新編真ク・リトル・リトル神話大系。最後となる6・7集は、1980年にラムジー・キャンベルが編集したアンソロジー『New Tales of the Cthulhu Mythos』を邦訳し、前後編に分けて再編したものになります。旧編で出たのが1983年、つまり、当時最も新しく刊行されたク・リトル・リトル神話アンソロジーの邦訳だったわけです。(当時の)最先端を行く作家たちは、どのようなクトゥルフ神話の物語を新たに紡いだのか――。
6集は後に映像化もされたスティーヴン・キングの『クラウチ・エンドの怪』など、全9編のうち5編を収録。