平野拓也のレビュー一覧

  • 大蔵省元相談官 酷税 驚愕のしくみ(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    90年代末の発刊。

    当時のバブルの発生から小渕政権時の、税制の問題点を鋭く解説してる。
    さすがに、現在では古びてる点あるが、今でもなお活かされるべき点は多い。

    個々の主張はもっともな点も、?のつくものもあるが、日本の政府の変革の遅さには驚くばかりである。
    著者が心配してるように、このまま公共事業を続けていると亡国の道を歩いて行くばかりだ。
    その点では、民主党政権の失敗は返すがえすも残念である。
    先祖返りをした日本が、自民党とともに滅ばんことを切に願う。

    それにつけても、省益を至上命令とする官僚退治はどうすればいいのか、処方箋がわからない。

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    2014年03月16日