あさのますみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
スカイツリーを見上げる下町の片隅にある、架空の商店街の物語、第2弾。
ファッションビルにテナントが入っている、とか、お菓子の箱にケーキのアソートが入ってる、とか、アンソロジーによってイメージはそれぞれだが、やはり、これはまぎれも無く商店街なアンソロジーだ。
家族や親戚のような、血の繋がりでもあるような不思議な統一感。
他のお店の話題が出たり、人物が出たり、ひとつの世界を作り上げている。
中でも伊藤米店のおにぎりの人気ときたら、スカイツリーもうらやむくらい?
幽霊が出たり、逃亡者が立ち寄ったり、商店街の人々に見守られて幕が下りたり、小さな事件を繰り返しながらも生活は続いていく。
どれも良かった -
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Posted by ブクログ
主に幼少時の思い出を綴ったエッセイ集。
「カレンダー」のおばあちゃんの留守電「……ますみ、元気だか?」にちょっぴり切なくなったり。
「ブルーヒップ」のドラクエIIIの冒険の書が三つとも消えてしまったことににやにやしたり。
「祖父との思い出」でお見舞いに行くとおじいちゃんが必ず幼児番組を見ていた理由にほろっと涙が出てきたり。
春に就職してから、毎日の仕事に精一杯でした。このエッセイ集は著者の思い出ですが、読んでいて私も似たようなことをしていたなとか、自分自身の小さな頃のなんでもない、だけど大事にしたいことを思い出すきっかけにもなりました。ほっこり温かい気持ちになれました。
巻末には著者が執 -
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