特許だけでなく、商標、意匠および植物の新種を登録するための法律までカバーしている知的財産法を包括的に解説する。
知的財産法の制定の過程から、その応用までを紹介している。
本書にあるように、法律とは、法の解釈と、その当てはめである。
自分としては、植物の新種も知的財産として保護の対象になっていることを
...続きを読む知らなかったので、目新しく感じた。
また、特許に関して、新たな科学的法則を発見しただけでは保護の対象とはならず、ある特定分野の特定の課題を解決するためにその法則を用いて、初めて技術と呼ばれるに値し、そこで初めて保護の対象になるという考えも改めて認識した。