北沢大輔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
出だしは非常に面白かった。
19世紀ロンドンの貧乏貴族の青年。
彼が地下室で発見した全裸の少女は曾祖父の残した錬金術の賜で、そのために次々と騒動に巻き込まれ、挙げ句の果てには自分の将来を駆けて、80日で世界を巡ってあるものを回収しないといけなくなって……という展開。
テンポよく物語に引き込まれた。
けれど、旅に出てからがいただけない。
設定の不備というか、辻褄が合わないことがいろいろ出てきて気になってしまった。
例えば、味方はずの女性が青年を追いかける刑事の手助けをしてしまうとか、
目的地のすぐ近くまで来てるのに、ちゃんとそれをわかってないとか。
いったいどこに向かってるんだって思うよね。