沈才彬のレビュー一覧

  • 中国新興企業の正体

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    中国のシリコンバレーと呼ばれる「深圳」で最先端の風を感じよう!ということで行ってきました。せっかくだから少しでも事前情報をということで手にしたのがこちら。(直前に友人が薦めてくれました。)

    良いところも悪いところも包み隠さず書かれていたので、フラットに見ることができてよかった。

    一年くらい前に出版されたので、決して古くはないけど現地で話しを聞いたら既に書かれていることから再編されていたり、淘汰されていたりと本当に流れが速いことを痛感。

    でも、やっぱり百聞は一見に如かずです!

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    2019年03月02日
  • 中国新興企業の正体

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    なかなか面白い。投資金額がいずれも大幅に日本の企業を上回っており焦る。日系企業頑張って欲しい。日本は規模が小さい。グーグルの中国撤退に関わる書き方がかなり中国寄りで少し反感を覚えたが、概ね好評。日本の企業はもっともっと本格的に中国投資しないと中国企業だけではなく、欧米企業にも勝てないよ。

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    2018年06月07日
  • 大研究!中国共産党

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    「中国共産党は崩壊しない」という著者の基本的な考え方に沿って書かれている。主張が強すぎるでもなく、日本人にも違和感なく読んで理解できる。特に、中国共産党は中東の独裁国とは異なり党内にそこそこ健全な闘争があって人選されている、地方政治をちゃんと経験してから国政に関わるシステムになっており、日本の政治家より優秀。など鵜呑みにしないまでも耳を傾ける価値あり。とても勉強になった。

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    2013年05月18日
  • 中国スーパー企業の研究

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    サンテック、新長江実業、レノボ、ハイアール、BYDの成長戦略、歴史が中国企業、中国人文化の特質も含めて非常にわかりやすくまとめられている。グローバル企業に何が必要かを考えるヒントも豊富。
    ー2010年中国の国家税収が日本を上回る
    ーサンテックと無錫市の関係
    ーレノボのフォローのしっかりしたワーストワン制度
    ーハイアールの品質重視
    国際戦略ー先難後易
    ー日本と中国との関係(経済)

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    2012年01月30日
  • 大研究!中国共産党

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    「中国共産党」という世界でも異質な政府を取り上げつつ、中国の近現代史、現状、未来を論じた良書。
    中国の反日教育はひどいと思いつつも、確かに日本人も穿った見方で中国を見ているなと再確認した。

    社会主義でありながら資本主義経済を導入する中国型の「資本主義社会計画経済」は極めて現実主義的であった、という視点から中国の経済発展の理由を説明する前半。
    「打倒資本家」をスローガンに徹底した資本経済の排除を目的としていた旧ソ連と異なり、毛沢東は革命後に「資本家を取り込む」方向に切り替えたという話は面白い。まさに現実主義。つまるところ、旧ソ連型のイデオロギー型社会主義でなく、現実主義型社会主義を採用したのが

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    2015年11月29日
  • 大研究!中国共産党

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    共産党の凄さも読ませられる。
    社会システムの違いの善し悪しもあるが、日本の政治家、官僚の莫迦さが毎度浮き彫りにはなる。
    いずれにせよ、この国と対抗出来ると思ってるのかね。

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    2013年11月18日