うえお久光のレビュー一覧

  • ヴィークルエンド

    Posted by ブクログ

    今回のネタは「共感覚」。
    数字に色がついて見えるとか、音に色がついて見えるとか、そういうアレ。

    生まれてくる子供たちが、すべて「共感覚障害」を持っているという世界で
    共感覚を増幅・制御するサプリを使って、自分の体を「乗り物」として錯覚させることで、その「乗り物」でレースを行う、というお話。


    共感覚のあふれる世界というものがしっかり構築されていて
    それが物語のがっちり食い込んでくる感じはSFとしてとっても良作。

    レースのスピード感も、うえを久光の本領といった感じで好きです。

    0
    2019年09月06日
  • 紫色のクオリア

    Posted by ブクログ

    人間がロボットに見える紫の瞳をもつ少女・鞠井(まりい)ゆかりと、そのクラスメイトで友人の少女・波濤学(はとう・まなぶ)の物語です。

    第1話「鞠井についてのエトセトラ」は、「東京バラバラ殺人」と呼ばれる事件にマナブが巻き込まれ、ゆかりが彼女を救うために、彼女の左手を「修理」する話。

    第2話「1/1,000,000,000のキス」は、本書の中心になる物語です。アメリカからやってきた天才少女アリス・フォイルが、ゆかりを彼女と同じような特殊な才能をもつ子どもたちを育成する「ジョウント」という組織に勧誘します。マナブは、ゆかりがアメリカのジョウントに行ってしまうことを望んでいないのに、ゆかりを引き留

    0
    2019年03月02日
  • 紫色のクオリア

    Posted by ブクログ

    想像以上のSFものだった/ これラノベである必要あるのか、と/ 純度高すぎてこれを読んで女の子たちかわいい、とはぜったいにならないね/ SF読みと評論家大絶賛ていうのは?ラノベ?という枠があるからであってSFで出てたらそこまで褒めないだろうとは思う/ まどかマギカの元ネタだと思うんだけど、誰もつっこまないの?/ 虚淵は絶対にこれ読んだあとに書いてる/ 泣きも笑いもないし感情が動かない、故あまり面白いとは思わない/ モノローグが下手でうっとうしい/ 以上

    0
    2018年10月08日
  • 紫色のクオリア

    Posted by ブクログ

    とても可愛い友人は、ちょっと…いやかなり変わっている。
    その瞳で見る人物は、すべてロボットに見えるそうな。

    そんな彼女との友情話…と、彼女を守ろうとする話と
    分岐点の前日の話。
    夢落ちのような三段階でした。
    2話目は誰が『誰』なのかこんがらがってきましたが
    読みにくいという事もなく。

    とりあえずあれです。
    大人は疑え。

    0
    2017年02月16日
  • 紫色のクオリア

    Posted by ブクログ

    時系列的にはこっちのが先だが、まどマギを見る前だったらもっと楽しめたんだろうなぁ。いいお話なのだが、期待し過ぎて失敗。

    0
    2016年04月08日
  • 紫色のクオリア

    Posted by ブクログ

    繰り返しタイムスリップものとして新しく、おもしろいという評を聞いて。たしかに、アイデアとしてはアクロバティックなのに不自然さがなくて、ステキ。要というか、出発点となるゆかりの能力にまるきり説明が与えられていないが、反対に言えば「その一点」だけ飲み込めばいいのであって、すごくよくできていると思う。
     見事なアイデアですが、評価が★★★なのは、私が中年男性であり、本書のメインターゲットからずれているのが理由であり、アイデア以外にぐっとくるところがなかったところに尽きます。

    0
    2015年01月12日
  • ヴィークルエンド

    Posted by ブクログ

    決して読みにくいわけではないんだけれども、自分の体をマシンにする、ドライブシートやハンドルの描写が想像しづらかった。文章よりも映像で見たい作品。

    0
    2013年12月07日
  • 紫色のクオリア

    Posted by ブクログ

    絶賛されていたので手に取りました。
    SFよりのライトノベル。話はともかく発想と絡ませ方はすごいなぁーと思いました。

    0
    2013年12月05日
  • 紫色のクオリア

    Posted by ブクログ

    ネットで読んだまどマギの感想の中で紹介されていて興味を持った。
    まどマギとの類似性に戸惑う(こちらの方が先なのだが・・・)も、よくまとまっており楽しめた。

    0
    2013年11月24日
  • シフトIII -世界はクリアを待っている-

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3巻
     この後がしばらく出ていないみたい。
      
     Gカップの委員長の話
     カードの旅とは、、、、ふーんってな感じ。
      昔の話を今につなぐ話。

     トカゲさんはいい人全開で現世を侵食してるし。
     セラが出てこなくてソラ登場

    0
    2012年11月20日
  • シフトII -世界はクリアを待っている-

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2巻です。
     出だしは1巻とだいぶ違う感じ。
      現世の話メインで、夢の話は副線。

     ラケルは御人よし、セラは控えめ。

     後半ちょっと納得の話になるが、説得力薄め。

    0
    2012年11月16日
  • シフトI -世界はクリアを待っている-

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ハードカバーの文庫化作品
     ターゲット誰だろう。ラノベでハードカバーはハードル高い気がする。

     対象年齢が高いのか、少しエロ多め。
     夢のRPG世界と現実の世界。
     今巻はキャラ紹介と世界環の構築
      それなり。
      最終話の蜘蛛さんの話で舞台が生きてきたのかな。

    0
    2012年11月15日
  • シフトII -世界はクリアを待っている-

    Posted by ブクログ

    一巻読み終わってからしばらく経つのでアレ。

    昨今の異世界モノに対する一つの答えという表現は的を得ているな、と。

    0
    2012年11月06日
  • 悪魔のミカタ(7) 番外編・ストレイキャット リターン

    Posted by ブクログ

    外伝で2巻続き。しかも過去。

    ただ・・・頭の上の毛虫はどこに?!

    いったい何?

    本編では登場しないの~?

    0
    2012年08月22日
  • 紫色のクオリア

    Posted by ブクログ

    クオリアと量子脳理論を見事に軸に据え、さらに魅力的に描いたストーリー。
    専門用語などもわかりやすく説明されている。用語の乱用を避けていたのが逆にわかりにくかったかな。

    褒められてるところをよく見る作品です。もちろんどちらかといえば面白かった。しかし期待が大きかっただけに、「ちょっと雰囲気の珍しいSF」、正直そんな感想。

    0
    2013年12月23日
  • 悪魔のミカタ(9) It/ドッグデイズの終わりかた

    Posted by ブクログ

    前編を半年くらい前に読んだせいで最初追いつけなかった。
    話は面白いんだけど、キャラが好きになれない…
    特に主人公が(爆)

    0
    2011年07月28日
  • ヴィークルエンド

    Posted by ブクログ

    すべての子供たちが共感覚を持って生まれ”サプリ”なる薬物に頼って感情をコントロールする時代が舞台。
    自分の身体を乗り物として扱えるようになるサプリ「ヴィークル」を用いて行うヴィークルレースに興じる少年・羽鳥が主人公。彼とその仲間達、ライバル、新世代アーティストの不思議少女たちの青春の物語。
    でもこれだけ色んなキャラ出しといてこれだけで完結するとかスゴイ。
    主人公がラノベやエロゲにありがちな受動的な主人公でなく自分の野望に表面下ではガツガツしていて好感が持てました。
    これは若い人に読んでほしい。
    先にレビュー書いている人のにもありますが、リュックベッソンのYAMAKASHIを僕もイメージして読ん

    0
    2010年10月10日
  • 悪魔のミカタ(5) グレイテストオリオン

    Posted by ブクログ

    みークルのメンバー真嶋綾は夢を見ていた。こういう場合、見ている夢はたいてい嫌な夢で、実際真嶋綾が見ていたのも嫌な夢だった。もっとも夢にはたいてい終わりがあり、幸い、真嶋綾も目覚めることが出来た。悪夢の終了。…ところが目を覚ました綾を待っていたのは、“悪夢のような現実”だった

    0
    2009年10月07日
  • 悪魔のミカタ(3) パーフェクトワールド・平日編

    Posted by ブクログ

    “悪魔のミカタ”への協力の代償として、舞原姉にデートを申し込むことになった堂島コウ。だが、妹を宇宙人にさらわれたという過去を持つコウをもってしても(?)、気後れしてなかなか舞原姉を誘うことが出来ない。しかも舞原姉の理想は「初めてのデートで、初めてのキス」なのだという。つまりデートのみならずキスもしなければならないわけで、ますます気後れし、にもかかわらず舞原妹からは矢の催促をされ、さんざん思い悩んだコウの結論は!?

    0
    2009年10月07日
  • シフトI -世界はクリアを待っている-

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読んだことない作家の本を買った。ハードカバーの時から興味はあった。
    RPGっぽい話を書くのってかなりの器量が必要だと思う。かなり面白かった。爬虫類の挿絵にうはうはして関西弁にうはうはして……。頭の中で勝手にロックさんがイルに変換される罠。なぜイル。挿絵も可愛かった。ロックが欲しかった。ロック好きだ……。関西弁すてきー!
    あと、同じような話を(眠ってる間にRPGの世界と日常が入れ替わるという話)小学校のときに読んだ気がする。なんだっけな……。

    0
    2009年10月04日