[ 内容 ]
タレントを集めてバカ騒ぎ、「答えはCMの後で」の連発、どっちを向いても「韓流」…。
このワンパターンは本当に視聴者の要望か?
薄っぺらな「笑い」や「感動」の押し売りは、もうウンザリ!
元NHKチーフプロデューサーが、テレビが抱える病理に鋭く斬り込む。
なりふり構わず政治を劇場化させたの
...続きを読むは誰か。
それでも公共性を語る傲慢さとは。
不信と不満が募り、さらにはインターネットの進展から「テレビはもういらない」との声さえ聞こえてくる。
果たして再生の道はあるのか。
メディアの使命を真摯に捉え直す好著。
[ 目次 ]
愚者の箱か、賢者のメディアか
「視聴者は神様」はウソだ
それでも「公共性」を語れるか
いまこそ「品性」を語れ
「感動」や「面白さ」を押し売りするな
どっちを向いても「韓流」?
テレビの「怖さ」とは何か
「驕り」を生む風土
「志」はどこに消えた?
もう「蜜月」の幻想は終わった―自立する視聴者1
テレビの「掌」で踊らないために―自立する視聴者2
何がテレビを変えるのか
あなたがテレビを見ているのか、テレビがあなたを見ているのか
テレビは、もういらないのか
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