ローレンス・J・ピーターのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ階層社会ではどうして無能な人間ばかり存在するのか,と問い,その答えをユニークな切り口で解説している本です.
全てが,このピーターの法則で説明されるわけではないと思いますが,ある程度,真実も含まれているような気がします.特に,日本のようなメンバーシップ型雇用だとピーターの法則の悪い面が強く出てくるのだと思います.
普段生活している世の中では,正しいかどうかはともかく,発言の中身よりも発言した人間の方が重んじられる傾向にあるような気がします.これが顕著になるのが階層社会なのだと思います.
この本のいいところは,ともすれば理不尽さで深刻な悩みを抱えてしまいそうな状況を,ユニークな切り口でユーモラスに捉える見方を提供してくれるところです.以下の冗談などです.
p96
「料理人が多いとスープをだめにする」ということわざは,計画にたずさわる人間の数が増えれば増えるほど,その中に無能レベルに達した人間が含まれている可能性も高くなることを示唆しています.
そして,創造的無能を発揮することにより,自分が有能でい続ける,という戦略は,組織にとっても個人にとっても良いことのように思えます.心身の健康のためにも良いと思います. -
Posted by ブクログ
共感する部分と、自分の無能さを信じたくない部分、両面を感じた。あと数年必死に勉強した結果、無能な人間だと悟ったときの為に、仕事以外の逃げ道を用意しておきたい、笑。
〈概略〉
ピーターの法則によって、やがて、あらゆるポストは無能な 人間によって占められる。
無能レベルに達した人は、深刻な劣等感に苦しむ。気持ちを 楽にするには、ピーターの法則を理解し、あらゆる階層社会 では全ての人が同じ運命にあると悟ることである。
無能レベルに達すると「終点到達症候群」に陥り、体調を崩 す。この症候群に対しては、ガーデニングなど、仕事とは違 うことで気を紛らわせる「気晴らし療法」が効果的である。
終点到達症候群を回避するには、昇進を避けることだ。その ためには、初めから昇進の話が来ないよう、「変人ぶりを発 揮する」「一匹狼になる」といった工夫をする必要がある。