ヤマケイ文庫 山小屋の灯

ヤマケイ文庫 山小屋の灯

1,100円 (税込)

5pt

4.4

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

登る先にはいつも山小屋があって、その灯が、歩くべき道を教えてくれる。

「山小屋」という響きにどこか憧れを持ってしまうのはなぜでしょう。
本書は山小屋をこよなく愛し、全国の山小屋を訪ね歩いてきた編集者と写真家によるフォトエッセイ集。
東京から日帰りでふらりと登れる高尾山、静かな森歩きを楽しめる北八ヶ岳、温泉を楽しめる東北の山。山々が果てしなく連なる北アルプス最奧まで。
山が違えば山小屋の佇まいも変わり、出会う人も様々です。
本書では著者たちが2年間に歩いた山と滞在した山小屋16軒について情感豊かに、ときにユーモアたっぷりにそのエピソードが語られます。

山頂を目指してせっせと登る山もいいですが、個性豊かな山小屋を目的に登るゆったりした山登りがあっていいと著者たちが語るように、山と人、山と街をつなぐような、感性豊かな登山の楽しみをじっくりと味わえる一冊です。
写真家・野川かさねによる、美しい撮り下ろし写真も満載です。
巻末には登場した山小屋の詳細情報やそこに至るまでの詳細なルート情報、地図なども収録。
春夏秋冬、季節ごとに訪れたい山小屋が見つかるはずです。

■掲載山小屋
十文字小屋(奥秩父)/山の鼻小屋(尾瀬)/丸川荘(大菩薩嶺)/マナスル山荘本館(南アルプス前衛)/ころぼっくるひゅって(霧ヶ峰)、蓼科山荘(八ヶ岳)/両俣小屋(南アルプス)/雲ノ平山荘(北アルプス)/船窪小屋(北アルプス)/駒の小屋(尾瀬)/雁坂小屋(奥秩父)/城山茶屋(高尾)/嘉門次小屋(北アルプス)/日の出館(富士山)/くろがね小屋(東北)/しらびそ小屋(八ヶ岳)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ヤマケイ文庫 山小屋の灯 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    霧が漂う森、とても寒そうに山を降りる雲、ささやかでかわいい山の草花、澄み切った川の水、凍えそうな月。厳しく雄大な自然の中に、ポツンとある山小屋の灯。オレンジ色であたたかい。それぞれの山小屋の料理がいい。クラムチャウダー、岩魚、カレーライス、とろろかけご飯、なめ茸汁、あつあつの一杯のほうじ茶。ストーブ

    0
    2023年03月04日

    Posted by ブクログ

    山で出会う人には悪い人がいないという思い込みが自分にはあって、山小屋での出会いならより親密になれると思う。

    自分はまだ山小屋デビューしていないので、山小屋体験したいと思った。それより山に登りたい。

    0
    2022年12月05日

    Posted by ブクログ

    尾瀬の山小屋で過ごした忘れ難い時間のことを思って読んだ。気取らず、背伸びせず、のびのびとした山での楽しみ方がぎゅっと詰まった一冊だった。

    0
    2022年10月01日

    Posted by ブクログ

    やっぱり登山がしたい。
    街とは別次元で流れる山の時間、体験したい。
    足元に咲く花、空、鳥の鳴き声。そんな一つ一つを五感をフルに使って感じ取りたい。
    そしていつか山小屋に泊まれるくらいになったら、この本にあるみたいな、白い虹とかも、見てみたい。
    山小屋では、知らない人と囲むテーブルも、いっしょに飲むお

    0
    2021年02月09日

    Posted by ブクログ

    編集者と写真家の2人が訪ね歩いた16の山小屋のフォトエッセー。少ない休みにはるばる遠くの山まで交通手段を手配して必死に行程をこなすような山行ばかりしている私には、ピークを踏むでもなく山小屋を泊まり歩いて主人たちと酒を呑み交わす2人のことが羨ましくもあり、そんな山行の仕方もあるのか、という気づきにもな

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    山に登る、山小屋に泊まるために登る。ライターとカメラマン(ウーマン)の女子二人の山行。山小屋での主やお客とのふれあいを楽しみつつ、あちこちを巡る。なんだか、良い感じだ。いかにも山の写真という感じと違って、山小屋の雰囲気や登山道のイメージまで伝えてくれる写真も良い。

    0
    2024年04月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者の小林さんは山と渓谷社のライターの方。この本は写真家で友人でもある野口かさね?さんとの登山と山小屋ののお話です。最近登山は全くできていませんが、この本を読むと無性に山小屋に泊まりたくなります。お酒好きではないので山小屋のご主人たちと仲良くなることはできないかもしれないけど綴られているエピソードが

    0
    2025年07月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公の編集者とカメラマン2人組が通う北八ヶ岳をはじめとする山小屋の主人の人となりや登山客との交流、思い出を綴ったエッセイ。

    0
    2022年12月23日

ヤマケイ文庫 山小屋の灯 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ヤマケイ文庫 の最新刊

無料で読める スポーツ・アウトドア

スポーツ・アウトドア ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す