小松重男のレビュー一覧

  • 蚤とり侍

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    面白かった。
    映画はまだ見ていない。

    短編集でどの話の主人公も、頼りなげでありながら何か持ってる筋の通った話だった。

    年季奉公はつらかった。この話だけ後味が悪かった。

    時代小説もいろんな作家さんを通じて、知らない風景に出会える面白さがある。

    初めての作家さんの本を手にするのに、結構勇気がいる方だが、うまくいけば違った楽しみを見つけることができることを知った。


    【追記】
    映画を観てきました。
    少し驚きました。短編のそれぞれの登場人物が一緒に登場して、しかも知り合いになってしまっていて…でも、それがとても面白かったです。
    間違っていることは間違っていると、誰に向かってでも正々堂々と言え

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    2018年06月09日
  • 蚤とり侍

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    映画を観た後に原作が気になって、読みました。

    時代小説はほとんど読んだことがなかったのですが、面白くてあっという間に読み終えました。

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    2020年03月24日
  • 蚤とり侍

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    時代小説は
    ほぼ限られた作家しか手にしない
    山本周五郎
    藤沢周平
    澤田ふじ子
    池波正太郎

    かなり偏っているなぁ
    と自分でも思ってしまう

    小松重男さん
    初めて手にする一冊
    昨年、行きつけの名画座に映画を観に行った時に
    この「蚤とり侍」を予告編で観た
    映画は何となく行きそびれてしまった

    先日、書店の本棚の一冊の「背表紙」が
    目に留まった

    ちょっと と 思って
    読みだしたけれど
    いゃあ 
    これは これは
    取り上げる 侍(主人公)たちの
    なんと魅力的なこと

    剣豪ではない
    うだつの上がらない
    その人物が
    なんとも愛おしく
    描かれる

    映画「蚤とり侍」
    あぁ 見落としたなぁ
    と 改めて思ってい

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    2019年12月25日
  • 蚤とり侍

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    ハッピーエンドが続いた後、最後の話は主人公が亡くなってしまい、チョッと残念でした。
    「鰈の縁側」は畑中さんの「ちょらちょら」に出てきたはなしですね。畑中さんのほうの参考文献にこの話は載っていなかったので、話し自体が史実なんでしょうね。

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    2018年05月24日
  • 蚤とり侍

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    ネタバレ

    なんでこんな短編が映画化されたんだろうってよくよく調べると数本をセットにして映画化したというので納得。ただ、セット内容がどれも強烈な下ネタ揃いで映画大丈夫だったのか?とちょっと心配になった。まぁ観ませんけどね笑
    本のタイトルは「蚤とり侍」だが、実際は短編集で落ちぶれたお侍さんを主人公とした物語が紡がれていて、どれも短編ながら十分に唸らせらる粒ぞろいで、どっちか言うと表題の「蚤とり侍」以外がすべて面白かった。江戸末期はお侍さんにとっては完全な氷河期で大変だっただろうなと思いを馳せながら読んだ。

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    2024年10月27日
  • 喧嘩侍 勝小吉

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    明治の立役者、勝海舟の親父勝小吉。
    男谷平蔵の三男坊亀松は七歳で旗本勝家の養子となり、小吉と名乗る。
    小吉は父平蔵が妾に産ませた子、正妻から疎まれた存在だった。歳の離れた二人の兄、彦四郎と三郎右衛門は、祖父男谷検校が築いた莫大な財産によって、幕臣として仕える身。小吉はこの家族の中にあって異分子的な存在であった。

    勝小吉自伝『夢酔独言』を引き合いに出しながら、活き活きと小吉が描かれる。
    勝海舟の親父小吉はとんでもねぇ悪たれだったようだ。小気味好い一冊でした。

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    2018年11月21日
  • 蚤とり侍

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    短編集。映画化されているとのことで読んで見ました(映画は見てませんが)。江戸時代の女性の強さ、女性もそうですが文化として自由奔放さを感じ、そして職業的な厳しさも。こう言った職業もあるのね〜とかその時代の職業、時代の様子も紹介され、堅苦しくないこともあって楽しく読み終えました。そこがうまさかなのかなあ。映画も面白いんじゃないかなあ。

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    2018年08月09日
  • のらねこ侍

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    戦国関連だと「びすかうと」と「一生不犯異聞」。特に前者ですが珍しく京極高次が主要人物な話で本能寺の変が題材だったりします。ネタバレちゃうのでそれ以上触れませんが、珍しい話でしたよ。後者は笑って終っておこうかなと。異聞とつく辺りで察してください。

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    2009年10月25日