高峯一愚のレビュー一覧

  • カント講義

    Posted by ブクログ

    カントの三批判書を一冊で解説せんとする試みが成功したのは本著だけではないだろうか。
    カントが語る人間が知り得ること、すべきことを簡易な例を用いながら、丁寧に伝えている。
    やや古い日本語遣いの印象を免れないが、それは本著の評価を下げることでなく、本著の功績が現代に至っても輝き続けていることの証左である。

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    2024年08月21日