松本剛史のレビュー一覧
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FBI捜査官のジェーンは、自殺した夫の謎を探して旅を続けている。
謎の自殺をしたのは夫だけではなく、そこに陰謀の影があった。
と、本の裏に紹介みたいにあるので、実際なんで旅をしてるの、って話にはいるまでが長い。
うーん。
紹介ないとそれはそれで本を手に取るかといえば取らないだろうし、でも、こんな感じであるのはある意味ネタバレだよね。なんか、純粋に、ええええ、そういうことなの、ってびっくりしたかったな。
で、まず大いなる敵はテクノロジーなのである。
もう、完全なるプライバシーはこの世界にはないのかもしれないね。で、じんわり飼い慣らされていくんだろう。と、むしろそっち方向に軽く絶 -
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「目的の力」Victor J. Strecher
生きる目的を強く持っている人はそれが薄弱な人よりも平均して長生きする。生きる目的が1-7点のスケールで1点上がっただけでも死亡リスクが12%減る。心臓発作を起こすリスクは27%下がり、脳卒中のリスクが22%下がる。
生きる目的が薄弱な高齢者は強固な高齢者に比してアルツハイマー病が2.4倍も上がる。また、強固な人が例え発症しても病状の進行が遅い。
生きる目的が明確にある人は、平均してない人よりも、心理的、社交的に上手くやれている。性生活も良好でよく眠れ、うつも少なくリラックスしている。
アリストテレスの結論は、人間活動の究極の目的は「幸福 -
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生きる目的を持った高齢者はアルツハイマー病にかかりにくい。
瞑想によってテロメアが長くなる。生きる目的によっても長くなる。
目的だけでなく、小さな目標でもよい。達成できそうになり高い目標を目指すことも価値がある。
生きる目的=墓石テスト=自分の墓石になんと刻んでほしいか。
より長くより健康的により幸せな人生を。
フランクリンの目的=節度、科目、秩序、不屈、倹約、勤勉、高潔、正義、中庸、清潔、静穏、貞節、謙虚。
長生きするためには、嫌いな野菜も食べる。まだやりたいことがあるから。
大きな目的を目に入るところに掲げる。いつでも語れるよう。
「与える人こそ成功する時代」
「仕事(ワーキン -
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クーンツと言えばキングと並ぶホラー作家だけど、今回の作品はSFチックで、ワンちゃん大好き!ワンちゃん愛に溢れる作品。
でも、中盤までは本当に恐いよ。悪人がどんどん恐ろしく残酷に変貌して行き、主人公を狙ってゆくシーンまではハラハラドキドキだったけど、中盤以降、悪人共の数が増え始めてから、ちょっと展開が・・・大丈夫か?
それに主人公を守る人たちの設定や、その人達が主人公を守るための作戦などが、安直だし、主人公たちの思惑通りに、悪人どもが退治されて行くのは興醒め、全て主人公側にとって、都合よく事が運ぶので後半は安心して読める(笑)
もっと手に汗握る展開を期待したけど、外れました。
まぁ、エンターテイ -
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低金利はモラルハザードを生みやすい。
金利が経済成長率より低く抑えられる時には、格差が拡大する傾向がある。
利子の起源は種子や動物の貸し出しにある。
生産目的のための貸し付け
オーストリア学派にとって利子は投資と消費が長期的に調整できるようになるために必要との考え。
金利は社会の時間先行の反映である
2008年のリーマンショックは、FRBが消費者物価に集中して他の金融不均衡を無視する政策(低金利政策)をとったから。
アメリカで格差の拡大が起こったのは、1980年台に金利が下がり始めたあとだった。
金融緩和により資産バブルに拍車がかかり、資産バブルが格差を悪化させた。 -
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コモディティー商社という言葉に惹かれて手に取って見ました。日本では、超大手商社が有名ですが、私の働く外資系企業では、商社は日本の特殊なビジネスモデルとしてアメリカ人に説明をしている先輩たちがいたので、海外にもあるのか?というのが最初の驚き。まぁ、商社とのビジネスがあまりない企業なので深く調べることをしなかっただけとも言えるのですが…
この本、マネーゲームに取り憑かれた人間像に光を当てて詳細に記述されています。内容的には門外漢の自分が読むにはかなりくどい部分もあり読み飛ばした部分もありましたが、オイル、穀物、金属など、地球上で発生する需要と供給のズレ、時間を手玉にとって大金を手に入れるビジネ -
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Posted by ブクログ
元FBI行動分析官の書いた本。犯罪者の分析経験をもとにした危険な人物の要因を挙げた前半と、一般人が日常で危険を見分ける方法の後半。
引用
第五章のまとめ一部
私たちは、危険な人間はひと目見ればわかると思っているが、腕利きのFBI行動分析官にもそんな芸当はできない。見た目にまともかそうでないかは、危険な人物かそうでないかということとはまったく無関係だ。
「まともそうなうわべの特徴」を見ると、私たちは警戒心を解いてしまいやすい。ただし見かけがまともでも、危険でないということには決してならない。
あるディテールだけを取り上げ、他のいろいろなディテールを考えずにいると、不正確な結論を出したり、