日々、進化する日本の歴史教科書。その一方で、「物語のない教科書はつまらない」「戦後史観は信用できない」という「普通の日本人」も増えつつある。そこへ「あのベストセラー」が登場した――現在の書籍やウェブ上に蔓延する日本史俗説を、人気教師が豊富な資料で易しく徹底解説。「社会科学としての歴史学」とはなにか。教科書の記述はなぜ変わるのか。もう騙されないために知っておきたい、歴史リテラシー入門102講。ウェブ上で大反響を呼んだ「こはにわ歴史堂のブログ」連載(80万字)を、大幅加筆改稿のうえ書籍化(全二冊)の古代~近世篇。
Posted by ブクログ 2020年11月09日
百田尚樹「日本国紀」がいいかげんな本だということは知っていたが、本書ではたいへん緻密な分析がされており、歴史の面白さも伝わってきた。百田尚樹がくだらない本を出してくれたおかげである。Wikipediaにも気をつけなければ。
にしても浮世博史さんって博識だね。百田本を細かく研究してくれてありがとう。し...続きを読む
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