ヴィンダウス・エンジン

ヴィンダウス・エンジン

1,078円 (税込)

5pt

3.7

ヴィンダウス症――動かないもの一切が見えなくなる未知の疾患。韓国の青年、キム・テフンはこの難病から苦心の末に寛解状態へと持ち直したことで、中国・成都の四川生化学総合研究所から協力を要請される。それはヴィンダウス症の寛解者と都市機能AIを接続する未曾有の実験だった。様々な思惑が交錯する近未来の中国で、都市と人間をめぐる巨大な計画が動き出していく――第8回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作。

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ヴィンダウス・エンジン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年06月01日

     久々に熱くなれるSFを読んだ気がする。最近読んでいたものは、『星を継ぐもの』を筆頭に、短編を含めても知的好奇心が刺激されるという意味で面白いものが多かったように思う。それだって良いものだけど、そういう面白さの上にエンタメ的な面白さが乗っかった本作は、とても楽しく読めた。

     本作は、魅力的な要素を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月02日

    設定が分かりにくいところもあったが、読みやすかった。「変動する不平等」という考えはかなり面白いと思った。

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    Posted by ブクログ 2022年11月10日

    十三不塔氏はハヤカワSFコンテスト出身の新人さんで、本作がその受賞作。出版された当時はスルーしていたのだけれど、最近増えたSFのアンソロジーで読んだ短編が気に入ったから手を出してみた。伴名練氏がよく編者の言葉的に書いている提言を実践したことになるのかも知れない。読後の感想は可もあり、不可もありだろう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月31日

    設定は面白い。動くものしか認識できない難病の克服方法が、都市を自在に動かすAIに取り込まれていく。後半のスピード感は、映画を観ているよう。余り深く考えずに楽しめばいいと思う。

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