魚の水(ニョクマム)はおいしい 食と酒エッセイ傑作選

魚の水(ニョクマム)はおいしい 食と酒エッセイ傑作選

968円 (税込)

4pt

3.6

「大食の美食趣味」を自称する著者が出会ったヴェトナム、パリ、中国、日本等。世界を歩き貪欲に食べて飲み、その舌とペンで精緻にデッサンして本質をあぶり出す、食と酒エッセイ傑作選。

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魚の水(ニョクマム)はおいしい 食と酒エッセイ傑作選 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年01月20日

    詳細な味覚描写に圧倒される。酒でもベトナム料理でも魚でも。鮮烈、濃密、深淵、至極、軽妙、自分が通りいっぺんの言葉を並べても言葉がぴたっとはまらない。何という表現力。脱帽。

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月17日

    若い世代にはあんまり知られていないかもしれないが、40代以上には懐かしい著者だ。

    サブタイトルに「食と酒エッセイ傑作選」と銘うたれているとおり、食と酒にまつわるあれこれが登場。

    あらためて読み直すと、学生時代に読んだときとは違うところに目が行った。

    例えば、「結婚するまでは仔猫だけれど、結婚し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月06日

    この作家の食べ物と釣りの話は大好きなんですが、やっぱこれって金をもってる人の豊かな道楽なんですかねぇ。凡人には思い切れないですもん、ここまでは。
    そして最後のエッセイが目を覚まさせる、確か『三国志』でもあの逸話があった記憶がありますが、そうか、ほんの100年前程度でもそういった風習があったんですね。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月05日

    食べ物と女性を描写できないようでは、なんのための作家か。と標榜するだけあって、周到に描かれる主にアジアの食は、垂涎…を飛び越え、あまりに生々しくせまってくる。
    今の時代から見ると「ええっ」と驚く比喩・暗喩にも満ち満ちて、時代の遠さも心に迫るなり。

    0

    Posted by ブクログ 2020年12月13日

    日本文学史上に残る傑作『輝ける闇』などベトナム戦争を巡る一連の作品を遺した開高健。彼がベトナム時代に経験した食や酒などに関する文章などから、食と酒にフォーカスしたエッセイを集めたアンソロジー。

    この手の本は酒も片手にしながら読み飛ばしていくのが私なりの読み方であり、感想というほどの大袈裟なものもな...続きを読む

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