赤井紅介のレビュー一覧

京都多種族安全機構

赤井紅介 / 植田亮

植田さんの描く「黒い女」の挿絵がめっちゃ怖い・・・( ；∀；)　某TRPGのボスキャラの立ち絵かと思った・・・。でもおもしろかったです。植田さんのイラストにひかれて購入して、ずっと積読状態だったんですが、読む手が止まりませんでした。
子ぎつねかわいいよ、子ぎつね(*´Д｀)

パーフェクト・ブラッド 1 彼女が持ってるボクの心臓

赤井紅介

本編9巻完結。短編集1巻。
魔法バトルバイオレンスラブコメでドキドキシーン多め。
透華と雪子とサーニャが好き。中でも雪子のイラストにはゾクリとする。

私、能力は平均値でって言ったよね！ リリィのキセキ

赤井紅介 / 亜方逸樹

スピンオフというやつだね。耳が聞こえないために両親から見捨てられた貴族の娘リリィを、たまたまマイルが耳を治してやって救う。そこからのリリィの波乱万丈の物語が痛快で感動的。純真無垢のリリィが眩しいし、ぐうたらのラフィネやハンターのベイルもなかなか魅力的だ。間違いなく面白いよ。FUNAじゃなくて赤井紅介が書いているのはなぜ？同一人物じゃないよな。

パーフェクト・ブラッド ４ 道化の魔女と、刻の誘い

赤井紅介

アメリカからやってきた少女，エレイン．
米軍魔法士部隊所属の彼女はバーサーカーを宿す裕樹に興味津々．
やきもちを焼く透華．
毎回裕樹は新しい女の子と仲良くなるね．

エノク社の社長も登場して？
魔法士たちの戦いも新たなるステージへ．

それなりに面白かったよ．

最大多数の最大幸福って考え方は解るけども
それを妄信的に信じているのは嫌いだなぁ．

「僕のやってるコレは本当に正しいのか？」とかなんとか
葛藤しながらもその「正義」を行使するとか，そういうのがいいんだよ．

パーフェクト・ブラッド ３ 雪の夜想曲（ノクターン）†空の奇想曲（カプリス）

赤井紅介

裕樹たちの前に現れた記憶喪失の少女カトリーナ．
という話ですね．
また今回もタオとか菫ちゃんの登場．
なんだろう，敵っぽいキャラが出てきたらそのまま連続登場ですか？
再登場が早すぎるんだよ．
アイツらの関係ない事件もたまには起これよ．
後はアレだ，アミュレットの社長という謎キャラもちらっと登場．
アカシックレコード的な「運命は決まってる」みたいなアレが…．
めんどくせーなー．
まぁ，結局どんな奴なのかわからんけど
それを知ってる多田さんはタダなのに只者ではないな…．
アレ？
うまいこと言おうとして滑った？
まぁいいか．

パーフェクト・ブラッド ２ 恋する魔女と、シアワセの魔法

赤井紅介

恋する魔女とシアワセの魔法．
というわけでシリーズ2冊目ですね．
たたかうメイドさんに恋のライバル登場．
異国の少女サーニャも魔法士だった．
そして彼女の持つリングを奪うべく結社の刺客も襲ってきてて…．

なんだかんだで今回は裕樹がバーサーカーを受け入れる話かな．
ものすごい力を持ち，発動させると暴走してしまうバーサーカー．
その力を受け入れて使っても暴走しなくなる，的な．
「やっちゃえ，バーサーカー♪」
みたいなっ（）

それはそうと菫ちゃんが生きてましたよ．
え？
誰だか忘れた？
俺も結構忘れてたけど本文で説明してくれてるので安心だねっ．
それなりに面白かったよ．
今回の敵ともなんか因縁できちゃったし，また出てくるんだろうなぁ…．

白翼のリンケージ ２

赤井紅介

肉体的，精神的に繋がるリンク状態になった楓と明日花，
喧嘩ばかりの二人の前に現れた暗黒のイル，
それは楓が追い続けていた黑金のイルだった．
というわけで，踏ん張る楓．
隔離街へ送られたはずの人が敵として登場．
というわけで白熱の伝奇剣戟でござる．
バトルシーンが熱くていい感じですね．

パーフェクト・ブラッド 1 彼女が持ってるボクの心臓

赤井紅介

えー，吸血鬼の話だと思ってた時代が僕にもありました．
だってブラッドだよ．
血だよ．
完璧な血だよ．
もう吸血鬼話だと思っても仕方ないでしょう．

魔法の話です．
異能バトルですよ．
銀行強盗に巻き込まれて襲われてる少女を助けたら自分が死にかけて
魔法の力で一命を取り留めるんだけど
その回復魔法には効果範囲があって術者と一定距離以上離れると死ぬ．
で，お風呂も一緒に入るような共同生活をしつつ異能バトル．

面白かったよ．

白翼のリンケージ １

赤井紅介

読んだよ．
赤井紅介氏の今度の作品は伝奇バトル．
異形の怪物・イルとそれを狩る者たち．
イルの血液を浴びると感染してイルになる．
高遠楓は狼男との戦闘中に感染してしまうが，
その場に居た明日花の体内にあるワクチンのお陰で異形化を防ぐ事に成功する．
しかしその副作用（？）で2人の間には感情や痛み，
そして死までも共有してしまう“リンク”が起こった…．

狼男や石の巨人，吸血鬼なんかとバトったり
感情のリンクでラブラブコメコメしたり…．

面白かったよ．
闘うウェイトレスってのがまたアレだね★

続きも気になるにゃー．

それがどうしたっ ３ 人間が見つける、両手いっぱいの幸せ

赤井紅介 / 得能正太郎

夏休みです．
いつもの人間３人と天使と悪魔の計５人(?)でキャンプに行きます．
そしてバーベキューやら温泉やら
夏っぽいイベントが．
そんな中，遂にアイツが禁断のあの言葉を言ってしまう．
そして…．

これで最終巻です．
なかなか面白かったお（＾ω＾）．

それがどうしたっ ２ 天使に好かれる、キケンな嘘のレシピ

赤井紅介 / 得能正太郎

おばかな悪魔，レムと同居する真尋くん．
彼の幼馴染の可憐もまた，天使のカエキリアと同居しておりまして…．
今回は真尋くんの副業，猫探しの依頼での仲間であるにゃんぽこからの逆依頼．
子猫の飼い主探しを引き受けたわけです．

で，飼い主探しをしたり
カラキリエとボーズのデート？を尾行したりしてたらば
謎の少女に妨害されたりなんだりとハプニングが尽きない．
で，可憐とカラキリエの契約に関する話とかも…．

そこそこ面白かったよ．

私、能力は平均値でって言ったよね！ リリィのキセキ

赤井紅介 / 亜方逸樹

別作家によるスピンオフ。赤き誓いに助けられた障害を持つ貴族の少女が、ナノちゃんの存在を知りヒーローになっていく？原作をよく踏襲し、能天気ノリそのままに楽しい話になっている。ラフィネがほんとうは働き者の隠密とかだったら、もっとベタで好みだったと思う。

私、能力は平均値でって言ったよね！ リリィのキセキ

赤井紅介 / 亜方逸樹

後書きを読むまで他の作者の書いたスピンオフだと気づきませんでした。
マイルは出だしだけだし、いつもと違うという気持ちで終わったので、評価が辛口かも。

辺境伯令嬢だが耳が聞こえない為隠されて成長したリリィがヒロインのハートフルストーリー。
マイルの同級生だったベイルがヒーロー？

初回限定SS 『猫拾ってきやがった』リリィが拾って来た猫、捨てなさいと言うラフィネ、だが…。

白翼のリンケージ ３

赤井紅介

黑金のイルを倒してからの話．
というわけで，なんだか燃え尽き気味なスタートなんですがね．
主人公少年的に目的達成後だし…．
まぁ，でも途中で戦線離脱したり敵対した奴等とかの話が終わってないんで．

で，隔離街の話．
あとは羽の生えるあいつの話とか．
うーん，なんだかなぁ…．
黑金のイルで半分終わった気になってたから…．

白翼のリンケージ １

赤井紅介

正直書き方ははよくわかりません。結構角のある書き方してますので。でも意外性があったのでそういう意味ではこのくらいなのかな。

ゼロ・イクステンド

赤井紅介

　とりあえず貸されたので呼んでみた本。
　まず、貸した当人の感想としては「うーん・・・」といった感じらしかったです。

　私自身の感想としては、確かに「うーん・・・」といった感じ。
　なんというか、世界観やキャラ作りはいいんですけど、展開が早い。
　どの物語でも、実際には2,3日ぐらいしか経っていないのに初めて会った人同士がかなり親密な関係になっている、というのは珍しくはない話。
　その過程が濃密であったりして、「これならこうなってもおかしくないな」と思えるものです。
　しかし、この作品の場合はその過程こそあれど、その内容が薄いように感じられました。

　それに、この話はこの一冊で終わりのようで、どうも終わり方がぱっとしない。
　大元の問題が解決されない、というのが欠点かと。
　あくまで作者である赤井さんはそっちより自分の思い描く非日常性を描きたかったようなので、これはこれで完成されているのでしょうが、どうも読み手としては満足しきれないところがあるかもしれない。

　この展開の早さが普通、なのかもしれませんが、私としては★3つで評価させていただきます。

　先にも言ったとおり、キャラ性は良いと思うので、予め「この本は展開が早い」ということを知っておけば納得できる作品かもしれません。