この本の中には、ミュージシャンのDE DE MOUSEや、著述家・音楽家の岸野雄一といったいま現在、盆踊りのプロデュースを行う、伝統とモダンを繋ぐ人たちの名前も登場します。この本には登場しませんが他にも、民謡をDJプレイする「俚謡山脈」や「珍盤亭娯楽師匠」、民謡をダンス・ミュージックアレンジで演奏するバンド「民謡クルセイダーズ」など、祭り文化や民謡の再価値化を担うパフォーマーがいます。彼らが参加する盆踊りは、祭囃子が日本のトラディショナルなダンス・ミュージックであることをあらためて感じさせるものです。盆踊りが、日本に生きる「オレたちのブロック・パーティー」だと思えるような熱狂がそこにあります。