バン・K・タープのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレおすすめ度:90点
トレードにおける重要な要素は心理、マネージメント(つまり、ポジションサイジング)、システム開発の3つである。
成功する鍵、最も重要視すべきは心理(およそ60%)である。
次がポジションサイジング(およそ30%)であり、最後がシステム開発(およそ10%)である。
第1部第2章 意思決定バイアス━市場をマスターするのが多くの人にとって困難なワケ
「今のトレード(投資)は勝ちトレードで終わらなければならない」というバイアス
他のすべてのバイアスの根底にあるのがおそらくこのバイアスだ。しかし、正しくあることとお金儲けとは無関係である。
手仕舞いは、「損切りは早く、利食いは遅く(損小利大)」をモットーとすることが必要である。
ポジションサイジングは極めて重要である。
雪玉のイメージを考える。
横軸:システムの勝率、縦軸:損益比率(リスク・リワード・レシオ)⇒期待値
3次元要素としてトレード回数を加える。⇒エクスペクチュニティ
4次元要素としてのポジションサイジングは、一度に持つことができる3次元の箱の数。
(それぞれの箱の2次元平面が期待値を表し、これにトレード回数を掛け合わせたものが3次元の箱、そして一度にいくつの箱を持てばよいかがポジションサイジングである。)
・R値:任意のポジションで取る初期リスクを表す言葉。R値は最初のストップ(最初の損切)として定義される。
・R倍数:トレード結果を初期リスクの倍数として笑わすのに用いられる。利益と損益はすべて初期リスク(R)の倍数として表すことができる。
例えば、10Rの利益は初期リスクの10倍の利益を意味する。したがって、初期リスクが10ドルだとすると、10Rの利益は100ドルの利益に相当する。
利益と損失をR倍数で表すことで、いかなるシステムもそれが生み出すR倍数分布として記述できる。またこの分布は平均(期待値)と標準偏差にいよって特徴づけられる。
期待値:トレードを何回も繰り返した場合、1回のトレードにつき平均でどれくらい稼げるかを示すもの。期待値の最良の表現方法は、1ドルのリスクでいくら稼げるか、である。本書でいう期待値とはトレーディングシステムが生み出すR倍数分布の平均Rを意味する。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
物事の本質を見抜く目と優れたトレーディングテクニックで多くの投資家をとりこにしてきたタープ博士が、成功するフルタイムトレーダーになるための心身一体アプローチを提供。
読者にトレーディングをビジネスととらえさえ、企業経営者の立場でトレーディングにアプローチするように養成していく。
つまり、現実を見据え、体系的かつ情熱的にトレーディングに挑む姿勢を養うということである。
何十年にもわたる経験をシステムとして確立することで、すべての人にマーケットの達人への道を切り開く。
[ 目次 ]
序章 常に利益を上げ続けるための5つのステップ
第1部 自己改善―すべての基礎になる最も重要な要素
第2部 ビジネスプランの作成―市場で成功するための手引書
第3部 自分がトレードするそれぞれの市場タイプに合うトレーディングシステムの開発
第4部 ポジションサイジングの重要性を理解する
第5部 トレーディングパフォーマンスを最適化するためのそのほかのアイデア
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
★★★☆☆
プロ必読の一冊
【内容】
物事の本質を見抜く目と優れたトレーディングテクニックで多くの投資家をとりこにしてきたタープ博士が、成功するフルタイムトレーダーになるための心身一体アプローチを提供。読者にトレーディングをビジネスととらえさえ、企業経営者の立場でトレーディングにアプローチするように養成していく。
【感想】
タイトルは「ポジションサイジング」ですが、全体の3分の2は自己改善とメンタルのお話です。
「トレードを職業としてとらえ明確なビジネスプランを元に行うこと。」筆者の結論である。大変心苦しくなってしまう。明確なビジネスプラン・規律・メンタル、投資はギャンブルではなくビジネスなのだと改めて感じさせてくれる。
ただ、なんか読みにくい。。
【引用】
トレーダーの為の5つのステップ
1.自己改善を図り、個人的な問題を解決することで、トレーディングに集中できるようにする。
2.ビジネスプランを文書にまとめ、トレーディングの手引きとする。
3.自分の大局観に合う戦略を複数作成し、各戦略の市場タイプ別パフォーマンスを把握する。
4.自分の目標を十分に理解し、それを達成するためのポジションサイジング戦略を開発する。
5.自分を常に監視し、できるだけ過ちを犯さないようにする。
・あなたの現実はあなたの信念によって形成される。
・トレーディングを行う当人を徹底分析(信念、抱えている問題、強み、弱み、目標)しなければ、良いビジネスプランを作ることは不可能だ。
・損失はあなたが正しいか間違っているかとは無関係なのである。それは過程の一部なのである。これを理解しなければ、損失は巨大に膨れ上がるだけだ。
・市場が今何をしているかだけに注目すると、先入観や心の思い込みには一切左右されずにすむ。
・あらゆる可能性があれば面白みは無限で、可能性が制限されれば面白みも制限され、可能性がひとつしかなければ面白みはまったくなくなる。
・喜びの反対は必ずしも悲しみではない。喜びの反対は、自分の心の本質や神の本質を信じられないことである。
・後退も時には良しとする。そうすれば前進し続けることができる。
・ポジションサイジングのためのCPRモデル
P(ポジションサイズ)=C(リスクにさらす金額)/R(1単元あたりの損失)
例えば、100万円の資産の1%をリスクにさらすと、Cは1万円である。
1単元当たりの損失が2000円なら、ポジションは5枚となる。