杉本裕明のレビュー一覧

  • ルポ にっぽんのごみ

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    「ハイ 今日カラレジ袋ハ アリマセン」
    ある写真家さんがライフワークとしてバリ島へ行かれた
    昨年('99年)のお話だそうです。
    いつものように いつものホテルに宿をとり
    いつものように いつものお店で買い物を終えて
    支払いを済ませたところ
    上記のような言葉を笑顔と共に投げかけられた
    そんな記事を目にしました
    バリ島では、そのようなことは日常茶飯事であるらしく
    大いに考えさせられたという記事でした

    さて 本書です
    一枚のレジ袋、一本のペットボトルが
    廃棄された瞬間から
    3/11の災害が始まった瞬間からの
    「にっぽんのごみ」を
    徹底して追いかけていった
    貴重なルポルタージュ

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    2020年07月17日
  • ルポ にっぽんのごみ

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    ゴミの今がわかる大変重要な本だった
    法作成の裏側も記載されており今までの考え方の流れがよくわかったゴミの今がわかる大変重要な本だった

    最新の考えは3Rより2R。
    リサイクルはお金がかかりすぎる

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    2019年09月26日
  • おしゃべりな足指

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    【世の中を動かすエネルギー】
    私は社会福祉士養成通信講座を受講中である。通信講座とはいえスクーリングや実習がある。先日のスクーリングは実習先について学ぶことがテーマだった。今まで関わったことが無い身体障害者が多くいる施設で実習することになり、極めて初歩的な現場と職種についてのテーマについて準備することになった。その際に講師より勧められたのが読むきっかけである。

    障害者福祉に多大な良い影響を与えた人物が札幌にいたことに驚き、今まで多くの新聞やテレビで取り上げられていたことを知らなかったことを恥じることになる。脳性麻痺で足でタイプライターを入力するレベルの不自由を持つ人が当たり前に生きる

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    2018年08月23日
  • ゴミに未来を託した男 石井邦夫伝

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    し尿の処理から始まり、産業廃棄物処理の世界で大活躍した人の話です。ちなみに産業廃棄物処理は資源循環産業というらしいです。血液に例えて静脈産業とも。原発の話でも日常生活でももっともっと脚光を浴びても良い業界だと思うのですがどうでしょうか。

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    2021年12月27日
  • ルポ にっぽんのごみ

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    日本のゴミ行政の持続可能性を当時最新のデータで概観した本。
    2015年の本だけど、ごみ行政を俯瞰してみられて、今のタイミングだから内容を理解しながら読み進められた(ただしすげえ時間がかかった)

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    2021年09月05日
  • ルポ にっぽんのごみ

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    リユース業者に廃棄物運搬業の許可を取る必要があるけど、実は取られないとは不思議だ。カフカの小説のようなパラドクスと思う。

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    2021年08月18日
  • ルポ にっぽんのごみ

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    「ゴミの行方」をテーマにしたルポをもとにまとめられた1冊。不法投棄問題やリユース会社の成長、輸出された中古品の扱い、核のゴミと言われる放射性物質、また国と自治体と関連企業とのかみ合わない三角関係の図式、中国との再生資源の奪い合い、不可解な経緯をたどってきた法制度の問題点など、ゴミにまつわる様々が分かりやすく浮き彫りにされている。身近なテーマであるだけに、興味を持って読んでもらえれば思う。

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    2016年04月10日
  • ルポ にっぽんのごみ

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    「ごみ」にもいろいろ種類があって、家庭から出る生ごみもあれば、原発から出る放射性廃棄物もあります。
    そういった様々な「ごみ」についての現状、おもに「リサイクル」「リユース」「リデュース」のいわゆる3Rの視点から書かれた本です。

    この本によれば、「ごみ問題の解決には、意識の改善が必要」だが、「意識の改善は難しい」だから「ごみ問題の解決は難しい」とのことですが、適切なインセンティブを用意すれば、劇的に改善する可能性はあるように思います。
    ただ、そのインセンティブが思いつかないんですけどね…。

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    2016年02月02日
  • 武田邦彦はウソをついているのか? 日本人の環境問題の常識を覆す熱闘論

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    うん、こーやって話し合うことが大事。
    研究って全てが正しいわけじゃないんだし、様々な意見が出るんだよ。
    それを一方通行にしてるのがいけないこと。
    しっかり話し合うべき。
    議論すべき。

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    2009年10月07日
  • ゴミに未来を託した男 石井邦夫伝

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    石井 邦夫氏は1980年代初頭から、市川環境エンジニアリングという会社の社長として国内でも最先端のプラスチックリサイクルに取り組んだ、その先駆者である。同氏は2018年に志半ばで若くして他界。享年60代前半だった。本書は、その半生を綴ったもの。

    私は本書を読むまでよく知らず、とある仕事でプラスチックリサイクルなんて本当に必要なのか。亀の鼻にストローが刺さった画像が動物愛護団体に取り上げられ、プラスチック悪しきというムードが増長しただけなのではと。そう思いながら文献を漁っていて辿り着いたのである。

    結局、プラスチックやその他廃棄物から固形燃料(RPF)や高品質ペレットの製造に注力し、ペレット

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    2025年06月09日
  • ルポ にっぽんのごみ

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    2015.7刊 著者は2014年まで朝日新聞の記者。
    日本のごみ、家庭からのごみ、産業廃棄物、リサイクルの現場、バイマス発電、などの現場をルポ。

    環境省は2001年に環境庁(1971年創設)から昇格。それに伴い廃棄物行政は厚生労働省から環境省へ。
    ごみ法案は、産業界とリサイクル業界の圧力というか調整があり、環境省発案の法令も経済産業省との調整で微妙に変化してゆく、のがわかった。

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    2016年07月10日
  • ルポ にっぽんのごみ

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    ゴミが右肩上がりで増え続けた頃、自治体は焼却施設と埋め立て処分場の整備に力を入れた。しかし、バブルがはじけ、経済活動の停滞でゴミが減り、リサイクルが進展し、実はゴミの排出量は減少している。ゴミの排出量は2002年度の5,161万トンから2013年度は4,487万トンに減ったが、焼却能力は1割しか減っておらず、2013年度の焼却能力は実際の焼却量を4割以上も上回っている。ゴミ焼却施設が過剰となる時代が到来しているという事実は、かなりの勢いで驚きである。また、昨今では、リサイクルのためペットボトルを求めて激しい入札競争が繰り広げられている。隔世の感。ちょっと目を離している間に世の中が大きく変わって

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    2016年01月21日
  • 環境省の大罪

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    元環境相担当の朝日新聞記者による「環境マインドなき」環境省と環境官僚の事態を暴くことを趣旨とした本。
    原子力規制庁が環境省の所管となったことで環境省の予算は大幅に増えたが、それは「子どもに1万円札を与えるようなもの」と指摘している。
    あまり意味のないような「国民運動」などに莫大な予算を投入する地球温暖化対策など、確かに著者の指摘するような環境省の問題はあると感じた。ただ、ちょっと環境省を悪く描きすぎではないかという気もした。環境省=悪という前提でいろいろなことを解釈しているような印象を持った。また、ここで取り上げられている問題の多くは、環境省に限らず、他の省庁、ひいていえば、民間企業を含め比較

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    2014年08月24日
  • 武田邦彦はウソをついているのか? 日本人の環境問題の常識を覆す熱闘論

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    武田氏と13人のパネリスト、そして多くの市民による白熱の激論。環境問題に一石を投じた武田氏もパネリストの反論にたじたじの場面もあった。物事は多様な視点で見直せば様々な側面をみせるし、データ一つをとっても出所の違いで数値は大きく変わるということだ。武田氏の説も全てを無批判に鵜呑みにするわけにもいかないということ。ただシンポジウムに受けて立った武田氏は敬服に値する。パネリストには環境省のお役人もおり、今後の環境政策に大いに貢献したと確信する。

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    2012年08月01日
  • 武田邦彦はウソをついているのか? 日本人の環境問題の常識を覆す熱闘論

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    うーん。

    個人的に読んでいて、テンションが下がる本でした。。

    これからの環境のことや、行き方を …

    もっと高いレベルで話されているのかと思ったのですが…

    「個人個人が、いろんな情報をうのみにせず、ちゃんと理解して、考えるってことが大事」
    ということを、学びました。

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    2009年10月04日