樋口康彦のレビュー一覧
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まずタイトルが「ひきこもり」を「ひきこ森」としているところは失笑。しかし中身は大真面目。
この本は当事者の「準ひきこもり」の僕から見ればかなり衝撃的。多分、当事者以外は想像力が欠如しているか、理解できないか、当事者でも認めたくないかでインチキ本として認定されてしまう。
この分野の研究が進んでいるかは知らないが、著者の「準ひきこもり」の定義はかなり正確だと思う。何が問題かと言うと傍目に問題とわからない所が問題。そして準ひっきー学生は就活を始める前から「お前はすでに死んでいる」状態なのだ。
問題提起は素晴らしいが、解決策が著者の体験談を含め雀の涙程度しか記述されていないので★4。ナンパしろと -
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[ 内容 ]
「どのタイミングで見切るか」「相手を大切に思って紳士的に振る舞うのは正しいか」「見た目は誰でも磨くことができる」「人は見た目が10割」という過酷な実力主義が支配する「婚活」の世界。
本書は、心理学者である著者が、5年に及ぶ婚活体験を通して知った男と女の真実にもとづく、「本当に本当に本当に役に立つ」実践ドリルです。
[ 目次 ]
婚活基礎編
お見合いパーティー編
結婚相談所編
インターネット結婚仲介サイト編
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 -
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人づきあいが苦手な心理学者(大学のセンセイ、執筆時年齢40代始)が、高齢独身者で結婚を望む人とその親御さんに対して自身の崖っぷちの結婚活動体験を通して体感したことどもをアドバイスする不思議な本。結婚と一口に言ってもいろいろな形があると思いますが、樋口さんの場合は高齢だからか、結婚=子孫を残す、ということに限定されてます。しかし、結婚というものに対して憧れているのか割り切っているのか、真剣なのかそうじゃないのかイマイチ良くわからず、そのあたりの不思議感というか違和感というか悲壮感がまたたまらない感じ。お相手の条件をとやかく言う資格は自分にはない、と潔く断言しながらも、きれいじゃないのに遅刻してき
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ネタバレ「準」ひきこ森 人はなぜ孤立してしまうのか? (講談社+α新書)2006/10/20
授業には出る、バイトもせず、女の子と遊びまわるわけでもない。こんな親を安心させる息子は友達が誰もいない。キモクて孤独な、何かが決定的に欠けている人々! 私の「準ひきこもり」に対するイメージは「準ひきこ森」である。誰もいない森の中で膝を抱えて座っている孤独な青年。孤独地獄の中で、それでも誰かを待っている孤独な人。
樋口/康彦
1965年、大阪府に生まれる。関西大学社会学部を卒業し、同大学大学院博士課程を修了する。兵庫県長寿社会研究機構家庭問題研究所主任研究員などを経て、2000年から富山国際大学国際教養学部 -
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[ 内容 ]
人づきあいの苦手なあなた。
理想の相手を待ち続けているあなた。
「妥協すればゴールインできる」と考えているあなた。
そんな皆さんは適齢期を逃すと、「高齢独身者」の仲間入りです。
運命的な出会いを信じて、ズルズルと歳を重ねて結局結婚できなくなるよりも、「結婚活動」を始めて人生を前向きに生きてみませんか。
著者は5年間でお見合いパーティ(114回出席)と結婚相談所(68人とお見合い)を体験し尽くしており、数々の成功例・失敗例をもとに、高齢独身者の結婚を妨げるさまざまな要因を指摘していきます。
本書を、すべての結婚弱者・コミュニケーション弱者の皆さんに捧げます。
[ 目次 ]
います -
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[ 内容 ]
ネット騒然!!
コミュニケーション不全の新理論!
授業に出る。
バイトも女遊びもしないけど決定的に何かが欠けている人々。
親も教師も気づいたときはもう遅い。
[ 目次 ]
第1章 準ひきこもりの発見
第2章 準ひきこもり学生とはどんな人たちか
第3章 準ひきこもりの事例研究-病める魂の漂流
第4章 準ひきこもりの人々の内面
第5章 かぐや姫症候群
第6章 今後の課題
終わりに-準ひきこもりのみなさんへ
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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Posted by ブクログ
現代の若者の表面化しにくい問題の一つがうまく投げかけられていると感じた。
メールやインターネットなどの技術の発達で直接話さない人とかが増えていて、そのため、こうなったことが大きいと感じる。
根本的な解決策としては、未成年には携帯電話を持たせないなどの対策もありではないかと考えた。
パソコンなどの機器に関しては家庭内によるだろうから各家庭で対応するしか無いのだろうが、携帯などに関しては条例で規制しても良いのではないかと感じる。
ただ、この本に書かれていた通り自分にこもりがちなため、どうにかしてそれに気づかせて引きずり出してやる必要があるのかもしれない。
自分もこの軽度の準ひきこもりではあるが、 -
Posted by ブクログ
読むのが辛かった。
まるで学生時代の自分を言われてるみたいで。
自分はこの本で定義されている「準ひきこもり」とは少し違って、スチューデント・アパシーとの中間みたいな存在だったけど。
ただ人とのコミュニケーションの拙さというものはモロに当てはまった。
異性から何の気なく話かけれたことを「特別」なことだと思い、その人に対して好意を抱くとか・・・。
「俺だ俺」と思った。
あと就職に関する意識の低さも。
その対策として著者はいわゆる士業か公務員になることを勧めてるのは面白かった。
本来準ひきこもりの人は勤勉だから確かに向いてるな、と思った。
ただ俺のような怠学系の半端にメンタルだけが