橋元淳一郎のレビュー一覧
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【2020年の今、時間と空間の概念はアンシュタインやベルクソンが想像だにしなかった様相を呈している】(文中より引用)
最新の科学と哲学を優しく紹介しながら、時間と空間の存在について考察を重ねた一冊。著者は、東進ハイスクール講師とSF作家の顔を持つ橋元淳一郎。
『TENET』や『インターステラー』...続きを読むPosted by ブクログ -
ヤバい!めちゃくちゃ面白い。
科学のワクワク感(作者はセンスオブワンダーと読んでいる)を思い出させてくれた。
この本は、科学書というよりsfに近い。
議論もかなり大雑把な部分があり、全てがスッキリ腑におちるという訳ではない。
が、ソレが逆にオモシロイのだ。
この本を、読みながら「時間とはなんな...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
誰で一度は「過去に戻りたい」「時間よ止まれ」などと夢想したことはないだろうか?
だが、考えてみれば、当たり前のように流れるこの時間は、いつ、どのように始まったのだろうか?
そもそも、我々の目に見えない“時間”とは一体何なのか?
時間の謎を解き明かす鍵は、生命の“意思”にあり、「意思とは...続きを読むPosted by ブクログ -
電磁気学も駆使する研究を始めるにあたって真っ先に使った専門書。
演算子の持つ物理的な意味を重視して書かれているので初学者にとってはすんなり入りやすい。
この本を導入として続いてハードカバーのような厚い専門書へ読み進めるのが電磁気学の体系をおさえる近道ではなかろうか。Posted by ブクログ -
タイトルからもわかりますが、初学者向けです。大学で学ぶ電磁気学の概要・全体像をいち早く把握するのには、この本以上のものを見かけません。ただし、この本だけで単位が取れたりはしないと思います。別にきちんとした教科書で穴埋めしていく必要はあります。Posted by ブクログ
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時間と空間は深く関連しあっているし,それぞれが軸を持っている.
時間は記憶がないと存在し得ないというのはなるほど.(我々は過去の情報を脳内にある程度留めておけるから差分を計算することが出来,違いに気づくことができる)
相対性理論を簡単な可視化で理解させ,時間と空間の話を情報と生命にまで展開する著者の...続きを読むPosted by ブクログ -
「主体的意思」という考え方はしっくりこなかったが、それを排除したとしても、時間を説明するモデルとしてはわかりやすいし、納得できる。特に、モデルの核となっているミンコフスキー時空による相対性理論の説明は理解しやすかった。
しかし、終盤で著者も認めている環世界の考え方からすれば、科学自体が「人間が観測...続きを読むPosted by ブクログ -
時間と空間の関係性からどうして未来からの情報を観測できないか、という話につながる
あくまで仮説のみであり実証はできないものの納得の行く部分が多く楽しみながら読むことが出来た
内容まとめ
生命は脆い秩序で成り立っており、これが主体的意思を生む。
この主体的意思はすなわち目的に向かって進むこと...続きを読むPosted by ブクログ -
ミンコフスキー時空って相対性理論から説明されると、縦軸:時間、横軸:空間で45度の線が光っていうのが何となくわかるような気がした。
が、その時空においては過去も未来も一緒にあるってこと。
更なる説明に虚数を使うっていうのに説明の道具としては分かったような気になったが、もう少し読み込まないと分からない...続きを読むPosted by ブクログ -
著者の話の持って行き方が、良い感じに好奇心をこちょこちょしてくれるので、前半は興味津々にサラサラ読めました。 「センス・オブ・ワンダー」にくすぐられた。 読み進めるうちに、物理の知識が無いと難しい説明になり、徐々にスローダウン。
とりあえず、著者の説明があまりにも飛躍的なことなのか、信じていいことな...続きを読むPosted by ブクログ -
知ってる人は知っている、物理のハッシー君の本です。受験生の時にはお世話になりした。純粋な物理学の本ではないので、読みやすいですし、興味ある方にはお勧めです。ミンコフスキー空間とかにやにやします(笑)Posted by ブクログ
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高校物理とはいうものの、力学、電磁気学、相対理論と力学の基本で7日間を費やしているために、波動、原子についてはややよわい。
けれども、力学を1つずつの法則ではなく、全体を通して、関連性を持たせて記述している点は非常に良いと思う。力学、電磁気学がおなじ力学の法則で貫かれていることがわかった。法則だけ...続きを読むPosted by ブクログ -
同じ内定先の某内定者I氏に触発されて購入した一冊.
かなり面白い本だった!I氏には感謝の意を評します(・∀・)
同じ著者の本だったってことに気づいたのは読み終わってからだったということは内緒にしたいところ...
前半は時間とはあまり関係なく,生命が誕生するにあたっての水(特に地球では常温で液体の状...続きを読むPosted by ブクログ -
解析力学の導入に最適。どうしても数学的になり、なかなかイメージが掴みにくいこの分野を、噛み砕いた説明で何をしているのかといったことがわかりやすく解説されている。そのため一度つまずいた人や、整理し直したい人にも適している。
特にルジャンドル変換、正準変換の解説は私にとって秀逸であった。
しかし、概念は...続きを読むPosted by ブクログ -
橋元流物理を使って高校物理を勉強した方は必携の大学生向け参考書だと思います。電磁気学を勉強する方は積分の知識は必須なのでこの本の中で使われている積分がわからない場合は別途積分の勉強をした方がいいと思います。
まだ全部読み切れてないので四つ星です。Posted by ブクログ -
量子力学の世界をわかりやすく説明しています。
授業ではなにを表しているのかわからなかった数式も徐々にその意味が見えてきて面白いかと思います。
まだ全部のページを読んでないので三つ☆です。Posted by ブクログ -
科学の本と思って読むと期待外れに感じる。SF。だけど、今後科学になり得る物なのかもなあ……。この本の内容だけでは哲学にしかなり得ないけど。でも、自分にはなかった視点で面白かった。
物凄く知識の幅が広い人とおしゃべりしてるみたいな感じになる本だった。話題が飛びすぎるという欠点もある気がするけど。どこに...続きを読むPosted by ブクログ -
む、難しい。
文体もやや大仰というか「〜であろうか」みたいな感じで固いのだが、それは慣れれば味わいになるかもしれない。
後に行くほど難しくなるが、相対性理論をグラフで説明してくれたのは、目から鱗だった。確かに動くと時間が遅くなることがすっきりした。
しかし、最後までよく判らなかったミンコフスキー空閑...続きを読むPosted by ブクログ