安川佳美のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「東大脳」的思考とは何か―それは、自分の人生を自ら切り拓く意志を持ち、設定した目標にむかって努力することのできる思考形態。周りに流されるのでなく、強靱な意志を持った子どもに育てるにはどうしたらいいか?難関大学突破の鍵となるのは子どもの資質か、親の力か?19歳の東大理科3類現役学生が自らの生い立ちを通して語る異色の子育て論。
うーん
具体的にどうするとかというところはやはり本人だからなんともいえないところが多いのでしょうね。
東大にいくことだけを目指すのがどうとかというのは置いといて、もっと違った表現を勝手に期待してた僕がちょっと悲しい気持ちになります。。。 -
Posted by ブクログ
まず、本の題名と内容とのズレに違和感を覚える。
中学受験を控えたわが子がどうすれば自分の最大限の力を発揮でき、合格を勝ち取ることが出来るのか、少しでもヒントが欲しくて手にとった1冊だったのだが、塾にもほとんど通わず、東大までのエリートコースを辿った著者が、メンタル的にどう工夫をしたのか、どんな紆余曲折を体験したのかなどの細かい記載は省かれ、魔法のように、トントン拍子で気がついたら合格してました的なノリを感じずにはいられなかった。
自学自習をモットーに頑張ったのだから、信念や心情の変化などたくさんあっただろうに。
読み終えて、期待した収穫があまりなかったことが残念だった。 -
Posted by ブクログ
桜陰中学・高校から東京大学理科?類に現役合格した著者の
体験談を中心とした勉強論。
著者は予備校に通うことなしに、
ほとんどの学生が医学部に進学するという理?に現役合格した。
その体験から、予備校よりも学校の授業を信じるべきだという考えが強い。
また、本来は医者という目標よりも、
日本最高峰の東大医学部というブランドに憧れを抱いたと記している。
しかし、全ての学校が桜陰のように、
東大を意識して授業を行ってくれるわけではなく、
高校三年生でセンター試験にも挑戦しないという学校も多く存在することを考えると、
著者の体験談なので問題はないが、
読んでいて若干疎外感を感じた。