は著者(指導教員から)いろいろ学んだが、「多様性」の重要さと「楽観的にとらえる」ことが自分にとって大きな訓示となっている。著者の本は、如何に深刻なそして悲惨な事柄を詳述していたとしても、最後には「なんとかなるよ」的なメッセージが含まれていた。しかし、本作に限ってその楽観的なメッセージは見当たらない。それだけ、日本を取り巻く世界経済

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    2014年07月21日
  • 新・世界経済入門

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    今日の世界経済における基本的な諸問題について知れる本。

    経済学の本でありがちな貿易や投資といった話題だけでなく、食料、人口、エネルギー、資源、環境、軍事など幅広い話題を扱っていて初学者には参考になると思った。

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    2022年05月06日
  • 新・世界経済入門

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    グローバリゼーションをキーワードに、現代世界経済の変遷と概観が幅広いテーマにわたって記述されている。終章では進行する軍事化と非営利組織の活動について言及し、我々が今を考える視点を与えてくれる。

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    2014年08月03日
  • 新・世界経済入門

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    世界と現状を包括的に、しかもやや私見も交えて(決して押しつけがましくはなく)述べられた内容は、読みやすく、面白かった。
    今後の世界の在り方は、当たり前といえば当たり前の方向性なのですが、なぜ人類は思うように進めないのでしょうか。

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    2014年05月22日
  • 新・世界経済入門

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    ・国際収支−?経常収支(貿易収支、所得収支、移転収支)?資本・金融収支(直接・間接双方で対外投資、対内投資のバランスを示すもの)
    ・72の法則―年1%複利の場合72年で倍増、年2%で36年、3%で24年で倍増
    ・安倍政権は「異次元」の金融緩和、「大盤振る舞い」の財政政策により、円安株高を導き、大企業の輸出主導型繁栄を通じて、そのおこぼれを国民にわかち与える古典的なトリクダウン政策をとっている。そのつけは、国民への増税、TPPなどの経済自由化による雇用市場の不安定、地方と一次産業のさらなる衰退、そして国債増発による将来世代へのつけまわしとなってあらわれる。また、日本国憲法の国家主導型への改悪、原

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    2018年11月04日