熊谷亮丸のレビュー一覧

  • 世界インフレ襲来
    著者は大和総研チーフエコノミスト。

    初版2011年9月。

    今、世界経済はインフレへ。

    エコノミストが今後のグローバルな経済・金融情勢を展望する。
  • この一冊でわかる世界経済の新常識2022
    2021年ももう少しで終わる。この時期になると来年の経済はどうなるという本が出始める。




    日本経済はどうなるのか。「人の話を聞く」を売りにしている岸田文雄内閣だが、果たして聞いたことを政策にして実現できるのかな。





    「2022年も不確実性が大きい日本経済の先行き」としている。確かに、コ...続きを読む
  • ポストコロナの経済学
    なぜ共産主義が復活したのか。
    1.モラルハザードは、AIの発達によって克服。
    2.需要の読み違いは、ビックデータの活用により克服。
    ポストコロナの時代に主流となるデータ付加価値の源泉となる経済の仕組みは共産主義と非常に相性がいい。
    これらの主張は野口悠紀雄も同様なことを言っていた。
    次の覇者は中国な...続きを読む
  • ポストコロナの経済学
    熊谷氏の解説は、テレビを拝聴しても、書籍でも、非常に論理的でわかりやすいと感じています。

    本書は、まず第1章で新型コロナとの向き合い方について述べられています。対策案として挙がる消費減税、所得補償、コロナ国債などについての意見がまとめられています。

    著者が反対意見を持つ事柄についてはその理由を明...続きを読む
  • ポストコロナの経済学
    上梓からやや時間が経過しているので、現状には必ずしも合致しない。が、全体の方向性としては合っているし、そこに至るロジックからは学ぶべきところがある。
  • ポストコロナの経済学
    戦後最悪の不況をもたらしつつある新型コロナウイルス。それは今後、世界経済に劇的な構造変化を引き起こす。ポストコロナ時代に予想されるグローバルな構造変化を読み解く書籍。

    新型コロナウイルス感染症が収束しても、“元の世界”は戻ってこない。感染症の拡大とグローバリゼーションはセットであり、近年の地球環境...続きを読む
  • この一冊でわかる世界経済の新常識2021
    米国、EU、中国、新興国、日本それぞれの懸念と期待値がわかりやすく解説されている。それぞれ国内市場の拡大を目指す中、グローバルサプライチェーンが鍵を握っている。世界全体を押し上げていく仕組みができたらみんなハッピーになる世の中になると思った。世界共通のコミュニケーションツールであるSDGsの目標達成...続きを読む
  • 世界インフレ襲来
    本書は、2011年9月に発行されている。
    「東日本大震災の影響を踏まえた上で、今後の日本を中心とするグローバルな経済や金融市場を展望し、わが国がとるべき政策対応に等について考察し」ている。
    基本的メッセージが冒頭にまとめられている。
    「?世界経済の潮流が着実に『インフレ』へと向かうなか、わが国の『デ...続きを読む
  • この1冊でわかる 世界経済の新常識2017
    米国大統領選挙後にすぐに発刊されて、トランプ新政権についての言及もなされていた点参考になった。

    第一章の米国経済の部分は興味深いと思った。米国経済の状況と今後の見通しが20ページほどでまとまっており、米国のマクロをざっと概観できる点有用だった。

    ところどころ難しい部分があるため、経済の基礎知識が...続きを読む
  • 世界インフレ襲来
    輸出産業が日本を支えているとの観点から「円高=悪」という先入観があったが、ひとえにそうは言えないものだなぁという気づきがありました。
    確かに考えてみれば、円が高いということは日本が買われていることであり、日本が評価されているということに他ならないと認識。逆に、これだけ負債を抱えながら、円安が止まりま...続きを読む
  • 世界インフレ襲来
    ■インフレ
    1.100年の金融危機を検証すると「1.金融危機発生→2.財政赤字拡大→3.インフレ圧力昂進」というパターンが見られる。
    2.政治指導者が代わる可能性がある年は、世界の経済成長が高まる傾向がある。政治家が選挙対策のため、「大判振る舞い」の景気対策を打つことが多いからだ。