子安大輔のレビュー一覧

  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    平均すると1日に530円外食に使っている 市場規模は24兆円

    飲食店の利益率は10-20%

    良い店 = 少しのビックリを提供して、客の期待度を少しでも上回るように努力を続けている店

    2009年出版の本だが、飲食店経営をしようと思う人は1度読むべき良本だと思った。普遍的なことが記されている。

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    2025年05月28日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    「客単価が3000円の居酒屋であれば,300円のお通しは実に売上の10%を占めることになります」→お通しによって,客単価の10%を自動的に満足させることができる. 「期待度と満足度の関係性こそが,良い店かどうかの判断基準になるのではないか」→良い店は,満足度が期待を上回る店.確かに,期待していない店が美味いとまた行きたくなる.

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    2022年07月14日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    日本の飲食業界の海外への輸出について知りたくて読書。

    タイトルは、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 』のようなものかと考えたが、あまり関連性はなかったように思う。

    しかし、統計数字が豊富で、例えも分かりやすく、業界知識がなくても読みやすい。勉強になる。

    海外で和食(海外では一般的に日本料理)店のオーナーさんとお話することもとも多いので、今後のよい視点となる。

    なるほどと感じたのは、
    女性へすり寄りすぎた店は流行らない。
    企業、ビジネス臭さを出すと客は離れる。
    さざ波と海流。
    少しのビックリと少しのガッカリ。
    日本は飲食が盛んであること。

    第12章 食が日本の輸出産業となる(p197~

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    2013年04月16日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    読み終わったとき、読みやすいな・きれいに書かれているなって思った。飲食業を営もうと思った人は一読する価値があると思う。
    ちまたに飲食店はたくさんあって、晩婚化が進んで外食する機会が以前より少なくなって、チェーン店が多くなって今後どうなるんだろうって思った時に出会った本。
    ・経営者と料理人、スタッフが心のこもった店をお客さんに提供し、期待以上の満足度を提供するよう工夫すればOK。オープンしやすいのはわかるけど、これで生きてくってくらい熱意を持てよ。ブームに乗って金儲けを考えていたらいずれ倒産だぞ!
    ・経営する場合は、その主力メニューの商圏、客単価、回転率などお金関係を考え、さらにコンセプト、ター

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    2013年02月24日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    ネタバレ

    お通しが出る店の方が、お通しが出ない店より多いように思います。
    なのに、「必ず」というところが、著者の危ないところだと感じました。
    ある一部の現象を、編集者の意向かなにかで、全体かのような表現を認めてしまう。

    内容はしっかりしているのに、題がよくない。
    いっそのこと、
    「なぜ海外のすし屋の経営者は中国人が多いのか」
    にしてはどうでしょう。

    「必ず」とは言わず「多い」とだけ言ってみるのです。

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    2011年09月24日
  • ラー油とハイボール―時代の空気は「食」でつかむ―

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    飲食を軸としたビジネス書。
    著者・子安大輔さんの前著「『お通し』はなぜ必ず出るのか」では“飲食店”を軸として飲食店のカラクリであるとか構造を伝えていたのに対し、今回は“食”を軸として世の中の流れであったり今という時代をひも解いています。
    テーマが身近な“食”であるのでわかりやすく、「あっ、たしかにそうだよね!」という気付きが多い一冊です。

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    2011年09月04日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    ひいきにしている店が2店舗目を出したら愛情が薄れる、いい感じの店だと思ってもチェーン店だと萎える、というフレーズに共感。そこに金儲けっぽさが見えた瞬間にお客さんは離れ、ファンにはならない。お客は飲食店に癒されたいのだから・・・。

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    2016年05月06日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    見て考えていれば、飲食店を経営していく上での知恵や問題は多少は分かる。この本を読むまで、その気づきは点だったが、ある程度体型的に頭に入ったように思える。
    五年前の本だけど、ここで語られている構造的な問題は、今でも通用する普遍なもの。最近大きな問題となった食品の産地偽装、俺のイタリアンに象徴される個店の時代の発達、日本食の海外展開は、早くもここで書かれていたと思う。
    飲食店業界が二十四兆円もの市場とは知らなかった。

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    2014年02月09日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    飲食店経営について書かれた本です。
    飲食店はサービス業であり食品加工業でもある。
    外食産業は景気に左右されやすく労働環境整備もまだまだなところがある。
    毎年潰れる数開業している。

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    2013年09月14日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    飲食業に興味がある人、自分で飲食店を始めたい人には勿論、そうでない人にとっても非常に有益な内容だと思います。

    飲食業に携わりたい人にはそのノウハウや心構え苦労などが具体的に書かれているので直接的に役立ちます。

    そうでない人にとっては、「夢、理想」と「ビジネス」とのバランスという考え方が参考になるでしょう。
    好きなことを仕事にするというのはとてもステキなことですが、その反面、自分が仕事をしているときに客は自分の好きなことをやっているという虚無感を感じたり。好きなことを仕事にするのはそんなに易しいことではないんだぞ、ということが書かれています。

    子安さんはもっと上手に書いて伝えてくれているの

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    2012年04月02日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    ネタバレ

    博報堂あがりだからか、メディアの特性をよく掴んでいる。

    市場規模24兆円(国産自動車48兆円)。

    飲食店のタイプ分け。グランメゾン型(客単価High,経営規模Big)、孤高の名店型(客単価High,経営規模Small)、インフラ型(客単価Low,経営規模Big)、B級グルメ型(客単価Low,経営規模Small)。

    インフラ型は利便性重視、好き嫌いで語られることは少ない。よって本著では触れない。

    儲けの構造
    仕入れ3割、人件費3割、家賃1割、雑費1割、返済1割、利潤1割。1000円の定食で利潤は100円。

    お通し
    1。席料。大事な収入源。海外ではチップの習慣がそれを補填している。2。料

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    2012年01月18日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    「お通し」はなぜ必ず出るのか?
    一般的には、料理が出るまでのつなぎですが、本当の狙いは席料をとるためです。
    などなど、博報堂出身の著者が異業種から見た飲食店の裏側を紹介してます。

    文章が極めて読みやすく、エッセンスも整理されているので短時間で読めてしまいます。
    異業種の方が感じている飲食店の素朴な疑問に応えました。という内容の一冊です

    第1章 そもそも飲食店って儲かるの?
    第2章 ジンギスカンと立ち飲みのあいだ
    第3章 「女性の人気のヘルシー店」はつぶれる
    第4章 情報かが偽装を生み出す
    第5章 偽グルメ情報にご用心
    第6章 「オーナーの夢だった店」はつぶれる
    第7章 ショッピングセンター

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    2011年11月22日
  • ラー油とハイボール―時代の空気は「食」でつかむ―

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    ■飲食マーケティング
    1.送り手として、自分の商品やサービスに対して、どんな「ストーリー」を紡ぎだすのか。これはどんな領域であっても、これからの時代に真剣に考えるに値するテーマだと言えるでしょう。
    2.新しい商品やサービスを考える際に、「なのに」を使うことは極めて有効なのです。
    3.これから地域をブランディングしていくうえで必要な視点は、「バランスをあえて崩すこと」にあるのかもしれません。

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    2011年07月17日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    社会環境などの変化と業界への影響を「さざ波」と「海流」に分けて考えるとか、
    飲食店周辺ビジネスのこれからの可能性やら、
    個店が世界に進出する時代がくるとか、
    日本の飲食事業が輸出事業になるとか。
    興味深った。

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    2011年07月15日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    一日一人、五百三十円。

    日本で一番大きな飲食企業はマクドナルドであり、2007年度の売上高は4941億円です。業界全体の市場規模は24兆円ですから、トップのマクドナルドであっても、市場内のシェアとしては2%に過ぎないのです。

    そもそも飲食店に行く意義を考えると、おいしいものを食べたり、飲んだりすることは重要ではありますが、一緒に行った人とコミュニケーションをとることもそれと同じくらい大切なはずです。

    「おいしい料理を、納得感のある価格で、心地よい雰囲気の中で食べられる」ことを飲食の「基本価値」と呼ぶことにします。

    店が客を呼び込めるエリアを「商圏」と呼びます。

    飲食店の売り上げは「客

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    2011年06月30日
  • ラー油とハイボール―時代の空気は「食」でつかむ―

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    時代のニーズを、「食事」という人間が生きていく上で必要不可欠なものから読み取ることを目的とした本。

    筆者が主張している、「創造は既存の概念の改造版である」という主張にはかなり納得がいった。何か新しいことは急に降ってくるわけではないのである。

    上記のことは、「何か創造的なことを考えるためにはインプットが必要」ということを示唆している。
    前回読んだ『本を読む本』で学んだことを活用して、効率的なインプットを心がけたいと思う。

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    2011年06月11日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    [ 内容 ]
    飲食店には製造、小売、サービス、流通等、あらゆる要素が詰まっている。
    飲食業はビジネスの原点なのだ。
    飲食店は本当に儲かるか?
    立ち飲みが流行り、ジンギスカンが廃れた理由は?
    成功の分かれ道、「少しのビックリ」と「少しのガッカリ」の差とは?
    上場すれば成功なのか?
    様々なケースを分析することで、成功するビジネスモデルが見えてきた。
    あらゆるビジネスに通じる「繁盛のセオリー」が明快にわかる一冊。

    [ 目次 ]
    そもそも飲食店って儲かるの?
    ジンギスカンと立ち飲みのあいだ
    「女性に人気のヘルシー店」は潰れる
    情報化が偽装を産み出す
    偽グルメ情報にご用心
    「オーナーの夢だった店」は潰

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    2011年05月22日
  • ラー油とハイボール―時代の空気は「食」でつかむ―

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    スラスラと読めて良かったです。物事の発想や切り口の話。外食業界について多いですが、前述のことを知るには他の業種でも良い本だと思います。個人的には第3章が外食に携わるものとして「面白かった」です。

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    2011年05月20日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    子安大輔の「お通し」はなぜ必ず出るのかを読みました。ビジネスは飲食店に学べ、という副題のついた、飲食店をターゲットにしたビジネス書でした。内容は飲食店に限らず他の業種でも参考になるような話題が盛りだくさんでした。題名の「お通し」ですが、これは席料として飲食店が自動的に取るものであり、飲食店の経営には大きな意味があると説明されていました。システム開発で言うと、保守料のようなものでしょうか。ブームが来たときに、それが一時的なものなのか永続的に続くものなのかを見極めようという視点は私の仕事でも重要なことです。まあ、なかなか見極めることが難しいのが世の中のですが。本書の中で、飲食店が繁盛する条件が以下

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    2011年07月18日
  • 「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ―

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    「商圏」という考え方や、お客様(ユーザー)の気持ちをくみ取る姿勢、「少しのビックリ」を1つでも追加する、想い・・・などは、飲食業だけではなくあらゆる仕事に通じる部分ですね。まるまる一冊「お通し」の話ではなく、「飲食業から学ぶビジネス書という感じです。

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    2010年04月26日