全3巻分のレビューをここに。
世に数多ある“怪異”を検証し、一定程度の結論を得られるネタを厳選し、証拠物の実写画像を交えてのルポタージュ・・・つまり、“実話”的な創作物、との触れ込み。
では、中身の実際は……?
1巻目は、十二分な真実味を帯びたエピソードに埋め尽くされていた。
ランドセルの
...続きを読む話はかなりのリアリティを感じたし、グラビアアイドルの件の写真には……真夏の昼間に、エアコン無しで読んでも鳥肌が立ったくらい。
が……、それ以降はその限りではなく、見る間に“眉つば”なエピソードのオンパレードに(苦笑)。
“実話”を謳うのではなくあくまでも『投稿された怪談話を漫画にした』という触れ込みならば、十分楽しめたのだろうけどな……。
さて、どこまで“実話風”であったのか?
★3つ、6ポイント半。
2015.08.05.レ。
※秋田書店と講談社。出版社も違うのに……オマージュなのか?揶揄なのか?“実話を謳ってるがあくまでフィクション”だと布石を打ったのか……?
ところどころの演出(コマ割りや構図)の、自虐的な小ネタとして、『MMR』について触れられていて、懐かしい気分になった(笑)。
ノストラダムスの大予言、キバヤシ、謎の“巨大なチカラ”の影……とのキーワードを並べれば、90年代前半に週刊少年マガジンを愛読していた世代ならきっと分かってくれるはず♪