中央公論2021年11月号

中央公論2021年11月号

850円 (税込)

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== 特集 ==
一人で老い、一人で死ぬ社会

◆カギはプロの介護、世帯分離、人づきあい
気楽で悩みもなし おひとりさまの大往生▼上野千鶴子

◆「人生の意味」の短い歴史
一人を生きるときに頭をもたげる問い▼村山達也

◆独身の強みと他人と共にいること
僕が結婚しない理由▼ヒロシ

◆人生の終わりに向けて
終活は誰のためにするのか▼木村由香

◆弔いの現場から見えるもの
超高齢社会の「孤独死」と葬儀を問う▼佐藤信顕
=======

【時評2021】
●見えてきたバイデン外交の輪郭▼鈴木一人
●「45歳定年」論──求められる視点の転換▼飯田泰之
●ポリウレタン製マスクから社会の未来を考える▼内田麻理香

◆「世界の知性」に聞く【第4回】
コロナと貧困から世界を救出するためにすべきこと▼ムハマド・ユヌス/聞き手:佐藤智恵

◆ロシア、朝鮮、市民運動……歴史と現実に向き合って見えたこと
「進歩的知識人」とリアリズム▼和田春樹/聞き手:辻田真佐憲

◆〔対談〕ドストエフスキー 生誕200年
『カラマーゾフの兄弟』が映し出す行き過ぎた新自由主義の果て▼池上 彰×佐藤 優

◆〔対談〕米中 衝突する理念と力
軍事力と可能性から考える台湾有事▼阿南友亮×森 聡

◆実務家総理・菅義偉のレガシーと痛恨事▼中北浩爾

◆平民宰相とはなにか
原敬と菅義偉に求められたもの▼清水唯一朗

◆新型コロナ分科会会長が語る
菅政権がコロナに敗北した理由▼尾身 茂/聞き手:牧原 出

== 特集 ==
90年代文化という分水嶺

◆SNS前夜の日本社会が残した課題
「ネタ」として消費できること、できないこと▼TVOD

◆90年代、書店とは何であったか
アマゾン以前の景色として▼小林 浩

◆『クイック・ジャパン』創刊編集長が語る90年代と現在
個人の眼と情熱が支えた雑誌作り▼赤田祐一
=======

◆たばこ税をきっかけに考える
対立を煽らずお互いが共存できる社会に▼二宮清純

◆独りで死ぬまでに読むブックガイド▼浅羽通明

【谷崎賞】
◆令和3年 谷崎潤一郎賞発表
受賞作:金原ひとみ『アンソーシャル ディスタンス』
選評:池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/筒井康隆/堀江敏幸
◆煙草の吸えた三月の居酒屋▼金原ひとみ

《好評連載》
●琉球切手クロニクル【第11回】琉球舞踊の復興▼与那原 恵
●冒険の断章【第28回】コロナ禍でも北極に行く理由▼角幡唯介
●地図記号のひみつ【第18回】森の記号は針葉、広葉、その他いろいろ▼今尾恵介

《連載小説》
●任俠楽団【第9回】▼今野 敏
●馬上の星──小説 馬援伝【第7回】▼宮城谷昌光
●南洋のエレアル【第9回】▼中路啓太

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中央公論 のシリーズ作品

1~52件目 / 52件
  • 中央公論2024年12月号
    NEW
    1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 運転ミスで事故を起こしたり、インターネット動画で陰謀論にハマったり、家をゴミ屋敷にしてしまったり……。 高齢者のトラブルを耳にする機会が多くなった。 高齢単身者が増加し、うまく「老いる」ことが難しい現代。 孤独に打ち克ち、明るく生きていくヒントを探る (中央公論2024年12月号の電子化) == 特集 == 「孤老」時代をどう生きるか ◆90代に入って見えてきたもの 老いは大変だけれど面白い▼黒井千次 ◆「平場」の新しい出会いを積極的に楽しむ カギは自立して自分流を貫くこと▼久田 恵 ◆老後ひとり難民急増の衝撃 ――始動した民間・公的サービス、個人ができる備え▼沢村香苗 ◆超高齢日本の未来年表 ――日常生活は劣化し、貧困高齢者は激増▼河合雅司 ◆「ネット右翼になった父」を検証して 陰謀論や過激思想にはまらないための9ヵ条▼鈴木大介 ◆高齢者を狙う「闇バイト」の背景 匿名・流動型犯罪グループ トクリュウの実態▼岡邊 健 ◆現場で見てきた部屋、遺品、依頼主、トラブル 孤独死・ゴミ屋敷が他人事ではない理由▼小島美羽 ◆〔対談〕娘と語る◎好奇心、鈍感力、本音で話す…… 90歳になっても現役、親子円満のワケ▼田原総一朗×和田眞理 ======= 【時評2024】 ●国際規範から逸脱するアメリカを直視すべき時▼三牧聖子 ●ノーベル経済学賞アセモグルらの制度と経済発展の理論▼牧野邦昭 ●「評論家的宰相」を栄誉ある称号にできるか▼辻田真佐憲 == 特集 == 総選挙後の重大論点 ◆鍵は閉塞感の打破と第三者機関立ち上げ 大敗自民党は安倍晋三を乗り越えられるか▼牧原 出 ◆中道政治は復活するか ――試される政党の「濾過」と「吸い上げ」機能▼河野有理 ◆アジア版NATOは成り立たない ――「安保通」政治家が基本的理解を欠く深刻性▼神保 謙 ◆政治家もメディアも解雇規制を誤解している ――問題は法ではなく雇用システム▼濱口桂一郎 ======= 【経営学者の知的冒険】 ●〔対談〕54歳差、大家と俊英の異色対談 今こそ、日本的経営の復権を!▼野中郁次郎×岩尾俊兵 ●中国・新興国との競争、電気自動車(EV)…… 日本製造業の「衰退論」は誤っている▼藤本隆宏 ======= ◆旧東独3州議会を席捲したAfDの実像 ドイツ戦後体制への叛逆▼今野 元 ◆『SHOGUN 将軍』米エミー賞18冠の快挙 最強の時代劇役者 真田広之が成し遂げた名誉回復▼春日太一 ======= 【人口減少という有事】 ●9月号「小池論文」で留意すべきこと 東京は本当に「ブラックホール」なのか▼中里 透 ●中里論文を読んで▼小池司朗 ======= 《好評連載》 ●炎上するまくら【第96回】真打披露興行ポスターにご注目あれ▼立川吉笑 ●学問と政治~新しい開国進取【最終回】戦後70年談話、左右対立を超えて▼北岡伸一 ●皇室のお宝拝見【第9回】東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)▼本郷和人 ●音楽には物語がある【最終回】夭折ぎらい▼小谷野 敦 《連載小説》 ●地上の楽園 【第9回】▼月村了衛 ●金波銀波  【第5回】▼澤田瞳子
  • 中央公論2024年11月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 保存版 世界史を学び直す100冊 ◆〔対談〕西洋史と東洋史の「達人」が語る 歴史を学び直して最後に見えてくるもの▼岡本隆司×君塚直隆 ◆「辺境」ヨーロッパが世界を変えるまで▼君塚直隆 ◆「アジア史」の構造をとらえる▼岡本隆司 ◆複合的な視点で見るアメリカ▼青野利彦 ◆イスラム史を普遍的な文脈で理解する▼小笠原弘幸 ◆ロシア・東欧史の見取り図▼池田嘉郎 ◆多角的に迫るアフリカ▼武内進一 ◆キリスト教の現代性▼松本佐保 ◆科学はどう営まれてきたか▼神里達博 ◆古代ギリシア以来の大問題「戦争とは何か」▼石津朋之 ◆20世紀の古典と人類史化する世界史▼山下範久 ◆脳卒中の後遺症の中、僕が前向きになれる理由 歴史を知れば「楽観性」が身につく▼出口治明 ======= 【時評2024】 ●チェイニーとの抱擁と民主党に忍びよる新保守主義の影▼三牧聖子 ●大正と令和、「米騒動」の共通点▼牧野邦昭 ●「歴史から学ぶ必要はない」発言の真意▼辻田真佐憲 == 特集 == 石破新政権と日本のゆくえ ◆派閥解消、選挙の顔、右派、世代交代…… 自民党の何が変わったのか▼中北浩爾 ◆野田新体制は転換点になるか 立憲民主党が政権を担うために必要なこと▼菅野志桜里 ◆新政権を待ち受ける日本経済の課題 ――高圧経済、エネルギー、社会保障▼飯田泰之 ======= 【人口減少という有事】 ●〔座談会〕少子化をめぐるギャップを埋められるか Z世代の異論にすべて応えます▼増田寛也×宇野重規×白波瀬佐和子×能條桃子×古井康介 ======= ◆5人の政治家の群像劇 世代論で読み解くアメリカ大統領選挙▼村田晃嗣 ◆分断と対立のなかに芽生える共通項 アメリカではじまった次世代の経済政策の模索▼安井明彦 ◆現地調査で中国の戦略的転換を読み解く 迫る台湾有事のXデー▼佐々木れな ◆コメ争奪戦を生んだ構造的要因と課題 「令和の米騒動」とは何だったのか▼小川真如 == 谷崎賞 == ●令和6年 谷崎潤一郎賞発表 受賞作 柴崎友香『続きと始まり』 選評 池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/堀江敏幸 ●文学的近況 あのときの続き▼柴崎友香 ======= ◆ニッポンの音楽と文化の核心 「洋楽離れ」から遠く離れて▼佐々木 敦 ◆追悼 伊藤 隆 伊藤史学が残したもの――遺産の彼方に▼有馬 学 ◆多数の意見と少数の意見 公共政策において民意はどこまで尊重されるべきなのか▼杉谷和哉 ======= 《好評連載》 ●学問と政治~新しい開国進取【第24回】集団的自衛権の見直しと平和安全法制▼北岡伸一 ●炎上するまくら【第95回】お打ち合わせ▼立川吉笑 ●皇室のお宝拝見【第8回】王羲之《喪乱帖》▼本郷和人 《連載小説》 ●地上の楽園 【第8回】▼月村了衛 ●金波銀波  【第4回】▼澤田瞳子
  • 中央公論2024年10月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 学費値上げでどうなる教育格差 ◆コロナ禍前後の学力の変化 四つの教育政策の盲点と求められる実態把握▼松岡亮二 ◆〔座談会〕落ちる「豊かさのスタンダード」 令和の大学生のリアル▼岩本菜々×増村莉子×今井悠介 ◆学費値上げしますか? 主要大学学長アンケート ◆全31大学の回答を読み解く アンケートから見えた大学間の温度差▼小林哲夫 ◆なぜ国公立大学の学費150万円を提案したのか 教育の質向上で日本の危機を克服する▼伊藤公平 ◆放置された不平等の慣性(イナーシャ) ――授業料と財政支援の国際比較から見る日本の大学▼苅谷剛彦 ◆塾代は3年間で約250万円 中学受験ブーム過熱と「教育格差」論の落とし穴▼おおたとしまさ ◆生活は楽でなくても実験に没頭してこその今 苦学生から科学の伝道師へ▼米村でんじろう ======= 【時評2024】 ●イスラエル擁護はG7の「基本的価値」か▼三牧聖子 ●予測しづらい巨大地震にどう備えるか▼牧野邦昭 ●パリオリンピックで日本が見落としたもの▼辻田真佐憲 ◆分極化するヨーロッパ 「極中道(エキストリーム・センター)」は民主主義の救世主か、破壊者か▼吉田 徹 == 特集 == 日米乱流──岸田退陣、トランプvs.ハリス ◆演出家を必要としていた政権 ――不思議の宰相・岸田文雄論▼竹中治堅 ◆「令和のブラックマンデー」と円安問題▼吉崎達彦 ◆「レーガンの党」から「トランプの党」へ 共和党の変質導いた労働者階級の怒り▼会田弘継 ◆米民主党「二つの実験」 カマラ・ハリスを支える力学と「火種」▼渡辺将人 ======= 【人口減少という有事】 ●なぜ女性は地方を去るのか ――試される自治体トップの本質的理解▼小安美和 ●グローバルヒストリーから見た人口減少 ――「人口の世界史」序説▼脇村孝平 == 特集 == 熊本がすごい ◆くまモン、地震、半導体…… 東大教授から県知事へ 4期16年のすべてを語る▼蒲島郁夫 ◆TSMCの戦略と日本の経済安全保障▼鈴木一人 ◆反骨の精神が生んだ文化力▼姜尚中 ◆怪獣モッコス▼長谷川 櫂 ◆サウナ「西の聖地」から見た風景▼西生吉孝 ======= 《好評連載》 ●学問と政治~新しい開国進取【第23回】第2次安倍政権と積極的平和主義▼北岡伸一 ●皇室のお宝拝見【第7回】邨田丹陵《大政奉還》▼本郷和人 ●文品 藤沢周平への旅【最終回】遠い道程――『漆の実のみのる国』▼後藤正治 ●炎上するまくら【第94回】戦々恐々▼立川吉笑 《連載小説》 ●地上の楽園 【第7回】▼月村了衛 ●金波銀波  【第3回】▼澤田瞳子
  • 中央公論2024年9月号
    990円 (税込)
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  • 中央公論2024年8月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == AI時代を生き抜くための事務 ◆〔対談〕文学と経営学から再考する 事務を知れば、世界の神経構造が分かる▼阿部公彦×楠木 建 ◆それでもなくならない事務の条件 「AIで仕事がなくなる」論文から10年の検証▼海老原嗣生 ◆日本唯一の総務専門誌前編集長が語る バックオフィスこそが会社を変える▼豊田健一 ◆ワクワクする冒険を実現する方法が「事務」だ▼坂口恭平 ◆ナッジ、現在バイアス、参照点…… 行動経済学でムダをなくす▼大竹文雄 ◆会社のなんでも屋? 名作漫画と当事者談から読み解く「総務の力」▼辛酸なめ子 ======= 【時評2024】 ●欧州議会選が示す「もしトラ」以上の悪夢▼三牧聖子 ●貿易摩擦が起きないのはよいことなのか▼牧野邦昭 ●モディ首相のメディア統制は対岸の火事ではない▼辻田真佐憲 ◆シリーズ・人口減少という有事 物流の2024年問題は地方を襲う ――企業、荷主、消費者が打つべき対策▼首藤若菜 ◆国際版「虎に翼」の日本人裁判官 大国の政治圧力には屈しない▼赤根智子 聞き手:五十嵐 文 ◆アイデンティティの衝突と被害者意識のすれ違い 離散の民、クルド人の実像▼今井宏平 ◆〔対談〕アメリカの問題、現実的な停戦ライン…… 歴史的視座から考えるウクライナ戦争▼北岡伸一×小泉 悠 == 特集 == 登山の喜び、読む愉しみ ◆安全に登る10の方法、より楽しむ10のアイデア▼羽根田 治 ◆「登らず嫌い」はもったいない!▼南野陽子 ◆山との出会いで変わった自分▼小椋久美子 ◆『新エロイーズ』から『日本百名山』まで 登山史を作った素晴らしき本▼石川美子 ======= ◆〔対談〕「令和流」の光と影 「安定的な皇位継承」は実現できるか▼原 武史×河西秀哉 ◆愛子さまはなぜ職員となられたのか 日本赤十字社と皇室 150年の絆▼小菅信子 ◆〔対談〕働かずに本を読む芸人に聞く、競争社会の歩き方 みんなもっとサボって本を読もう!▼三宅香帆×ラランド・ニシダ ◆健康、嗜好の選択から考える 個人が生きやすい社会とは何か▼岡本裕一朗 《好評連載》 ●学問と政治~新しい開国進取【第21回】「密約」調査で本当に重要だったこと▼北岡伸一 ●皇室のお宝拝見【第5回】京極正宗▼本郷和人 ●文品 藤沢周平への旅【第16回】余生に趣あり――『三屋清左衛門残日録』▼後藤正治 ●炎上するまくら【第92回】座布団一つでどこへでも▼立川吉笑 《新連載小説》 ●金波銀波【第1回】▼澤田瞳子 《連載小説》 ●地上の楽園【第5回】▼月村了衛
  • 中央公論2024年7月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 女性総理という選択 ◆〔対談〕政治の「危機」で聞こえ始めた待望論 自民党の救世主か、終わりの始まりか▼安藤優子×中北浩爾 ◆最年少女性市長の次なる挑戦 自治体も企業も多様性なくして成長なし▼越 直美 ◆「土井たか子ブーム」はなぜ続かなかったのか▼岩本美砂子 ◆サッチャーとメイ ――イギリスの女性宰相に何を学ぶか▼池本大輔 ◆日本、中国は例外的 アジアに女性指導者が多い理由▼岩崎育夫 ◆シミュレーション「トランプ・小池会談」の衝撃▼海野素央 ◆〔座談会〕毎日・日経・読売の元政治部長が語る 気になるあの人の実力と個性▼佐藤千矢子×吉野直也×伊藤俊行 ======= 【時評2024】 ●イスラエル抗議デモで露わになった米メディアのバイアス▼三牧聖子 ●福沢諭吉と渋沢栄一、新旧一万円紙幣の顔となった理由▼牧野邦昭 ●川勝前静岡県知事が果たすべき本当の責任▼辻田真佐憲 【人口減少という有事】 ◆少子化対策はスウェーデンの苦闘の歴史から学べ ――2度の人口危機を乗り越えた国の新たな挑戦▼宮本太郎 ◆企業誘致、人口増の好循環 「自立持続可能性自治体」印西市の挑戦▼板倉正直 ◆〔座談会〕Z世代が「消滅可能性自治体」リストを本音で語る 当事者不在の議論に異議あり!▼大空幸星×能條桃子×古井康介 == 特集 == あなたも危ない依存症 ◆ギャンブルから飲酒、オンラインゲームまで 今や新たな国民病▼原田隆之 ◆司法の保守化が規制緩和をもたらした アメリカ文化としての「スポーツ賭博」▼前嶋和弘 ◆アルコール依存症は高齢者の隣に 「否認の病」をどう見つけ、防ぐか▼和気浩三 ======= ◆〔対談〕誤解だらけ 戦国の城と合戦 ――考古学と文献史学の両面で読み解く▼中井 均×清水克行 ◆ガザ紛争、長期化の要因と停戦のシナリオ オスロ合意からの「2国家共存」路線を再考するとき▼鈴木啓之 ◆専門家パネル活動終了で今後どうなる 国連の力が試される北朝鮮制裁、次の一手▼竹内舞子 == 第25回 読売・吉野作造賞 発表 == 受賞作『新興国は世界を変えるか』恒川惠市 選評 北岡伸一/猪木武徳/山内昌之/白石隆/吉川洋/村岡彰敏/安部順一 =================== ◆生誕100年の安部公房 変貌と一貫の作家の現代性▼鳥羽耕史 《好評連載》 ●炎上するまくら【第91回】落語のメディア論▼立川吉笑 ●学問と政治~新しい開国進取【第20回】 第1次安倍政権以降の安全保障政策に関与▼北岡伸一 ●皇室のお宝拝見【第4回】狩野永徳《唐獅子図屛風》▼本郷和人 ●文品 藤沢周平への旅【第15回】史実に沿って――『市塵』▼後藤正治 《連載小説》 ●地上の楽園 【第4回】▼月村了衛 ●美土里俱楽部【最終回】▼村田喜代子
  • 中央公論2024年6月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 最新版 消滅する市町村 744全リスト ◆『地方自治体「持続可能性」 分析レポート』 ――地域特性に応じた人口減少対策が必要▼三村明夫+人口戦略会議 ◆データ解説 新たな「消滅」、半数が北海道・東北▼本誌編集部 ◆全国1729自治体の9分類データ ◆〔対談〕人口減を止められなかった10年 ――外国人・寄合・デジタルは救いとなるか▼増田寛也×宇野重規 ◆10年前のショックを糧に 消滅可能性都市から脱却した豊島区がいま目指すもの▼高際みゆき ◆人口増加は結果、目的ではない 東日本大震災があっても健闘の女川町▼須田善明 ◆人口減少率最大の秋田県、「資源県」の強みを活かす▼佐竹敬久 ◆多国籍タウン・大久保と向き合って 図書館は移民のシェルターになれる▼米田雅朗 ◆〔座談会〕結婚に恋愛は必要か ――少子化対策への手がかりを探る▼牛窪 恵×山田昌弘×干場弓子 ======= 【時評2024】 ●故意の「付随的被害」? ガザが示すAI軍事利用の危険▼三牧聖子 ●『複合不況』から32年、新たなバブルは発生するか▼牧野邦昭 ●国立追悼施設の建設を再び考えるとき▼辻田真佐憲 ◆プリキュア「女の子だって暴れたい」から20年 21世紀型アニメヒロインが大人をもひきつけるわけ▼鷲尾 天 聞き手:鈴木美潮 == 特集 == 不適切で輝いていた昭和 ◆〔対談〕ハラスメントは減ったかもしれないが…… 職場の環境はよくなったのか?▼河合 薫×常見陽平 ◆令和の若者にウケるわけ 昭和レトロはどこに向かう▼高野光平 ◆田中角栄、山口百恵はもう現れない カリスマなき時代政治も歌もチームで勝負▼枝野幸男 ◆〔対談〕暴言もあれば共感もあった 令和の政治家は言葉の力を取り戻せるか▼御厨 貴×東 照二 ======= ◆科学の通説はなぜ否定されるのか 生き残る地球平面説▼松村一志 ◆伝統宗教が地方で腐る ――自浄作用なき「聖域」で起きていること▼広野真嗣 《好評連載》 ●学問と政治~新しい開国進取【第19回】 学問の自由のありがたさ 日中歴史共同研究で痛感▼北岡伸一 ●皇室のお宝拝見【第3回】藤原定家筆《更級日記》▼本郷和人 ●文品 藤沢周平への旅【第14回】権力への階段――『風の果て』▼後藤正治 ●炎上するまくら【第90回】「笑点」新メンバー決定!▼立川吉笑 《連載小説》 ●地上の楽園 【第3回】▼月村了衛 ●美土里俱楽部【第13回】▼村田喜代子
  • 中央公論2024年5月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 日本に根ざす閥の研究 ●「私的な集団」が権力を握る意味 派閥解消で政治が改まるという幻想 待鳥聡史×河野有理 ●父・ハマコーの後を継いで31年 親子二代、無派閥の理由 浜田靖一 ●三田会、医学部の抗争、開成高校…… 学閥の現在と功罪 田中幾太郎 ●グローバル競争下でも新たな役割 日本経済の発展に貢献した財閥・企業集団 橘川武郎 ●長州閥を築いた元勲と現代の世襲政治家 一坂太郎 ●政略結婚、養子縁組、乗っ取り…… 戦国大名と「はかりごと」としての閨閥 小和田哲男 ======= 【時評2024】 ●アカデミー賞授賞式で露呈したハリウッドの「多様性」の欺瞞▼三牧聖子 ●北陸新幹線が延伸、新幹線の建設は今後も進むか▼牧野邦昭 ●政治的に正しければ「愛国無罪」か▼辻田真佐憲 ◆四つの軸から読み解く 習近平は第二の毛沢東か▼李昊 ◆情緒的な民進党支持のリスク 日本の台湾外交の限界と展望▼佐々木れな == 特集 == 「ほぼトラ」のアメリカ ●「トランプ2.0」が映し出す米国と世界 田中淳子 ●セレブリティと政治の独特な関係 テイラー・スウィフトは救世主なのか 辰巳JUNK ●バイデンの不人気は高齢のせいだけではない 「ポリコレ」疲れのアメリカ人 辰巳由紀 ======= 【人口減少という有事】 ◆市民のビジョンを収集し、ライブラリーに 震災後も珠洲市とともに生きる▼岩城慶太郎 ◆低中所得国も出生率は低下 国際比較で見る日本の人口減少▼林 玲子 ◆保育・幼児教育の義務化と公教育の無償化を ――望ましい財源は消費税▼山口慎太郎 ◆「一人っ子政策」終了後も中国の出生率が上がらない理由▼小浜正子 ◆〔対談〕俳優の身体が言葉を発するとき テキストと演じることの本質▼濱口竜介×今井むつみ ◆〔対談〕株高の裏側で進む「情報の不平等」 株式市場の「欠陥」でアクティビストが不当な利益を得る!?▼三和裕美子×山田剛志 ◆〔対談〕上手か下手かはひとまず関係なし! 自由で奥深き自炊の世界へようこそ▼三浦哲哉×山口祐加 ◆〔対談〕推しと批評の距離をめぐって ――ファン・消費・審美眼▼藤谷千明×西村紗知 ◆追悼 五百旗頭 真 50年来の友人にして、熊本地震の復興に貢献▼蒲島郁夫 ●学問と政治~新しい開国進取【第18回】 東大に戻り、授業と歴史問題に取り組む▼北岡伸一 《好評連載》 皇室のお宝拝見【第2回】 《蒙古襲来絵詞》▼本郷和人 《好評連載》 ●炎上するまくら【第89回】自分にまつわる「閥」の話▼立川吉笑 ●文品 藤沢周平への旅【第13回】大人の物語──『海鳴り』▼後藤正治 《連載小説》 ●地上の楽園【第2回】▼月村了衛 ●美土里俱楽部【第12回】▼村田喜代子
  • 中央公論2024年4月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 荒れる言論空間、消えゆく論壇 ◆〔鼎談〕SNSという戦場から ウクライナ戦争が変えた日本の言論地図▼細谷雄一×東野篤子×小泉 悠 ◆論破のリズム、スキルの時間 ──暗い欲望と数値が支配する現代について▼村上靖彦 ◆テレビ討論番組が輝いた時代 殴るか、殴られるかの本気の論争だから分かり合えた▼田原総一朗 ◆新世代ネット言論の仕掛け人が語る 議論への“参加資格”をもっと多くの人に▼郭 晃彰 ◆権威なき時代のSNS 論争の作法は失われたのか▼先崎彰容 ◆〔鼎談〕『世界』『正論』『中央公論』編集長が語る 多様な意見が共存三誌三様であっていい▼堀 由貴子×田北真樹子×五十嵐 文 ======= 【時評2024】 ●上川外相に期待する「フェミニスト外交」▼三牧聖子 ●戦前から行われてきた外国人観光客の誘致▼牧野邦昭 ●朝鮮人追悼碑撤去と「記憶の争奪戦」▼辻田真佐憲 ◆文化外交を推進し、日本への共感を広げたい▼上川陽子 ◆女性議員初の派閥領袖経験者が語る 男性の実力者が選ぶより女性同士が競い合う時代に▼山東昭子 ◆〔対談〕政治改革の時代と大義名分なき現在 ──「ネオ55年体制」と与野党の立ち位置をめぐって▼山口二郎×境家史郎 ◆日大アメフト部前監督インタビュー 真面目にやってきた学生たちの目標を奪いたくない▼中村敏英 聞き手 森 功 == 特集 == 人口減少は日本だけではない ◆移民大国化に舵を切った韓国▼春木育美 ◆子どもに優しくない社会からの脱却 2000年代ドイツの出生率回復と家族政策▼魚住明代 ◆欧州の出生動向に生じた大変動▼金子隆一 ======= ●学問と政治~新しい開国進取【第17回】 国連大使として2年半 充実と不完全燃焼▼北岡伸一 ◆外交文書の余白を読む 天皇訪中実現に暗躍した田中清玄▼徳本栄一郎 ◆〔対談〕香港でもアメリカでも安住できなかった革命家 ブルース・リー人気が日本で衰えないわけ▼ちゃうシンイチー×中島 恵 ◆不寛容の時代の「問題作」 『オッペンハイマー』が映すアメリカ、そして日本▼村田晃嗣 ◆消えゆく「戦中派」の記録と記憶 生誕100年、岡本喜八の痕跡を辿って▼前田啓介 ◆小伝 小澤征爾 天国で聴くバッハ▼中丸美繪 ◆多様性のあるまちづくりとは▼遠藤 新 《新連載》 皇室のお宝拝見【第1回】 伝狩野永徳《源氏物語図屛風》▼本郷和人 《好評連載》 ●炎上するまくら【第88回】美談の裏側▼立川吉笑 ●文品 藤沢周平への旅【第12回】短篇の成熟──「驟り雨」ほか▼後藤正治 《新連載小説》 ●地上の楽園 【第1回】▼月村了衛 《連載小説》 ●美土里俱楽部【第11回】▼村田喜代子
  • 中央公論2024年3月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内閣総理大臣インタビュー】 「聞く力」から「発信する力」へ 政権3年目、正念場で「結果示す」覚悟 ──安倍元首相の「外交遺産」引き継ぐ▼岸田文雄 == 特集 == 大学と生成AI ◆ChatGPTとどう向き合うか 全国42大学学長アンケート ◆アンケートから見えてきたリスクと期待▼小林哲夫 ◆〔ルポ〕学生のホンネ、教員の困惑 ──「バレたらどうなる?」「授業では取り上げない」▼花岡正樹 ◆〔対談〕理系も文系も必須のツール 生成系AIは対話力を鍛えるバディ▼坂村 健×松尾 豊 ◆いま、外国語を学ぶということ▼黒田龍之助 ◆〔対談〕精読と身体 AIには教えられない知▼小川さやか×古田徹也 ======= 【時評2024】 ●ハーバード学長辞任劇が炙り出すアメリカの大学の危機▼三牧聖子 ●大学共通テストの社会的役割▼牧野邦昭 ●奥能登から日本を考える▼辻田真佐憲 ◆盲点だった日本海側の防災対策 能登半島地震から何を学ぶべきか▼鎌田浩毅 ●学問と政治~新しい開国進取【第16回】 日本の国連外交の「敗戦」を振り返る▼北岡伸一 【人口減少という有事】 ◆約4割の未婚女性が子どもを持たないと予想 正社員とパートの賃金格差解消こそ最重要課題▼永瀬伸子 ◆1990年代の不良債権問題との類似性 少子化・人口減の深刻さはなぜ共有されないか▼白川方明 == 新書大賞2024 == ●新書通107人が厳選した年間ベスト20 ●大賞『言語の本質』 ●大賞受賞者に聞く▼今井むつみ/秋田喜美 ●2位『訂正する力』東 浩紀 ●3位『客観性の落とし穴』村上靖彦 ●ベスト20レビュー 【わたしと新書】 ●社会にもっと必要な遊びとは 陸上と読書の人生の先へ▼為末 大 ●読書芸人が魅力を語り尽くす タイパとコスパで選ぶなら新書がいちばん!▼ラランド・ニシダ ●〔編集者鼎談〕デジタル時代、活路はどこに 新旧レーベルの戦い方▼川治豊成×一ノ瀬翔太×田中正敏 ●宇野重規、佐藤卓己、廣野由美子、横山広美…… 目利き49人が選ぶ2023年私のオススメ新書 ======= ◆〔鼎談〕目覚めよJAPAN 経済3団体トップ座談会 日本経済の現在地と2024年の課題▼十倉雅和×小林 健×新浪剛史 ◆〔対談〕紫式部と平安時代 ──その第三の人生を復元する▼倉本一宏×澤田瞳子 ◆追悼 篠山紀信 自己を隠蔽できる写真家▼横尾忠則 《好評連載》 ●文品 藤沢周平への旅【第11回】戦国上杉の政治戦──『密謀』▼後藤正治 ●炎上するまくら【第87回】時代にそぐわない!?▼立川吉笑 《連載小説》 ●美土里俱楽部【第10回】▼村田喜代子
  • 中央公論2024年2月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆緊急提言「人口ビジョン2100」 縮小スパイラルを断ち切るために▼三村明夫+人口戦略会議 ◆「消滅可能性都市896」の衝撃▼本誌編集部 ◆〔対談〕今が未来を選択できるラストチャンス▼三村明夫×増田寛也 ◆父として、政治家として 政局のさなかも育児は続く▼小泉進次郎 ◆メガロポリスか衛星都市か 岐路に立つ政令指定都市▼北村 亘 ◆「異次元の少子化対策」は必要な層に届いていない? 子ども・女性支援政策から考える“失われた10年”▼治部れんげ ◆能登半島の最北部・珠洲市という選択 過疎地への本社移転がもたらした恩恵▼岩城慶太郎 ======= 【時評2024】 ●キッシンジャーの現実主義外交から継承すべきもの▼三牧聖子 ●ペソ廃止!? 自国通貨を持たない選択をどう考えるか▼牧野邦昭 ●プロパガンダと怒りであふれるSNS空間に流されないために▼辻田真佐憲 ◆〔ルポ〕〈福島県奥会津〉JR只見線復活から1年 座れないほど混雑する理由▼葉上太郎 ●学問と政治~新しい開国進取【第15回】 安保理改革のG4案 小泉氏は動かず中国は猛反対▼北岡伸一 ◆自民党派閥の政治資金問題 金額も政治家の器も小さくなった▼渡辺喜美 == 特集 == 終活、推し活、パパ活……「活」氾濫のなぜ ◆〔対談〕得られるのは達成感か、一体感か、それとも── 変幻自在の略語からニッポンが見える▼石原壮一郎×辛酸なめ子 ◆受け身な日本を変えるために 「婚活」ブームの火付け役が見た当時と今▼白河桃子 ◆“ためになる行動”をマーキングする新しい造語成分▼飯間浩明 ◆「推し活」が変える?「女性オタク」のメディアイメージ▼田島悠来 ======= ◆80億“総ジョン・レノン時代”がやって来る 音楽史の転換点としてのビートルズ“最後の新曲”▼みの ◆なぜアーバンベアが増えているのか 人間社会に左右されるクマの生態▼佐藤喜和 ◆創設者、小林一三が目指したものとは? 宝塚歌劇――アマチュアとプロフェッショナルの狭間で▼松本俊樹 ◆追悼 山田太一 「普通の人」を深く、温かく描いた名匠▼鈴木嘉一 《好評連載》 ●炎上するまくら【第86回】やるべきことがたくさん!▼立川吉笑 ●文品 藤沢周平への旅【第10回】青年医師の季節――「獄医立花登手控え」シリーズ▼後藤正治 《連載小説》 ●邪行のビビウ【最終回】▼東山彰良 ●美土里俱楽部【第9回】▼村田喜代子
  • 中央公論2024年1月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 独裁は選挙から生まれる ◆〔対談〕「進化」する権威主義、後退するリベラル 「投票=民主主義」という幻想▼吉田 徹×東島雅昌 ◆生成AI規制も合意できない 分断とフェイクに揺れるアメリカ大統領選挙▼前嶋和弘 ◆「中国ファクター」と台湾総統選挙 統一攻勢との力比べ▼川上桃子 ◆誰でも偽動画を作れる時代 AIは民意を変えられるのか▼小林雅一 ◆日本だけの現象ではない! 投票率低下の原因とその処方箋▼松林哲也 ◆〔ルポ〕ベルギーの現場から くじ引きで政治に参加する市民たち▼宮下洋一 ======= 【時評2024】 ●ハマスによるテロは、「イスラエルの9・11」なのか?▼三牧聖子 ●プロ野球から見える経済史と企業戦略▼牧野邦昭 ●ゴジラ最新作への違和感▼辻田真佐憲 ◆時評2023座談会 戦争、性加害……積み残した課題山積、そしてトランプ再臨?▼岩間陽子×井上智洋×河野有理 ●学問と政治~新しい開国進取【第14回】 国連安保理改革は常任・非常任の拡大案で▼北岡伸一 ◆〔対談〕大国化するインドの内側では メディア、農村、不平等▼パラグミ・サイナート×堀本武功 ◆新資料発見! 1960年、憲法学者・佐藤功への御下問の記録 昭和天皇が憂慮した皇室の未来▼小宮 京 ◆「令和改元」をめぐる新たな真実 安倍首相に和風元号を決断させた一本の寄稿▼笹川陽平 == 特集 == 日記を愉しむ ◆新しい光を放つ空間▼荒川洋治 ◆専門店を開いて見えたもの 人間がむき出しで現れる文芸ジャンル▼内沼晋太郎 ◆日本人は日記とどう向き合ってきたか 明治のブームからSNSまで▼山守伸也 ======= ◆〔対談〕邪馬台国、天皇権力、武士の起源…… 東西史観対決 日本史の論点でたどる東大と京大の歴史学▼井上章一×倉本一宏 ◆各国の思惑と戦争のゆくえ ウクライナへの「支援疲れ」で問われるもの▼鶴岡路人 ◆日本のお役所的な「平和ボケ」支援の実態 ウクライナ軍大佐から渡された一枚のメモ▼猪瀬直樹 ◆財政基盤の確立のために、いちょう並木は守れるか どうなる神宮外苑再開発▼深川保典 ◆地を這う“総合商社”味の素 『地球行商人』を上梓して▼黒木 亮 ◆〔鼎談〕令和に読む雨宮まみ こじらせ・性・消費▼住本麻子×ひらりさ×藤谷千明 《好評連載》 ●文品 藤沢周平への旅【第9回】ハードボイルド調──「彫師伊之助捕物覚え」シリーズ▼後藤正治 ●炎上するまくら【第85回】真打昇進の障壁とは▼立川吉笑 《連載小説》 ●邪行のビビウ【第10回】▼東山彰良 ※村田喜代子氏の連載「美土里倶楽部」は都合により休載します。
  • 中央公論2023年12月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 陰謀論が破壊する日常 ◆人々の不遇感が信心を強化する▼大澤真幸 ◆日本人の半数以上が騙される!? 生成AIの普及でウィズフェイク2.0時代に▼山口真一 ◆〔対談〕反ワクチン、ノーマスク、ディープ・ステート…… 参政党の台頭に見る日本政界への浸透度▼畠山理仁×藤倉善郎 ◆YouTubeが主要な情報源 日本のシニアはなぜハマってしまうのか?▼古谷経衡 ◆〔対談〕実話怪談、都市伝説、オカルト…… 「ここではないどこか」を求めて▼雨宮 純×吉田悠軌 ◆コロナ禍で予想外の減少? 世論調査に見る日本人の陰謀論支持▼ロバート・ファーヒ ◆UFOと気候変動と科学哲学 無知学は「トンデモ論」にどう対峙するか▼鶴田想人 ======= 【時評2023】 ●少女たちよ、大志を抱け▼岩間陽子 ●イスラエル・ハマスの紛争をめぐる空疎なイデオロギー対立▼井上智洋 ●人にして人を毛嫌いするなかれ▼河野有理 ◆パレスチナ・イスラエル紛争の非対称性▼ハディ ハーニ ◆保守派と民主派の間で揺れるタイのセーター新政権▼外山文子 == 特集 == 政治改革から30年 ◆「日本改造」に向けて最終決戦 3度目の政権交代は「次期衆院選」で▼小沢一郎 ◆野党共闘の再構築に挑戦する▼志位和夫 ◆痛感した総理の重責、再び非自民で担う覚悟あり▼野田佳彦 ◆「選挙のプロ」が見てきた政治の現場 政党より人を選ぶ風土は不変▼久米 晃 ◆〔対談〕政治への不信は制度改革では克服できない▼宇野重規×坂井豊貴 ======= ◆〔鼎談〕海の語源は感嘆の「う」なのか? 「言語の本質」の謎に迫る▼今井むつみ×秋田喜美×千葉雅也 ◆販売部数50万部超え、政治参画…… 戦後フランス「知識人の雑誌」の成功要因▼中村 督 ◆温暖化が加速する今、歴史に学ぶ 江戸時代の気候変動から何がわかるのか▼武井弘一 ◆繰り返す危険ドラッグの流通と規制に終止符を 日本の大麻政策再考▼松本俊彦 ◆合理的にリスクを取って豊かな日常生活を▼岩田健太郎 ●学問と政治~新しい開国進取【第13回】 国連大使に起用され学界から外交の現場へ▼北岡伸一 ◆追悼 加藤秀俊 SNSも駆使した真の教養人▼佐伯順子 ======= 第2回 川端康成青春文学賞 発表 選評 津村記久子/羽田圭介/大野裕之 ======= 《好評連載》 ●炎上するまくら【第84回】僕の顔が真っ赤になったワケ▼立川吉笑 ●文品 藤沢周平への旅【第8回】秘剣舞う──「隠し剣」シリーズ▼後藤正治 《連載小説》 ●美土里俱楽部【第8回】▼村田喜代子 ●邪行のビビウ【第9回】▼東山彰良
  • 中央公論2023年11月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 不正と失態が組織をむしばむ ◆〔対談〕相次ぐ不祥事、経営の不条理 組織の「黒い空気」をいかに払拭するか▼林 文子×菊澤研宗 ◆マイナンバー、新型コロナ特別定額給付金…… 行政・企業のDXが進まない理由▼佐藤一郎 ◆不祥事対応のエキスパート弁護士が語る 危機管理の要諦▼木目田 裕 ◆心理的安全性が強いチームを作る▼村瀬俊朗 ◆哲学と経営の交差点 「訂正」のダイナミズムを失った日本▼東 浩紀 ◆〔対談〕「鉄砲を持った役人集団」の失敗から学ぶもの 関東軍の「独走」はなぜ起きたのか▼加藤聖文×及川琢英 ======= 【時評2023】 ●アジアが目指すべき「冷戦」▼岩間陽子 ●ジャニーズ問題で問われるマスメディアのあり方▼井上智洋 ●nihongonomirai/にほんごのみらい▼河野有理 ◆〔対談〕不十分なリスク・コミュニケーション、「前のめり」の専門家…… 新型コロナ対応の教訓をどう生かすか▼牧原 出×河合香織 聞き手:坂上 博 ◆闇バイト、サイバー犯罪、ローン・オフェンダー…… 令和の治安危機を食い止めろ──警察大学校元校長の緊急提言▼安田貴彦 ◆性加害事件としてのジャニーズ問題▼藤森和美 ●学問と政治~新しい開国進取【第12回】 アメリカ同時多発テロと「岡本懇談会」の活動▼北岡伸一 ◆小泉・安倍政権はなぜ盤石だったのか 岸田内閣、長期政権の条件▼竹中治堅 == 特集 == 本屋さんの今 ◆〔対談〕愛書家×元祖カリスマ書店員 書棚に宿る店主のまなざし▼鹿島 茂×間室道子 ◆書店数は最盛期の3分の1に 本屋さん復活のカギは流通システム改革と新しい人材▼星野 渉 ◆〔ルポ〕独立系書店の店主に聞く「うちのこだわり」▼井上理津子 《Bookshop Memories》 ◆自由な立場になった今、再訪したい書店▼黒田東彦 ◆私の「世界へ通ずる道」▼森まゆみ ◆「東京泰文社」の思い出▼松浦弥太郎 ◆TSUTAYAが見せてくれた世界▼小泉 悠 ======= 【谷崎賞】 ●令和5年 谷崎潤一郎賞発表 受賞作 津村記久子『水車小屋のネネ』 選評 池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/筒井康隆/堀江敏幸 ●文学的近況 目の検査、賞、陽性、いもむし▼津村記久子 ◆宮﨑駿とオフ・スクリーンのメディア史 『君たちはどう生きるか』の宣伝戦略が浮き彫りにしたもの▼近藤和都 ◆〔対談〕「月光仮面」放送開始から65年 元祖特撮ヒーローは「変身」しない正義の味方▼大瀬康一×鈴木美潮 ◆追悼 無着成恭 戦後教育の羅針となった「山びこ学校」▼木村 元 ======= 《好評連載》 ●文品 藤沢周平への旅【第7回】世話物の連作──『橋ものがたり』▼後藤正治 ●炎上するまくら【第83回】 師匠の人間力▼立川吉笑 《連載小説》 ●邪行のビビウ【第8回】▼東山彰良 ●美土里倶楽部【第7回】▼村田喜代子
  • 中央公論2023年10月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 病と生きる──誰もが患う時代 ◆〔対談〕コロナ禍で見えた社会の病理 治療と仕事を両立するには▼大竹文雄×笠井信輔 ◆高次脳機能障害の当事者として 脳が壊れた僕のできること、できないこと▼鈴木大介 ◆主治医には名医ではなく良医を 人生の優先事項を考えて治療方法を選んでいく▼鎌田 實 ◆ヤングケアラー対策でなお残る課題 「時間の再編」に対応した正規労働の改革を▼澁谷智子 ◆過度な長寿化がもたらした副産物 老いて病む人間、ピンピンコロリの動物▼小林武彦 ◆〔対談〕東北の地を歩いて見えた希望 がんの辛さ、被災の悲しみを乗り越える力が人間にはある▼垣添忠生×大島理森 ======= 【時評2023】 ●アルゼンチンの日系人と多重国籍問題▼岩間陽子 ●宮﨑駿監督の新作ではなぜ戦禍が描かれなかったのか▼井上智洋 ●あなたは一国の為政者でも私よりは弱い▼河野有理 ◆EU型社会を目指す国民の願いと連帯 汚職、オリガルヒと闘うウクライナの「市民社会」▼平野高志 ◆秦剛外相の更迭、「戦狼外交」…… 中国「外交」はなぜ理解不能なのか▼岡本隆司 ●学問と政治~新しい開国進取 安全保障編【第11回】 戦後50年の国会決議と幻の緒方貞子内閣▼北岡伸一 ◆問い直されるアイデンティティ 欧州で進むミュージアムの「脱植民地化」▼村田麻里子 ◆〔対談〕プーチンに逮捕状を出した日本人裁判官が問う 日本は「戦争犯罪」への備えはあるか▼赤根智子×フィリップ・オステン == 特集 == コンサルの光と闇 ◆なぜ必要とされ、なにが足りないのか▼冨山和彦 ◆「会社のお医者さん」の喜怒哀楽とやりがい▼メン獄 ◆東大生はなぜ起業を目指すのか シン・エリート層のキャリア観の変化▼各務茂夫 ======= 《メディア今昔》 ◆〔対談〕歴史の盲点、公共性、リテラシー…… 戦前のメディア政治が現代に残した教訓▼佐藤卓己×辻田真佐憲 ◆技術と資金力で米国を揺るがす億万長者たち イーロン・マスクは一人ではない▼八田真行 ◆切り取り報道に抗して30年 メディアがフェイクを見破れずして、この国は守れない▼猪瀬直樹 ◆知られざる「切り抜き師」事情▼本誌編集部 ◆村上龍、糸井重里、柏木博、ナンシー関…… 団塊ジュニア世代の目に映った言論空間▼速水健朗 ======= ◆LGBT「活動家」と一般当事者はなぜ乖離したのか▼三橋順子 ◆SNS、コロナ、健康増進法…… 現代社会の法と自由を考える▼住吉雅美 ◆追悼 月の人──森村誠一▼角川歴彦 ======= 《好評連載》 ●炎上するまくら【第82回】 甲州街道の海賊▼立川吉笑 ●文品 藤沢周平への旅【第6回】「用心棒」シリーズ──『孤剣』『刺客』『凶刃』▼後藤正治 《連載小説》 ●美土里倶楽部【第6回】▼村田喜代子 ●邪行のビビウ【第7回】▼東山彰良
  • 中央公論2023年9月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 戦争が変える世界秩序──ウクライナの戦禍から考える ◆〔対談〕ポスト冷戦期の転換点と「柔らかく分断された平和」▼細谷雄一×板橋拓己 ◆〔対談〕危機に立つ国連と多国間主義 日本は安保理改革の旗手になれ▼北岡伸一×水鳥真美 ◆「21世紀のマーシャル・プラン」はなるか 歴史のアナロジーで考えるアメリカの限界と底力▼村田晃嗣 ◆勢力圏からアメリカを排し世界の中央をめざす中国▼三船恵美 ◆急成長のアフリカが求める国際関係 平和への鍵握るグローバル・サウス▼武内進一 ◆変質する日本の平和主義 戦争への想像力をいかに補うか▼山本昭宏 ◆軍事専門家がメディアで語り続ける理由 戦争を防ぐために軍事の常識を知ってほしい▼高橋杉雄 ======= ◆プーチン・ロシアに及ぼす影響は? プリゴジンの反乱の余波はまだ続く▼保坂三四郎 【時評2023】 ●今こそ日韓エリゼ条約を▼岩間陽子 ●LGBT理解増進法、「理解」が足りないのは誰なのか▼井上智洋 ●君たちはどう生きるか▼河野有理 ●学問と政治~新しい開国進取 安全保障編【第10回】 立教から東大に移籍 指導者の「卵」を𠮟咤激励▼北岡伸一 ◆〔対談〕蛇が脱皮するように 歳を重ねて新しいことに挑戦する それが「学び直し」▼五木寛之×下重暁子 == 特集 == 信仰なき時代の仏教 ◆安心の岸辺は残されているのか▼山折哲雄 ◆ケアラーズカフェ、フードパントリー、災害時の避難場所…… 思いをかたちに──時代に合った社会貢献▼戸松義晴 ◆『月刊住職』を作って49年 日本のお寺はなくならない▼矢澤澄道 ◆1995年生まれの女性僧侶が語る 生きづらい現代にこそ知りたい親鸞の教え▼片岡妙晶 ======= ◆集住する理由、日本語の壁 茨城県大洗町のインドネシア人たちはどう生きているか▼助川泰彦 ◆カレーから化粧品、都市開発にまで応用できるポテンシャル スパイスの尽きない魅力▼印度カリー子 ◆群れの構造、観察学習、推理力…… 魚類心理学が発見した驚きの知能と謎▼益田玲爾 ◆追悼 富岡多惠子 「ここにいていいよ」と言われて五十五年 僕にとっては最高の人だった▼菅 木志雄/聞き手:島﨑今日子 ◆〔対談〕宮本武蔵の“荒ぶる魂”を取り戻せ▼齋藤孝×佐藤賢一 《好評連載》 ●炎上するまくら【第81回】落語を聞くなら福井県!▼立川吉笑 ●文品 藤沢周平への旅【第5回】作風の転機──『用心棒日月抄』▼後藤正治 《連載小説》 ●美土里倶楽部【第5回】▼村田喜代子 ●邪行のビビウ【第6回】▼東山彰良
  • 中央公論2023年8月号
    990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 維新の正体──自民一強は崩れるのか ◆〔対談〕大阪どまりか、全国進出か 問われる政策・組織・党の顔▼待鳥聡史×善教将大 ◆政党は経営する時代 巨大与党と戦う武器はベンチャー精神▼藤田文武 ◆維新の組織風土と候補者集めの実情▼松本 創 ◆大阪のおばちゃんが惨敗した理由▼谷口真由美 ◆戦後日本政治の中の第三極政党▼山本健太郎 ◆新党成立と多党化を促す政党助成という制度▼濱本真輔 ◆「お笑い」と維新の会に共通するもの 「コストカット」が生んだ大阪の政治風土▼井上章一 ◆与党のキーパーソンが語る 自民党の強み、野党との向き合い方▼森山 𥙿 ======= 【時評2023】 ●新しい歌を歌い始める勇気▼岩間陽子 ●五公五民の中負担・低福祉国家、お金はどこへ消えた?▼井上智洋 ●公と官のあいだの空間政治学▼河野有理 ●学問と政治~新しい開国進取 安全保障編【第9回】 大学の内外の仕事とメディアとの関わり▼北岡伸一 ◆スーダン軍事衝突を現代史の中で考える▼栗田禎子 ◆日本の中の異国 日本のシン・中国人社会▼中島 恵 ◆〔対談〕ガチ異国メシ、フホー、多文化共生…… 移民社会ニッポンの縮図、北関東のリアル▼室橋裕和×安田峰俊 == 特集 == 社交の復権 ◆〔対談〕よき飲み会の思想 人づきあいの変遷を読み解く▼苅部 直×髙木裕貴 ◆マスク顔の心理学▼河原純一郎 ◆夜のインフラ、ラウンジとスナックの現在▼谷口功一 ◆〔対談〕「文学の場所」が失われた現代 ゆるいつながりという処方箋▼東畑開人×大木亜希子 ======= ◆〔対談〕図鑑作成から学問的位置づけまで 牧野富太郎が拓いた日本植物の世界▼塚谷裕一×鶴田想人 ◆日本独自の文化“ととのう”はいかに生まれたのか フィンランドサウナの誕生から「サ活」ブームへ▼草彅洋平 ◆72歳の彼が見据えてきたもの あだち充の半世紀と現在地▼碇本 学 ◆南海トラフ巨大地震、首都直下地震、富士山噴火…… 地方自治体は大規模自然災害にどう備えるか▼鎌田浩毅 ◆〔対談〕歴史の空白を小説で描く 日本統治時代の台湾を舞台に▼楊双子×古内一絵 ◆〔解説〕自分たちの歴史を客観的に見直す▼三浦裕子 《好評連載》 ●文品 藤沢周平への旅【第4回】歴史小説の開巻──「逆軍の旗」▼後藤正治 ●炎上するまくら【第80回】謝罪の達人▼立川吉笑 《連載小説》 ●邪行のビビウ【第5回】▼東山彰良 ●美土里倶楽部【第4回】▼村田喜代子
  • 中央公論2023年7月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 安倍晋三のいない保守 ◆私はジョーカーではなく、ハートのエース 「粘着質の保守」を女性が変える▼小池百合子 ◆憲法と安全保障をめぐり安倍氏と決裂 「敵」と見なされても発言し続ける▼石破 茂 ◆総裁を託した彼のこと 「対立の岸」と「融和の池田」 一人二役をめざしていた▼谷垣禎一 ◆二人の友を喪って 安倍晋三さんと坂本龍一君のこと▼塩崎恭久 ◆「保守」の現在地 「国体護持」から「中今」へ▼片山杜秀 ◆解消しないジェンダー・ギャップ 外交戦略だった「女性活躍」▼三浦まり ◆〔対談〕保守本流とは何か 清和会・宏池会の軌跡と派閥政治のこれから▼福永文夫×井上正也 ======= 【時評2023】 ●台湾一周の旅で実感した歴史の多層性▼岩間陽子 ●AIが可能にする「アイディア即プロダクト」の経済▼井上智洋 ●21世紀における君主制の運命▼河野有理 ●学問と政治~新しい開国進取 安全保障編【第8回】 オーストラリア、台湾と沖縄で学んだこと▼北岡伸一 ◆フランス外交における「戦略的自律」のゆくえ▼宮下雄一郎 ◆フィンランドから見たウクライナ戦争▼石野裕子 ◆半年で2回のロケット打ち上げ失敗 「宇宙先進国」の復活に向け現場の力を生かせ▼知野恵子 ◆〔対談〕教養のあり方、理系・文系、反知性主義、ChatGPT…… いまこそリベラル・アーツ教育を▼田村哲夫×隠岐さや香 == 特集 == AI時代のことば力 ◆沈黙のすすめ 好奇心を疑い、問う力を養う▼若松英輔 ◆言語習得に見る知性の本質 オノマトペ・記号接地・ChatGPT▼今井むつみ ◆〔対談〕「親しくなるための言語」はITでまかなえない 辺境で見つけた本物の語学力▼高野秀行×伊藤雄馬 ◆流浪の民ロマから学ぶもの 機械の間違い、人間の間違い▼角 悠介 ======= ◆なぜ今、中国で上野千鶴子ブームなのか▼古市雅子 ◆大手チェーンも新規開店 アメリカで起きている「リアル書店」のリバイバル▼安部かすみ == 第24回 読売・吉野作造賞 発表 == 受賞作『田中耕太郎──闘う司法の確立者、世界法の探究者』牧原 出 選評 北岡伸一/猪木武徳/山内昌之/白石 隆/吉川 洋/老川祥一/安部順一 =================== ◆上司の引きで抜擢、人事を掌握、賄賂…… 大奥という行政組織の中で逞しく生きた女性たち▼畑 尚子 ◆『万葉集』からSNSまで 一過性のブームでは終わらない短歌の魅力▼高柳祐子 《好評連載》 ●炎上するまくら【第79回】歯医者怖い!?▼立川吉笑 ●文品 藤沢周平への旅【第3回】「負のロマン」の頃──「闇の梯子」ほか▼後藤正治 《連載小説》 ●美土里倶楽部【第3回】▼村田喜代子 ●邪行のビビウ【第4回】▼東山彰良
  • 中央公論2023年6月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔対談〕「地方消滅」予測から10年 コロナ後の首都圏回帰 いかに人を動かすか 増田寛也×砂原庸介 ●女性がリードする地方からの人口流出 正規雇用の拡大が課題 天野馨南子 ●問われる日本型雇用と労働観 テレワークは広がるのか 濱口桂一郎 ●〔対談〕上京物語の変遷 住まい・文化・交通をめぐって 岡崎武志×速水健朗 ●人の奪い合いから分かち合いへ 「関係人口」という選択肢 田中輝美 ●「タワマン文学」の旗手に聞く 湾岸のタワマンに住む地方出身者の悲哀 外山 薫 ●アニメはいかに首都と地方を描いたのか ジブリ作品から「聖地巡礼」まで 藤津亮太 ●大地震後も「社会増」、北海道の小さな町の挑戦 宮下悠樹
  • 中央公論2023年5月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 官僚の没落 ◆国家公務員制度担当大臣インタビュー お役所を良くするのも政治の仕事 人材・やりがい・多様性▼河野太郎 ◆データで見るエリート学生の進路事情▼本誌編集部 ◆安倍元首相退陣後も漂い続ける「首相の意向」 官邸官僚が生み出した「無責任体制」▼牧原 出 ◆敗戦で経済官僚たちは変わったのか 今もさまよう統制の亡霊▼中村宗悦 ◆〔対談〕江戸の役人、令和の官吏 「現代の大岡越前」は現れるのか▼大石 学×北村 亘 ◆米英独仏との比較から浮かび上がるもの 家臣型・無定量・人事一任の日本型は持続可能か▼嶋田博子 ◆〔対談〕元キャリア官僚から見る破綻と回復への道筋 霞が関再生は国会改革から始まる▼小川淳也×千正康裕 ====== 【時評2023】 ●スウェーデンで考えた日本の安全保障▼岩間陽子 ●マネーストックの管理は日銀ではなく政府の責務▼井上智洋 ●偉大なる「演技者」 大江健三郎▼河野有理 ◆アメリカの民主主義に新たな脅威 クリスチャン・ナショナリズムの台頭▼ブルース・ストークス ◆統一教会研究の第一人者が語る 日本を「カルト天国」にしないために▼櫻井義秀 ◆上がらない賃金、低下する組織率、減らないブラック企業…… 「従業員代表制」導入で労働組合再生を▼野田知彦 ●学問と政治~新しい開国進取 安全保障編【第6回】 小沢一郎氏への助言と幻の「北岡党首」論▼北岡伸一 ◆〔対談〕『安倍晋三 回顧録』を点検する 史料として読んでいくために▼御厨 貴×中北浩爾 == 特集 == 日常化する心の病 ◆〔対談〕現代社会に生きるしんどさ 「推す」心理、「推される」心理の向こう側▼尾久守侑×中元日芽香 ◆診断の普及で救われる人、救われない人 繁茂するメンタルクリニック▼櫛原克哉 ◆ネットが拓く新たな自殺対策とその課題 「死にたい」の可視化で生じた変化▼末木 新 ◆〔対談〕臨床心理学とマルクスの分断 心をケアし、社会を良くする第一歩▼東畑開人×斎藤幸平 ====== ◆〔対談〕小津安二郎は甦えるのか 令和から見るその人物と作品▼平山周吉×與那覇 潤 ◆1990年代と現在の断層をめぐって 男らしさとスキンケアの相克▼伊藤 聡 ◆汚職に塗れやすい国家とは 縁故主義に囚われる世界▼溝口哲郎 ◆選挙の憂鬱 参政権くじ引き制のすすめ▼山口晃人 《新連載》 文品 藤沢周平への旅【第1回】 修業時代の秀作──「木地師宗吉」▼後藤正治 《好評連載》 ●炎上するまくら【第77回】 義祖母の遺影▼立川吉笑 ●冒険の断章【最終回】三島由紀夫の自決の企図▼角幡唯介 《新連載小説》 ●美土里俱楽部【第1回】▼村田喜代子 《連載小説》 ●邪行のビビウ【第2回】▼東山彰良
  • 中央公論2023年4月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 団塊の花道 ◆僕たちはどう死ぬのか 好き勝手やってきたから最後までやりたいことを▼テリー伊藤 ◆最後に頑張るときが来た! 男は島耕作、女は毒親嫌われた世代の正の遺産は▼上野千鶴子 ◆自己イメージ、消費、健康意識、夫婦関係…… データで見る団塊のリアル▼斉藤 徹 ◆〔対談〕「老害」批判をこえて 「リベラル世代」の政治家が築いたもの▼海江田万里×古賀伸明 ◆2040年の社会をイメージし、逆算で考える 高齢者の急増に社会保障は耐えられるか▼香取照幸 ◆超高齢社会を乗り切るべく「生涯観」の刷新を 「平均的な人生」を後続の世代に押し付けないために▼筒井淳也 ◆〔対談〕世代間対立は先鋭化するのか 前例踏襲の限界と団塊ジュニアの抱える困難▼永田夏来×西田亮介 ====== 【時評2023】 ●移民政策が生み出すドイツのダイナミズム▼岩間陽子 ●「高齢者の集団自決」発言の背景にあるもの▼井上智洋 ●同性婚をめぐる「人権」と「特権」のあいだ▼河野有理 ◆計量分析から考察する政治体制、同盟、核兵器 独裁者はなぜ向こう見ずな戦争を起こすのか?▼安中 進 ◆外交スピーチライターは『安倍晋三 回顧録』をどう読んだか 息遣い、口調が蘇る▼谷口智彦 聞き手 清野由美 ◆〔対談〕狭間の国、日本から世界を見る ウクライナ戦争のいま、問われる文化の力▼青木 保×廣瀬陽子 == 特集 == ポスト・トランプのアメリカ ◆世代論が照らす政治地図 これから10年は民主党の時代へ▼横江公美 ◆共和党が掘り起こした票田 白人労働者の怒りは持続するか▼ジャスティン・ゲスト ◆ネオコン、ペイリオコン、オルトライト、ポストリベラル保守…… 変容と再編が進むアメリカの保守主義▼井上弘貴 ◆フランクリン・ルーズベルト以来の伝統が揺らぐ!? 混迷の時代を映す大統領図書館▼豊田恭子 ====== ●学問と政治~新しい開国進取 安全保障編【第5回】 『日本改造計画』 小沢一郎氏との関わり▼北岡伸一 ◆プラザ合意の立役者が語る 世界経済と通貨制度の現在・過去・未来▼大場智満 ◆〔対談〕地図と流域から探る防災の知恵 二刀流で身を守れ▼岸 由二×今尾恵介 ◆マイノリティの視点から考える 本当の多様性とは?▼乙武洋匡 《好評連載》 ●ロバート キャンベルの1冊対談集【第9回】 難民問題のヒントが江戸にあり?▼渡部カンコロンゴ清花 聞き手 ロバート キャンベル ●冒険の断章【第39回】鹿狩りと調和的アプローチ▼角幡唯介 ●炎上するまくら【第76回】擬古典が古典になる日▼立川吉笑 《新連載小説》 ●邪行のビビウ【第1回】▼東山彰良 《連載小説》 ●ジウX【第8回】▼誉田哲也
  • 中央公論2023年3月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 独裁が崩れるとき ◆〔対談〕二つの権威主義体制を徹底解剖 プーチンと習近平の急所はどこにあるのか?▼小泉 悠×熊倉 潤 ◆歴史は再び自由民主主義へと弧を描く▼筒井清輝 ◆「アラブの春」の挫折と教訓▼酒井啓子 ◆白紙革命は習一強崩壊の号砲か? Z世代が揺さぶる中国のこれから▼安田峰俊 ◆「分断国家」東ドイツ 社会主義体制の崩壊▼河合信晴 ◆インターネットは再び民主化の武器になるのか? 変貌する監視体制と市民意識▼山本達也 ◆〔対談〕歴史に見る独裁と統治のリアル▼君塚直隆×池田嘉郎 ====== 【時評2023】 ●改革と革命とPTA▼岩間陽子 ●柄谷行人の思想と日本経済の衰退▼井上智洋 ●福沢諭吉と「二月の勝者」▼河野有理 ◆国家転覆計画の背景を読む 「帝国市民運動」及び「最後の世代」から見るドイツの思想的分断▼今野 元 ●学問と政治~新しい開国進取 安全保障編【第4回】 憲法改正の方向と安保を論じる▼北岡伸一 ◆〔鼎談〕憲政史上最長政権の軌跡 回顧録が明かす安倍政治の戦略と人事▼菅 義偉×北村 滋×橋本五郎 == 新書大賞2023 == ●新書通106人が厳選した  年間ベスト20 ●大賞受賞者に聞く 『現代思想入門』学術を身体的に咀嚼し、社会と繫ぐ▼千葉雅也 ●2位『映画を早送りで観る人たち』稲田豊史、 ●同『人類の起源』篠田謙一ほかベスト20レビュー ●〔編集者鼎談〕潜在需要を掘り起こす腕利きの3人 ヒット作のつくり方▼栗原一樹×田頭 晃×多根由希絵 ●インタビュー ▼詩の世界でも問われ始めた古くて新しいジェンダー[文月悠光] ▼歴史と現代は地続き 時事の見取り図を手にするために[山崎怜奈] ●小川さやか、斎藤幸平、鈴木涼美、原 武史…… 目利き48人が選ぶ2022年私のオススメ新書 ====== ◆知識人と政治の有益な緊張関係のために 政治学者・矢部貞治の軌跡から何を学ぶか▼井上寿一 ◆〔対談〕没後1年を機に捉え直す 作家としての石原、現象としての慎太郎▼猪瀬直樹×鹿島 茂 《好評連載》 ●冒険の断章【第38回】〈実在の精髄〉とは何か▼角幡唯介 ●炎上するまくら【第75回】扇子と手ぬぐい▼立川吉笑 《連載小説》 ●ジウX【第8回】▼誉田哲也
  • 中央公論2023年2月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 大学再編で日本は生き残れるか ◆〔緊急調査〕「10兆円ファンド」にこれだけは言いたい 研究力トップ25大学 学長アンケート▼北大、東北大、筑波大、千葉大、慶大、芝浦工大、順天堂大、電通大、東大、東京医科歯科大、東工大、東京農工大、早大、横国大、金沢大、名大、豊橋技術科学大、京大、阪大、大阪公立大、神戸大、岡山大、広島大、九大、熊本大 ◆アンケートから見えてきた学長のホンネ▼小林哲夫 ◆〔対談〕東京工業大学 東京医科歯科大学 2024年に統合 世界で勝負する大学に▼益 一哉×田中雄二郎 ◆経営・距離・新型コロナをめぐって 現場から見た北海道3大学の統合▼江頭 進 ◆新大学では「日本のMIT」も「第2のビル・ゲイツ」も目指さない 実学を重視したエンジニア養成を▼西 和彦 ◆戦後大学史上、第4の衝撃 大学ファンドと国際卓越研究大学がもたらすもの▼石原 俊 ◆ドイツの大学改革に学ぶもの 統制と自律のバランスをどう取るか▼竹中 亨 ====== 【時評2023】 ●“ローカル線世界”から考える▼岩間陽子 ●「富国」なしの「強兵」は亡国への道▼井上智洋 ●『すずめの戸締まり』に見る〈うしろめたさ〉の共同性▼河野有理 ◆アバター化技術による教育効果への期待 メタバースは一時的な流行に終わらない▼雨宮智浩 ●学問と政治~新しい開国進取 安全保障編【第3回】 有識者会議に初参加し日本とアジアを考える▼北岡伸一 ◆視界不良の台湾海峡情勢 統一地方選大敗で近づく「蔡英文時代」の終焉▼野嶋 剛 ◆反ゼロコロナの「白紙デモ」で一強体制は変わるか 習近平が習近平でなくなる日▼城山英巳 == 特集 == ポスト黒田に待ち受ける難題 ◆商品・労働・金融の価格競争をいかに正常化するか 賃上げの好機を逃さず「慢性デフレ」から脱却を▼渡辺 努 ◆2%物価目標は維持するべきか 「微害微益」の異次元緩和で得た教訓▼門間一夫 ◆日本経済10年の軌跡と今後のシナリオ アベノミクス後をいかに乗り切るか▼片岡剛士 ====== ◆〔対談〕企業経営も家計も基本は同じ お金を軸に人生を考える▼芳井敬一×原田ひ香 ◆リモートワーク、成果主義、副業解禁…… コロナ禍で変わった「働き方」を検証する▼常見陽平 ◆六波羅探題、宝治合戦、幕府滅亡…… 「鎌倉殿の13人」以後の北条氏をめぐるブックガイド▼鈴木由美 《好評連載》 ●冒険の断章【第37回】筋トレと実在▼角幡唯介 ●炎上するまくら【第74回】「ファシリテーター」って? ▼立川吉笑 《短期集中連載》 ●今、こんな本を読んでます【第2回】空から落ちてきた話▼村田喜代子 《連載小説》 ●チャンバラ【最終回】▼佐藤賢一 ●ジウX【第7回】▼誉田哲也
  • 中央公論2023年1月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 効率重視の教養は本物か ◆文字リテラシーを守るために何ができるか▼武田 徹 ◆〔鼎談〕ファストな社会の歩き方 倍速視聴から誇示的消費まで▼稲田豊史×レジー×佐々木チワワ ◆真に面白いものは本とヒューマニティから生まれる▼落合陽一 ◆新自由主義の行き着く先で 加速する社会に抗うために▼木澤佐登志 ◆強制的なつながりが縮小する時代 最適化・リスク回避を目指す人間関係の行く末▼石田光規 ◆音楽の聴き方に見る時間のリベラリズム▼鮎川ぱて ◆流行りのビジネス書と「論破」ブームが生み出す不毛地帯 面白い知的作業のために何ができるか▼堀元 見 ====== 【時評2023】 ●戦争を終える時▼岩間陽子 ●日本が「安い国」になった本当の理由とは?▼井上智洋 ●「偽史」とフィクション▼河野有理 ●学問と政治~新しい開国進取 安全保障編【第2回】 世界史的変動の中で日本の責任を考える▼北岡伸一 == 特集 == 第三極のリアリズム外交 ◆なぜロシアに配慮するのか? 「四面楚歌」で行き詰まるインドの伝統的外交▼伊藤 融 ◆米中露との関係で独自の存在感 主体的なプレイヤーASEANとグレーな世界▼大庭三枝 ◆第二次世界大戦が教えるもの 中立国の支持を失い、孤立した戦前日本▼加藤聖文 ====== ◆中国で6年投獄された日本人男性が独白 スパイに仕立てられても日中関係への思いは不変▼鈴木英司 ◆〔ルポ〕ふるさと納税への依存が地域を劣化させる 「違反自治体」から見える制度の矛盾▼葉上太郎 ◆だれが佐野眞一を殺したのか▼横田増生 ◆10年後に「読む」民主党政権 蹉跌の歴史を知るためのブックガイド▼urbansea ◆〔対談〕戦争という「ストーリー」の彼方を描く 『ペリリュー ─楽園のゲルニカ─』×『南洋のエレアル』▼武田一義×中路啓太 《好評連載》 ●炎上するまくら【第73回】NHK新人落語大賞▼立川吉笑 ●冒険の断章【第36回】三島が『金閣寺』で確立した哲学▼角幡唯介 《短期集中連載》 ●今、こんな本を読んでます【第1回】飛ぶ話▼村田喜代子 《連載小説》 ●チャンバラ【第11回】▼佐藤賢一 ●ジウX【第6回】▼誉田哲也
  • 中央公論2022年12月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 隣にいる殺人者 ◆〔対談〕凶悪犯罪から垣間見る日本社会 事件・犯人・メディア▼磯部 涼×インベカヲリ★ ◆統計が示す反直感的ファクト ゼロ年代以降の殺人を犯罪学から読み解く▼岡邊 健 ◆小説と犯罪 物語なき時代のテロ▼島田雅彦 ◆「革命」志向から若者論・世代論に向かい、そして…… 「犯罪論」の時代▼パンス ◆高齢者はなぜキレやすいのか▼川合伸幸 ◆麻薬、移民、ヘイト・クライム…… 3億丁を超える銃が流通するアメリカの過去と現在▼西山隆行 ====== 【時評2022】 ●台湾危機と日本外交の役割▼井上正也 ●これからも時評は成立するのか▼坂井豊貴 ●増える遭難、登山の魅力▼小川さやか ◆戦略論の世界的権威が説く ウクライナ戦争は「18世紀の戦争」である▼エドワード・ルトワック 聞き手・翻訳:奥山真司 ◆「新しい資本主義」を経済学的に検討する 「貯蓄から投資へ」で資産所得は倍増するか▼二神孝一 ◆脱派閥を掲げた派閥の歴史 清和会の誕生▼井上正也 《新連載》 ●学問と政治~新しい開国進取 安全保障編【第1回】 学者が書斎の外に出るまで▼北岡伸一 == 特集 == 国防のリアル ◆運用重視、反撃能力、防衛費増額…… 「安保三文書」改定がもたらす政策の変化▼千々和泰明 ◆意識調査からみた日本人の自衛隊像 「関心派」と「無関心派」の間で深まる分断▼吉田 純 ◆相次ぐ企業の撤退 なぜ日本の防衛産業は育たないのか▼清谷信一 ====== ◆〔ルポ〕スペイン銃撃犯安楽死事件 犯罪加害者の「死ぬ権利」は認められるのか▼宮下洋一 ◆国際結婚破綻に伴い海外から批判の声 日本は「子の連れ去り大国」▼佐藤友紀 ◆出会いの新地平 オンライン婚活プラットフォームの現代史▼佐藤 信 ◆〔対談〕令和マンガ事情 ジャンプ+、ウェブトゥーン、新人発掘と編集者……▼石岡良治×川勝徳重 ●中公新書、創刊のころ 起点としての1962年 《好評連載》 ●冒険の断章【第35回】世界をとらえるのは認識か行為か▼角幡唯介 ●炎上するまくら【第72回】クラウドファンディングで考えた▼立川吉笑 《連載小説》 ●チャンバラ【第10回】▼佐藤賢一 ●ジウX【第5回】▼誉田哲也
  • 中央公論2022年11月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 勝者なきエネルギー戦争 ◆〔対談〕石油ショック以来の転換点 問われる日本の技術と外交力▼小山 堅×渡部恒雄 ◆民間が担いきれなくなった日本の原子力事業 求められる産官学の連携と政治のリーダーシップ▼竹内純子 ◆経済産業大臣インタビュー 再エネ、火力発電、原発再稼働……あらゆる選択肢を排除しない▼西村康稔 ◆イチから分かる徹底解説 燃料価格高騰で再エネは「安価」になる▼本橋恵一 ◆ドイツのエネルギー自立が意味するものは? 戦争によって加速する脱炭素化の流れ▼西村健佑 ◆石油が塗り替えた世界地図 カタール、バーレーン建国に見る、エネルギーの歴史と国際秩序▼向山直佑 ====== 【時評2022】 ●「安倍一強」と宗教▼井上正也 ●COCOAの終わりと「静かな退職」▼坂井豊貴 ●新型コロナで花開くギグ・エコノミー▼小川さやか ◆日米台は戦後最大の危機に対応できるか 台湾不在の台湾有事論▼林成蔚 加藤洋一 ◆台湾海峡は「今後数年が最も危険」 米国は中国を抑止できるか▼マイケル・ベックリー ◆〔鼎談〕陸海空 元自衛隊幹部が熱く語る 『トップガン マーヴェリック』に見る現代の軍隊▼永岩俊道×香田洋二×山口 昇 ◆ソ連を崩壊させた革命家、ゴルバチョフ▼池田嘉郎 ◆いつも本気で𠮟ってくれた 稲盛和夫の思想と行動▼前原誠司 == 特集 == バラエティが映すテレビの現在地 ◆「仕切り役不在」の言論空間 キャスターよどこへ行く▼松山秀明 ◆「アメトーーク!」から「あちこちオードリー」「有吉の壁」まで ひな壇というシステムは何をもたらしたのか▼西澤千央 ◆テレビだけでなくラジオやネットへと越境 令和4年の佐久間宣行▼寺西ジャジューカ ====== ◆1億年変わらない渡りの経路 インドのツルの神秘▼全 卓樹 ◆人間に似る野生動物の社会行動 サルの民主主義、コウモリの育児▼渡辺佑基 【谷崎賞】 ●令和4年 谷崎潤一郎賞発表 受賞作 吉本ばなな『ミトンとふびん』 選評 池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/筒井康隆/堀江敏幸 ●文学的近況 還暦前の区切り▼吉本ばなな ◆自己決定権尊重要求とのせめぎ合い たばこ規制について考える▼玉巻弘光 ◆視覚型から接触型の観光へ 暮らすように旅する▼青田麻未 《好評連載》 ●炎上するまくら【第71回】芥川賞作家への道▼立川吉笑 ●冒険の断章【第34】開高健と三島由紀夫を隔てるもの▼角幡唯介 《連載小説》 ●チャンバラ【第9回】▼佐藤賢一 ●ジウX【第4回】▼誉田哲也
  • 中央公論2022年10月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔対談〕膨張する与党、棄権する有権者…… 野党再生に足りないイズムと強さ 宇野重規×中北浩爾 ●1993年体制と「3・2・1の法則」 政治的選択肢の健全な拮抗のために 大井赤亥 ●〔対談〕いま、『資本論』をひもとく意味 資本主義が倒れるか、先に地球が潰れるか 斎藤幸平×佐藤 優 ●欧州の社会民主主義勢力が直面する課題 四つの圧力、二つのジレンマ 近藤康史 ●2000年代ラテンアメリカの政治潮流 「ピンクタイド」は今どこへ 宮地隆廣 ●平成世代が描く左翼像 エンパワーメントによる新しい連帯のかたち 小峰ひずみ
  • 中央公論2022年9月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 安倍政治が遺したもの ◆「趣味は安倍晋三」 支えた22年間 私にとってあこがれだった▼菅 義偉/聞き手:川嶋三恵子 ◆自民党最大派閥の長老の証言 あうんの呼吸で「3期目」に備え▼森 喜朗/聞き手:望月公一 ◆保守の矛盾を体現した政治家▼佐伯啓思 ◆原敬暗殺との対比から見えるもの 対立のデモクラシーから対話の民主主義へ▼清水唯一朗 ◆「宰相安倍晋三論」 吉田ドクトリンに代わる新外交路線を築く▼細谷雄一 ◆道半ばのアベノミクス その経緯と未来▼飯田泰之 ◆「生涯の秘書官」が見た安倍総理 政治理念と勝負勘 ドゴールに匹敵する存在だった▼北村 滋 ====== 【時評2022】 ●国葬をめぐるポリティクス▼井上正也 ●ギャンブラーと政治家▼坂井豊貴 ●政党マッチングと個人の倫理▼小川さやか ◆家計と政策の視点で考える 止まらぬインフレといかに対峙すべきか▼森永康平 ◆お金、サービス、看取り…… 介護施設はどのように選べばいいのか▼池上直己 ◆ルーブル高、原油高のゆくえ ロシア制裁は世界経済に何をもたらすか▼西谷公明 ◆国際協力の課題を語る[下] 利他主義で深まる貢献 日本の強さの源泉に▼北岡伸一/聞き手:伊藤俊行 == 特集 == 現代戦の洗練と野蛮 ◆〔対談〕サイバーや宇宙利用は手段 戦いを決する量・質・外交▼土屋大洋×鈴木一人 ◆衛星をめぐる攻防の舞台 戦場としての宇宙▼青木節子 ◆改めて問われる「資源小国」日本の覚悟▼白鳥潤一郎 ◆ウクライナでも暗躍する民間軍事会社の実態▼黒井文太郎 ◆「女性兵士」は何を求められているのか▼佐藤文香 ◆〔対談〕国内外の潮流を考える 歴史修正主義と現代社会▼武井彩佳×倉橋耕平 ====== == 特集 == 大東亜共栄圏の残影 ◆東亜新秩序から大東亜共栄圏、そして戦後秩序へ 近代日本のアジア新秩序構想をたどる▼武田知己 ◆帝国解体がもたらした悲劇 忘れられた「南方」の戦時と戦後▼石原 俊 ◆清沢洌、石橋湛山、石原莞爾…… 戦時下の言語空間を拘束したもの▼平山周吉 ====== ◆現代社会のリスクと個人の自由を考える▼大屋雄裕 ◆『シン・ウルトラマン』は何を継承したのか▼真鍋公希 《好評連載》 ●琉球切手クロニクル【最終回】琉球・沖縄の誇りを託されて▼与那原 恵 《連載小説》 ●馬上の星──小説 馬援伝 【最終回】▼宮城谷昌光 ●チャンバラ【第7回】▼佐藤賢一 ●ジウX【第2回】▼誉田哲也
  • 中央公論2022年8月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 軋む中国 実力と虚像 ◆対談 習近平はプーチンから何を学ぶか 台湾統一の夢は不変 対米国のカードにロシアも利用▼川島 真×小泉 悠 ◆人民解放軍の戦力解剖 膨脹海軍 実戦は未知数 高まる偶発的衝突の危険▼阿南友亮 ◆コロナ再燃で高まる地方財政リスク▼西村友作 ◆海外に移住する中国人 言論統制に失望 北京ではもう暮らせない▼周克成/聞き手:竹内誠一郎 ◆末端を支える自治組織と中共党員 徹底した封鎖管理を可能とした「基層」を読み解く▼西村 晋 ◆動揺する民意のゆくえ 台湾人は徹底抗戦するのか▼野嶋 剛 ◆トランプ政権のブレーンに聞く 大統領が交代しても対中強硬は不変▼マイルズ・ユー/聞き手:蒔田一彦 ======= 【時評2022】 ●国会議員は誰の利益を代表しているのか▼井上正也 ●NTTとテスラ、正反対の方針に共通するもの▼坂井豊貴 ●移民・難民政策と日本のタンザニア人▼小川さやか == 特集 == ウクライナ戦争に翻弄される世界 ◆今こそ日本主導で人道外交を 難民危機で試される人間の安全保障▼長 有紀枝 ◆国際秩序を作り替えようとするロシア 「ポスト冷戦期」の終焉と日本の危機▼岩下明裕 ◆キャンセル・『指輪物語』・反体制 ロシア兵は悪の鬼「オーク」なのか▼上田洋子 ======= ◆国際協力の課題を語る[上] 過剰なインフラ輸出から人づくりに軸足を移す▼北岡伸一/聞き手:伊藤俊行 ◆中間選挙の争点になるか アメリカ世論を二分していない銃規制と人工中絶問題▼渡邊裕子 ◆『ベイビー・ブローカー』に見る日韓映画界のハイブリッド化▼権容奭 ◆「3000万読者」は誰だったのか 「世界文学全集」消滅の訳▼秋草俊一郎 ◆〔鼎談〕バラエティ番組はネット空間に何をもたらしたのか▼矢野利裕×TVOD     ◆雨宮まみと「女子」をめぐって▼住本麻子 ◆消費者が求める「体験」の再編集 ネタバレを避ける人と求める人▼谷川嘉浩 ◆〔対談〕東京五輪野球日本代表監督と投手コーチが明かす 侍ジャパン 金メダル獲得までの4年間の舞台裏▼稲葉篤紀×建山義紀 ◆追悼 中山俊宏 孤独な探究心を持ったヒューマニスト▼神保 謙 《好評連載》 ●地図記号のひみつ【最終回】地形図上の文字▼今尾恵介 ●炎上するまくら【第68回】スナイパー蓮二の凄み▼立川吉笑 《新連載小説》 ●ジウX【第1回】▼誉田哲也 《連載小説》 ●チャンバラ【第6回】▼佐藤賢一 ●馬上の星──小説 馬援伝【第16回】▼宮城谷昌光
  • 中央公論2022年7月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 帝国の復活 覇権主義の亡霊 ◆〔対談〕大日本帝国と大英帝国の軌跡と交差 海洋国家の特性から何を学ぶか▼加藤聖文×君塚直隆 ◆ロシア皇帝と重なるプーチンの姿勢 甦る帝国地図──ロシア゠ウクライナ戦争▼池田嘉郎 ◆毛沢東、蔣介石、習近平…… 「皇帝」を生み出す中国のシステム▼岡本隆司 ◆170年の自由の歴史から始まった国 アメリカ合衆国はエンパイアの夢を見るか▼石川敬史 ◆第三帝国という虚妄 ヒトラーはいかなる共同体をめざしていたのか▼芝 健介 ◆600年の繁栄をもたらした理念と統治 オスマン帝国が遺したもの▼小笠原弘幸 ◆変移するグローバル混合政体の現在 ネグリ゠ハートの〈帝国〉から考える▼水嶋一憲 ◆なぜ帝国はフィクションで 悪の組織として描かれやすいのか▼架神恭介×辰巳一世×脇 雄太郎 ======= 【時評2022】 ●未完の沖縄返還▼井上正也 ●起業家、投資家に選ばれる国になるには▼坂井豊貴 ●Society 5.0と中途半端なスマートさ▼小川さやか == 特集 == 出口なきウクライナ戦争 ◆元駐米大使が語る 日本が学ぶべき教訓 「反撃能力」を導入し「核戦力共有」の議論を▼佐々江賢一郎 ◆世界は第三次大戦の瀬戸際 仏独日は阻止に動く時▼エマニュエル・トッド/聞き手:鶴原徹也 ◆変容する戦争報道 ウクライナ報道と日本のテレビ▼音 好宏 ◆ゼレンスキー大統領の要請にどう応えるか 国連安保理改革の方向性▼神余隆博 ======= 【コロナとの闘い】 ●新型コロナウイルス感染症対策分科会会長が語る 試行錯誤と微調整が特徴の日本の感染対策▼尾身 茂/聞き手:牧原 出 ●ベテラン駐在員の上海ロックダウン日誌 配給は当てにならず住民の共助で食いつなぐ▼匿名上海駐在員 ◆韓国の20代男性は、なぜ、何に怒っているのか?▼福島みのり ◆レビューと考察の狭間で 映画評論は現代の観客に歓迎されているのか▼大山くまお ◆穏当で革新的な共同体のために 教育思想としてのファシリテーション▼渡辺健一郎 ◆黒人が生み出した「ストリートの知恵」 ヒップホップは何を映し出すか▼有國明弘 ◆温暖化で痩せるホッキョクグマ、太るペンギン▼渡辺佑基 == 第23回 読売・吉野作造賞 発表 == 受賞作『バブルの経済理論』櫻川昌哉 選評 北岡伸一/猪木武徳/山内昌之/白石 隆/吉川 洋/老川祥一/松田陽三 =================== ◆〔鼎談〕読書とコスパ 御都合主義の「ファンタジー」に振り回されず生きること▼鈴木涼美×山本貴光×吉川浩満 《好評連載》 ●琉球切手クロニクル【第19回】日本との関係に苦悩した偉人たち▼与那原 恵 ●現代中国と少数民族【第5回】岐路に立たされるムスリム「回族」▼安田峰俊 ●地図記号のひみつ【第25回】市街地と農村──集落の表現▼今尾恵介 《連載小説》 ●チャンバラ【第5回】▼佐藤賢一 ●馬上の星──小説 馬援伝 【第15回】▼宮城谷昌光
  • 中央公論2022年6月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 老いと喪失 死と向き合う思想 ◆社会が決める人間の寿命 利己的な生と公共的な死▼小林武彦 ◆老いと死の哲学的文法▼入不二基義/聞き手:斎藤哲也 ◆効率化により変わりゆく葬送儀礼 死を社会的に受け止める意味を考える▼山田慎也 ◆思い出に浸るときが愛おしい 長寿の秘訣はおばさんに学んだ▼末井 昭/聞き手:オバタカズユキ ◆死と向き合うことの哀しみと希望 デイサービスという介護現場で▼六車由実 ◆記憶の衰えと付き合うために SOC理論の考え方とは▼増本康平 ======= 【時評2022】 ●戦争を前に国際政治学者に何ができるのか▼井上正也 ●金券と現金、ルーブルと円▼坂井豊貴 ●カッコ良さの多様性▼小川さやか ◆コメディアン出身のゼレンスキー大統領との意外な共通点 戦時指導者リンカーンの実像▼小川寛大 == 特集 == ロシアの暴挙 揺らぐ秩序 ◆〔対談〕トランプは再臨するのか? ウクライナ侵攻で揺れるアメリカ社会の行く末▼渡辺 靖×横田増生 ◆ウクライナ情勢以上のリスクとして 円高待望論が招く危機▼飯田泰之 ◆戦争から得られる教訓 中国との情報戦に打ち勝つべし▼阿古智子 ◆中央アジアの苦悩 国連決議と国民感情の狭間で▼ダダバエフ・ティムール×園田茂人 ======= == 特集 == 戸籍の現在 ◆婚外子差別、選択的夫婦別氏、人権侵害…… 家族単位から個人単位の編製へ▼二宮周平 ◆民法改正で無戸籍問題は解決するのか▼井戸まさえ ◆赤ちゃんポスト、内密出産の課題 子どもの出自を知る権利を考える▼森本修代 ◆造り上げられた「家」の観念 日本人を呪縛する「戸籍意識」▼遠藤正敬 ======= ◆返還から50年 沖縄「復帰運動」とは何だったのか? 「沖縄を返せ」に歌われた強い願いと違和感▼与那原 恵 ◆芸人にとって歓迎すべき状況か否か お笑い界の競技化がもたらしたもの▼寺西ジャジューカ ◆一茶と『歎異抄』に学ぶ 人生を軽やかにする流儀▼大谷弘至 【好評連載】 ●現代中国と少数民族【第4回】高原の民・ナシ族にも押し寄せる資本主義の波▼安田峰俊 ●琉球切手クロニクル【第18回】戦後に復活を遂げた「組踊」▼与那原 恵 ●地図記号のひみつ【第24回】消えた歯車、残る工場▼今尾恵介 ●炎上するまくら【第66回】 自分の値段▼立川吉笑 【連載小説】 ●馬上の星──小説 馬援伝 【第14回】▼宮城谷昌光 ●南洋のエレアル【最終回】▼中路啓太 ●チャンバラ【第4回】▼佐藤賢一
  • 中央公論2022年5月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == プーチン暴走 世界の悪夢 ◆ウクライナ戦争と国際秩序の将来 ゼレンスキーはチャーチルになれるか▼細谷雄一 ◆ロシアが仕掛ける 「ハイブリッド戦争」▼廣瀬陽子 ◆プーチン・ロシアでクーデターは起こるか? 「国家の中の国家」FSBによる浸透・統治とは▼保坂三四郎 ◆躊躇うアメリカ、窺う中国 「不信に支配された時代」に求められる自由主義の連帯▼佐橋 亮 ======= ◆ロシアが非難されるべき理由を理解するためにも 歴史教育で求められる「地球の住民」意識▼羽田 正 ◆韓国新大統領が直面する内憂外患▼西野純也 【時評2022】 ●独裁者が戦争を決断するとき▼井上正也 ●自由市場と商売の自由▼坂井豊貴 ●国境を越える草の根の営み▼小川さやか ◆有権者の理由、候補者の事情をデータで見る なぜ日本は女性議員が少ないのか▼尾野嘉邦 ◆私がまん延防止等重点措置延長に反対した理由 社会経済活動より感染対策を重視して私たちが失ったもの▼大竹文雄 == 特集 == 正義と悪意の境界線 ◆〔対談〕乱発するキャンセル 今必要な「謝罪」と「許し」▼森本あんり×武田 徹 ◆匿名性の鎧を纏った「正義の戦士」がゆく▼住吉雅美 ◆世界で燃え広がるキャンセル・カルチャー 日米の事例から考える現代版「私刑」の功と罪▼ベンジャミン・クリッツァー ◆キャンセル・カルチャーと欺瞞的「寛容」の時代に 逆説的「不寛容」のすすめ▼河野有理 ======= == 特集 == オカルト・ニッポン ◆触れ得ない存在となった現代のイタコ 失われた「死者の声を聞く日常」▼大道晴香 ◆魔術研究とエロトロジー 戦前昭和のインテリとオカルティズムの交差▼大尾侑子 ◆ノストラダムスから聖徳太子へ 五島勉による終末論の行方▼オリオン・クラウタウ ◆人と世界を把握する営みはどこへ向かうか 占いとスピリチュアリティが滲む社会▼鏡リュウジ ======= ◆技術革新で明かされる動物の真の姿 鳥は飛びながら眠る▼渡辺佑基 ◆「世界の知性」に聞く【第6回】 人生100年時代のより良い人生設計に向けて▼リンダ・グラットン/聞き手:佐藤智恵 ◆ロバート キャンベルの1冊対談集【第8回】 時空を超える「家族の景色」▼河瀨直美/聞き手:ロバート キャンベル ◆ダイバーシティ経営の根幹は「好き嫌い」にある▼楠木 建 《好評連載》 ●琉球切手クロニクル【第17回】返還目前に発行された「民俗行事シリーズ」▼与那原 恵 ●炎上するまくら【第65回】真打への挑戦▼立川吉笑 ●地図記号のひみつ【第23回】「集めて早し最上川」は「急流」▼今尾恵介 《連載小説》 ●馬上の星──小説 馬援伝 【第13回】▼宮城谷昌光 ●チャンバラ【第3回】▼佐藤賢一 ●南洋のエレアル【第14回】▼中路啓太
  • 中央公論2022年4月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 読書の役割、教養のゆくえ ◆〔対談〕市場・AI・資本主義 書籍から照らす日本の経済社会▼山形浩生×井上智洋 ◆進化論がもたらす「知のパラダイム転換」 自然科学は人文・社会科学を吞み込むのか▼橘 玲 ◆ビジネスに役立ち、成功へつながる──!? ファスト教養は何をもたらすのか▼レジー ◆読書会という試み 人生100年時代の問いとコミュニティ▼山本多津也 ◆なぜ批評は嫌われるのか 「一億総評論家」の先に生じた事態とは▼速水健朗 ◆A5判ムックに刻印された90年代 雑誌が「時代を映す鏡」だった時代▼鴇田義晴 ◆勉強をしてこなかった僕が考える教養 心のゆとりを得るために小説を読む▼けんご =======. 【時評2022】 ●早すぎたポピュリストの生と死▼井上正也 ●物価と金利▼坂井豊貴 ●「推しメン休暇」に見る仕事と自由▼小川さやか ◆〔鼎談〕安全のための規制は受け入れる、でも同調圧力はイヤ 2000人調査から見えた日本人の「自由」と「平等」観▼宇野重規×重田園江×渡辺 靖 ◆習近平の五輪外交を読み解く 米国の圧力がもたらす中国外交の新たなステージ▼益尾知佐子 ◆国民を分断する歴史教育と左翼意識の「目覚め」 中間選挙をも揺るがすアメリカの「文化闘争」▼会田弘継 【追悼 石原慎太郎】 ●家長の厳しさと不器用な愛情で家族を守った父▼石原伸晃 ●同年同月同日に生まれて 石原さんと僕、交わらなかった二筋の道▼五木寛之 == 特集 == 平時と有事の分水嶺 ◆〔鼎談〕東日本大震災、コロナ禍、安全保障 もはや「想定外」ではすまされない 「危機対応」への喫緊の課題▼御厨 貴×鈴木一人×松川るい ◆前統合幕僚長に聞く 緊迫する東アジアの安保環境 「最悪の事態」を想定して万全の体制を整えよ▼河野克俊 ◆パンデミックへの対応を阻む4つの問題点 医療崩壊の原因を「国会事故調」で総括せよ▼鈴木 亘 ======= ◆ウクライナと北方領土を絡め、日本の「スパイ活動」を摘発!? ロシアの情報工作と恫喝に屈するな▼佐藤 優 ◆サイバー情報操作の脅威から日本をどう守るのか▼大澤 淳 ◆分裂、追放、消滅……それでも国民的娯楽は甦る 昭和のプロレスを支えた名プロデューサーたち▼福留崇広 《好評連載》 ●琉球切手クロニクル【第16回】アメリカの介入で発行中止に▼与那原 恵 ●炎上するまくら【第64回】17歳の談志▼立川吉笑 ●現代中国と少数民族【第3回】転生をめぐるチベット族の事情と共産党の抑圧▼安田峰俊 《連載小説》 ●馬上の星──小説 馬援伝 【第12回】▼宮城谷昌光 ●チャンバラ【第2回】▼佐藤賢一 ●南洋のエレアル【第13回】▼中路啓太
  • 中央公論2022年3月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 格差と出自の研究――親ガチャは人生を縛るのか ◆〔対談〕貧困の連鎖を断ち切る 子ども支援こそが日本再興の鍵▼森 雅子×阿部 彩 ◆眉を顰める流行語で片づけてはいけない 絶望した若者たちの救いの言葉「親ガチャ」▼大空幸星 ◆平坦な戦場で僕らが生き延びること 社会的孤立と関係格差の最前線▼土井隆義 ◆〔匿名座談会〕学校教師という最後の守り神▼高校教師3名 ◆日本に横たわる格差と格差“感” いま求められる「再分配」は何か?▼飯田泰之 ◆世襲はツラいよ? 政治家と皇族に見る選択の自由▼鈴木洋仁 ======= 【時評2022】 ●台湾有事と日本有事のあいだ▼井上正也 ●おはよう未来▼坂井豊貴 ●流動性の高まる社会で支えあう関係とは▼小川さやか ◆韓国大統領選の混沌が削ぐ外交安保政策の推進力▼西野純也 ◆ロシアVS.ウクライナ 危険な陰謀論を乗り越えろ▼佐藤 優 ◆「世界の知性」に聞く【第5回】 実験を通して経済学は社会に貢献する▼アビジット・V・バナジー/聞き手:佐藤智恵 ◆新型コロナ「機内濃厚接触者」の14日間 水際対策から見えた二項対立と日本社会の機微▼苅谷剛彦 ◆前総理が語る闘いの1年 優先したのは支持率よりもコロナ対策だった▼菅 義偉/聞き手:竹中治堅 == 2022新書大賞== ●新書通105人が厳選した  年間ベスト20 ●大賞受賞者に聞く 『サラ金の歴史』歴史的な事実と、その先にあるもの▼小島庸平 ●2位『生物はなぜ死ぬのか』小林武彦、 ●3位『荘園』伊藤俊一ほかベスト20レビュー ●新書という舞台──読む・売る・書く ▼私にとって「入り口の書」[読書猿] ▼手に取りやすく多彩なジャンル[津田敦子] ▼雑然とした知のレベルを上げるために[辻田真佐憲] ●大栗博司、隠岐さや香、鈴木一人、三宅香帆…… 目利き49人が選ぶ2021年私のオススメ新書 ======= ◆仕事と働き方を考えるためのノンフィクションブックガイド 労働現場今昔物語▼urbansea 《好評連載》 ●琉球切手クロニクル【第15回】沖縄への強い期待と関心▼与那原 恵 ●冒険の断章【第32回】調和からあらわれる芸術性▼角幡唯介 ●地図記号のひみつ【第22回】電気の歴史を反映する送電線▼今尾恵介 ●炎上するまくら【第63回】お天道様が見ている▼立川吉笑 《新連載小説》 ●チャンバラ【第1回】▼佐藤賢一 《連載小説》 ●馬上の星──小説 馬援伝【第11回】▼宮城谷昌光 ●南洋のエレアル【第12回】▼中路啓太
  • 中央公論2022年2月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == もがく大学 再生の道 ◆オンライン授業の活用、国際化、地方創生…… トップが語るアフターコロナの大学論▼花岡正樹 ◆友人との繫がり、少人数制の“濃い”授業 大学生が今本当に望んでいることは?▼室橋祐貴 ◆コロナ禍の大学保健管理 自殺率増加と遠隔診療という希望▼布施泰子 ◆検討会議委員による検証と提言 大学入試改革の迷走から何を学ぶか▼末冨 芳 ◆共通テスト元年、コロナ禍…… 事態急変に翻弄される高校生と教員たち▼倉部史記 ======= 【時評2022】 ●人権外交の時代▼井上正也 ●「どこでもドア」と3D空間▼坂井豊貴 ●文系研究者と企業をつなぐ仕掛け▼小川さやか ◆〔追悼〕中根千枝 覚悟と背中合わせの自由を生きた彼女▼河合香織 ◆指導者を嗤う日本への提言 今の政治に足りぬもの義理と人情とやせ我慢▼松井孝治 ◆現代中国と少数民族【第2回】 「最も漢化が進んだ少数民族」 チワン族の過去と現在▼安田峰俊 ◆ソ連崩壊から30年    米国の甘さがウクライナの危機を増幅する▼佐藤 優 ◆メルケル後のドイツ政治のゆくえ ショルツ政権の課題を問う▼岩間陽子 == 特集 == 宗教の居場所、死生観のゆくえ ◆〔鼎談〕日本人は何を宗教に求めているのか グリーフケア・科学・スピリチュアル▼島薗 進×大谷栄一×岡本亮輔 ◆宗教2世問題とは何か 当事者の立場と、研究者としての立場から▼横道 誠 ◆仏教・キリスト教・イスラム教 三大宗教の死生観 現代の「疎外」と古典世界への「郷愁」▼中村圭志 ◆御先祖様と日本人 近現代史から見た墓と弔い▼問芝志保 ======= ◆Tシャツの裾から見る時代の景色 平成のタックアウトから令和のタックインまで▼高畑鍬名(QTV) ◆コンテンツの内と外は不可分に 異世界系ウェブ小説と「透明な言葉」の時代▼谷川嘉浩 《好評連載》 ●冒険の断章【第31回】正しい冒険は芸術的である▼角幡唯介 ●琉球切手クロニクル【第14回】沖縄に運ばれたオリンピックの聖火▼与那原 恵 ●炎上するまくら【第62回】 落語家人生は続く▼立川吉笑 ●地図記号のひみつ【第21回】野砲が通れるか──これも道路記号の目安▼今尾恵介 《連載小説》 ●南洋のエレアル【第11回】▼中路啓太 ●任俠楽団【最終回】▼今野 敏 ●馬上の星──小説 馬援伝 【第10回】▼宮城谷昌光
  • 中央公論2022年1月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 謀略と昭和史――戦前日本で蠢いたもの ◆昭和の弱点、令和の課題 日本のインテリジェンスの過去と現在▼小谷 賢 ◆特務機関とは何だったのか 情報収集と工作を担った彼らの蹉跌▼前田啓介 ◆近代日本の謀略と機密費▼小山俊樹 ◆知られざる関東軍の実像▼及川琢英 ◆満洲事変と十月事件 昭和史ダークサイドの淵源として▼福家崇洋 ◆大正・昭和初期の陸軍と大衆・社会 総力戦時代の到来から娯楽を介した軍民接近へ▼藤田 俊 ◆戦時諜報活動と翻訳が交わる時 日本海軍「甲事件」「乙事件」と米日系二世語学兵▼武田珂代子 ◆宗教弾圧と「聖戦」 殉教ロマンを超えて▼永岡 崇 ======= == 特集 == 自公の正念場 野党の修羅場 ◆〔対談〕衆院選の総括と求められる国会改革 「聞く」岸田首相は参院選後に動き出す▼大島理森×松井孝治 ◆〔対談〕国民は「混乱」を避け「安定」を求めた 公明党が「勝ち」共産党が「負けた」理由▼山口那津男×佐藤 優 ◆〔対談〕消極的支持で躍進した日本維新の会▼砂原庸介×善教将大 ◆「野党共闘」の功と罪 スタートに立つだけで精一杯だった立憲民主党▼山本健太郎 ◆キシダノミクスが目指すべき道 「新しい資本主義」とこれからの経済政策▼井上智洋 ◆熱気なき総選挙と日本政治の屈曲点▼飯尾 潤 ======= 〔対談〕 ◆コラムニストとは何者か 書き手に必要な資質とSNS時代の変化▼小田嶋 隆×オバタカズユキ/構成:清野由美 ◆世界的大ヒット「イカゲーム」を生んだ韓国のソフト・パワー▼権容奭 ◆「人は見た目が9 割」の誤解と真実▼竹内一郎 ◆内田光子、中村紘子から反田恭平、小林愛実まで ショパンコンクール日本人ピアニストの躍動▼高坂はる香 新執筆陣【時評2022】 ●求められる野党のチェンジオブペース▼井上正也 ●暗号資産とリスクを取らないリスク▼坂井豊貴 ●GO Toトラベルと「コモンズ」▼小川さやか ◆中国、ロシア、カザフスタン、キルギス…… 権威主義体制の変貌する統治手法▼東島雅昌 《新連載》 ●現代中国と少数民族【第1回】ウイグル族はなぜ「悲劇」の民族になったのか▼安田峰俊 《好評連載》 ●琉球切手クロニクル【第13回】大嶺政寛が描いた「失われた沖縄」▼与那原 恵 ●冒険の断章【第30回】冒険と芸術の共通点▼角幡唯介 ●炎上するまくら【第61回】芥川賞への第一歩▼立川吉笑 ●地図記号のひみつ【第20回】小中学生が考えた「老人ホーム」「風車」の記号▼今尾恵介 《連載小説》 ●任俠楽団【第11回】▼今野 敏 ●馬上の星──小説 馬援伝 【第9回】▼宮城谷昌光 ※「南洋のエレアル」は休載します。
  • 中央公論2021年12月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 土地と家と日本人 ◆遊牧民と農耕民の世界史から振り返る 日本人が引き継いだ封建的精神「一所懸命」▼井上章一 ◆自由な私的所有が招いた都市と農村のアンバランス 法と歴史から読み解く日本の土地概念▼松尾 弘 ◆庶民の夢だった「マイホーム」 老々相続の現実と求められる流動化政策▼平山洋介 ◆大きく変化する若者の「家」 家族の「安住の場」から「交流の場」「資産」へ▼笠松美香 ◆空き家・所有者不明土地問題の現在 住まいの終活をいかに進めるか▼野澤千絵 ◆〔ルポ〕空き家大国の現場を歩く 人口流出と分断が廃屋列島を生む▼葉上太郎 ======= 【時評2021】 ●岸田政権が重視する経済安全保障戦略▼鈴木一人 ●コロナの2年間がつきつけるもの▼飯田泰之 ●STEAM教育で教科横断は進むか?▼内田麻理香 【岸田政権の課題】 ●衆院選直後から始まる岸田政権の正念場 「新しい資本主義」の鍵はデジタル化、シェアリング化だ▼竹中治堅 ●政治的「柔術」と「くせ球」に自由と正統性で臨め 中国のCPTPP加盟申請と試される日本の外交戦略▼渡部恒雄 ◆権力闘争、改革への提言、そして趣味全開…… 政治家本の世界 人間味あふれる書籍を味読する▼urbansea ◆下院選挙に見る「ロシア型民主主義」の形▼佐藤 優 ◆“非”立憲的な日本人 ──憲法の死文化を止めるためにすべきこと▼境家史郎 ◆新型コロナ最前線に立つ神奈川県知事が描く 提言 パンデミック有事新法▼黒岩祐治 ◆日本のデジタル化政策は必ずしも失敗ではなかった▼村井 純 ◆自治体DXはどこで間違うのか 踏まえるべき前提と成功のための考え方▼山形巧哉 ◆文教政策と省庁関係からDXとデジタル庁の今後まで なぜ経産省は教育に乗り出したのか▼浅野大介/聞き手:井上義和 ◆14億人が注目する「IP」とは何か? 中国が熱狂する知的財産権ビジネスと独自のオタク文化▼古市雅子 ◆白鵬の14年 栄光と意図せぬ対立▼能町みね子 《好評連載》 ●琉球切手クロニクル【第12回】沖縄全逓の抵抗▼与那原 恵 ●炎上するまくら【第60回】僕たちはいかに禿げるか▼立川吉笑 ●冒険の断章【第29回】栗城史多という人物の転落▼角幡唯介 ●地図記号のひみつ【第19回】今の地図にも相模・武蔵の国境▼今尾恵介 《連載小説》 ●任俠楽団【第10回】▼今野 敏 ●馬上の星──小説 馬援伝 【第8回】▼宮城谷昌光 ●南洋のエレアル【第10回】▼中路啓太
  • 中央公論2021年11月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 一人で老い、一人で死ぬ社会 ◆カギはプロの介護、世帯分離、人づきあい 気楽で悩みもなし おひとりさまの大往生▼上野千鶴子 ◆「人生の意味」の短い歴史 一人を生きるときに頭をもたげる問い▼村山達也 ◆独身の強みと他人と共にいること 僕が結婚しない理由▼ヒロシ ◆人生の終わりに向けて 終活は誰のためにするのか▼木村由香 ◆弔いの現場から見えるもの 超高齢社会の「孤独死」と葬儀を問う▼佐藤信顕 ======= 【時評2021】 ●見えてきたバイデン外交の輪郭▼鈴木一人 ●「45歳定年」論──求められる視点の転換▼飯田泰之 ●ポリウレタン製マスクから社会の未来を考える▼内田麻理香 ◆「世界の知性」に聞く【第4回】 コロナと貧困から世界を救出するためにすべきこと▼ムハマド・ユヌス/聞き手:佐藤智恵 ◆ロシア、朝鮮、市民運動……歴史と現実に向き合って見えたこと 「進歩的知識人」とリアリズム▼和田春樹/聞き手:辻田真佐憲 ◆〔対談〕ドストエフスキー 生誕200年 『カラマーゾフの兄弟』が映し出す行き過ぎた新自由主義の果て▼池上 彰×佐藤 優 ◆〔対談〕米中 衝突する理念と力 軍事力と可能性から考える台湾有事▼阿南友亮×森 聡 ◆実務家総理・菅義偉のレガシーと痛恨事▼中北浩爾 ◆平民宰相とはなにか 原敬と菅義偉に求められたもの▼清水唯一朗 ◆新型コロナ分科会会長が語る 菅政権がコロナに敗北した理由▼尾身 茂/聞き手:牧原 出 == 特集 == 90年代文化という分水嶺 ◆SNS前夜の日本社会が残した課題 「ネタ」として消費できること、できないこと▼TVOD ◆90年代、書店とは何であったか アマゾン以前の景色として▼小林 浩 ◆『クイック・ジャパン』創刊編集長が語る90年代と現在 個人の眼と情熱が支えた雑誌作り▼赤田祐一 ======= ◆たばこ税をきっかけに考える 対立を煽らずお互いが共存できる社会に▼二宮清純 ◆独りで死ぬまでに読むブックガイド▼浅羽通明 【谷崎賞】 ◆令和3年 谷崎潤一郎賞発表 受賞作:金原ひとみ『アンソーシャル ディスタンス』 選評:池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/筒井康隆/堀江敏幸 ◆煙草の吸えた三月の居酒屋▼金原ひとみ 《好評連載》 ●琉球切手クロニクル【第11回】琉球舞踊の復興▼与那原 恵 ●冒険の断章【第28回】コロナ禍でも北極に行く理由▼角幡唯介 ●地図記号のひみつ【第18回】森の記号は針葉、広葉、その他いろいろ▼今尾恵介 《連載小説》 ●任俠楽団【第9回】▼今野 敏 ●馬上の星──小説 馬援伝【第7回】▼宮城谷昌光 ●南洋のエレアル【第9回】▼中路啓太
  • 中央公論2021年10月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 台湾有事と中国包囲網 ◆習近平体制が目指す覇権の道 米国か中国か、各国指導者が迫られる重い選択▼呉国光/聞き手:竹内誠一郎 ◆【防衛大臣インタビュー】 台湾海峡の安定を注視 中国の現状変更への試みは容認しない▼岸 信夫 ◆日本はいかに動くべきか? サイバー・ミサイル攻撃から始まる中台激突▼門間理良 ◆バイデン政権の中国戦略 「関与」から「競争」へ アメリカの方針転換▼佐橋 亮 ◆軍事、経済、人権からのアプローチ 英・仏・独・EU、対中姿勢の「本気度」▼鶴岡路人 ◆中露の利害はどこまで一致しているのか 強化される関係とアフガニスタン問題という宿痾▼熊倉 潤 ◆フィリピン、シンガポール、ベトナムの選択 東南アジア諸国の対中戦略と日本への新たな期待▼高木佑輔 ◆中国の対外強硬路線が変わらない理由▼青山瑠妙 ======= 【時評2021】 ●カブールの衝撃▼鈴木一人 ●リナ・カーンと独占禁止政策の大転換▼飯田泰之 ●ユーチューバーDaiGoの差別発言で見えた課題▼内田麻理香 ◆コロナで露呈した脆弱さ 日本は「デジタル敗戦」から復活できるのか▼宮田裕章 【五輪 祭のあとに想う】 ●冷めたアメリカから見えたIOCと日本の問題点▼渡邊裕子 ●開催の是非を問うにはもう少し時間がかかる▼為末 大 ●社会とアスリートのディスタンス▼西澤千央 ◆「世界の知性」に聞く【第3回】 コロナと対峙する世界と日本経済に必要なもの▼ポール・クルーグマン/聞き手:佐藤智恵 ◆〔対談〕優生思想を蔓延させる日本社会の自縄自縛▼斎藤 環×佐藤 優 ◆変化し続ける有権者意識 「そのつど支持」から「選挙ばなれ」へ▼松本正生 ◆急がれる危機対応の体制整備 児童虐待対策とコロナ対応にみる厚労省の失敗▼後藤啓二 ◆『鬼滅の刃』『転スラ』『違国日記』『ブルーピリオド』── 2010年代ヒット漫画の饒舌と沈黙▼谷川嘉浩 《好評連載》 ●琉球切手クロニクル【第10回】動植物の切手に込められた思い▼与那原 恵 ●炎上するまくら【第58回】寄席に通う日常▼立川吉笑 ●冒険の断章【第27回】欺瞞を乗り越える試み▼角幡唯介 ●地図記号のひみつ【第17回】知名度抜群──寺と神社の記号▼今尾恵介 《連載小説》 ●任俠楽団【第8回】▼今野 敏 ●馬上の星──小説 馬援伝【第6回】▼宮城谷昌光 ●南洋のエレアル【第8回】▼中路啓太
  • 中央公論2021年9月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 昭和の戦争、令和の視点 ◆〔対談〕理念・民衆・メディア── 歴史研究から戦争を問い続ける意味▼戸部良一×小山俊樹 ◆満洲事変──1931年 国民と軍部を結びつけた起点▼加藤聖文 ◆盧溝橋事件──1937年 相互不信から生み出された泥沼への道▼岩谷 將 ◆第二次上海事変──1937年 全面戦争への転換点▼庄司潤一郎 ◆ノモンハン事件──1939年 日ソ衝突から学ぶ現代史的意義▼花田智之 ◆大東亜戦争── ~1945年 「先の戦争」をどう伝えるか▼波多野澄雄 ======= 【時評2021】 ●五輪と政治▼鈴木一人 ●「西村発言」と飲食業への隠れた偏見▼飯田泰之 ●スパコン「富岳」も参入、五輪をめぐる「科学」的言説▼内田麻理香 ◆コロナ禍における政治体制の実証分析 民主主義は権威主義に劣るのか?▼安中 進 ◆劇場化した日本の「政治と文学」 “感染者数パワハラ”に狼狽する令和の民主主義▼先崎彰容 ◆特定秘密保護法、平和安全法制、北朝鮮── 3人の総理の下で安保・危機管理を担った10年▼北村 滋 == 特集 == 東京五輪の遺産と傷痕 ◆〔対談〕誰のためのオリンピックか? 東京2020を翻弄したコロナ・政治・商業主義▼二宮清純×坂上康博 ◆波乱の東京大会はグレート・リセットの好機 「コロナ五輪」の教訓を未来へつなげ!▼山口 香 ======= ◆田原さんにだけ話そう、女性蔑視発言、モリカケ桜、キングメイクの裏側 菅総理はとにかく早く解散・総選挙に打って出よ!▼森 喜朗/聞き手:田原総一朗 ◆〔対談〕資本主義に抗う生きる喜び、強い思想 豊かな未来のための「脱成長」戦略▼森田真生×斎藤幸平 ◆『占領神話の崩壊』著者インタビュー 「不都合な真実」こそ国民の財産だ▼西 鋭夫 ◆老いとうつとコロナの時代 老いるとは今を生きること▼森村誠一 ◆〔対談〕児童も教員も学校から逃げ出した! もはや異常レベルの不登校▼斎藤 環×佐藤 優 ◆〔対談〕YouTubeに負けない魅力ある教育とは? 大学生き残りのカギを握る「定年後の学び」の波▼楠木 新×櫻田大造 ◆現代怪談の変遷 日本人は何を怖がってきたのか▼吉田悠軌 《好評連載》 ●冒険の断章【第26回】書くためにネタを探す外道▼角幡唯介 ●地図記号のひみつ【第16回】陸軍は星、海軍は錨のマーク▼今尾恵介 ●炎上するまくら【第57回】炎上する出演作▼立川吉笑 《連載小説》 ●馬上の星──小説 馬援伝 【第5回】▼宮城谷昌光 ●南洋のエレアル【第7回】▼中路啓太 ●任俠楽団【第7回】▼今野 敏
  • 中央公論2021年8月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 教養と自己啓発の深い溝 ◆積めば積むほど、自らに厳しくなる 知識の豊かさが本質ではない▼村上陽一郎 ◆修養ブームが生み出した潮流 近代日本の自分磨き▼大澤絢子 ◆青年学級、大学、そして司馬遼太郎ブーム 格差ゆえに教養が求められた時代▼福間良明 ◆技術知・実務知、歴史的人物、自分らしさ…… 「ビジネスマンの教養」の系譜と現在▼牧野智和 ◆「大きな物語」が喪失した時代 新たな知の共同体を作れるか▼隠岐さや香 ◆運命から自身を解放するために 独学のススメ▼読書猿 ◆学びの場か、信者ビジネスか……注目集める仕組みのいま オンラインサロンに人は何を求めているのか▼藤谷千明 ======= 【時評2021】 ●「普通の外交」を取り戻した世界▼鈴木一人 ●マクロで語れぬコロナショック▼飯田泰之 ●ワクチン忌避とコミュニケーション▼内田麻理香 ◆〔追悼〕立花 隆 「知の巨人」が示した寛容と批判のジャーナリズム▼佐藤 優 ◆パレスチナ問題の泰斗・マフディー博士に聞く 未熟なイスラエル新政権に懸念 自由と尊厳をパレスチナに▼マフディー・アブドゥルハーディー 【解説】「監獄」となったガザ、エルサレム▼鈴木啓之 == 特集 == 今こそケインズ!? ◆『一般理論』から読み解く現代日本 市場・規制・コロナ禍▼山形浩生 ◆現代マクロ経済学の源流と現在地 その知見がもたらしたもの▼矢野浩一 ◆政策とアカデミズムへの影響 ケインズはいかに日本に受容されたか▼野原慎司 ======= 【大丈夫か韓国】 ●文在寅外交の課題と展望 米政権で変わる対中政策と困難続く対日関係▼西野純也 ●鬱積する若者の不満と広がる不公平感▼春木育美 ◆「世界の知性」に聞く【第2回】 SDGsの立役者が語るパンデミック後の世界と日本の役割▼ジェフリー・サックス/ 聞き手:佐藤智恵 ◆火力より低コストに転じた太陽光・風力発電 脱炭素「46%」の衝撃 なぜ日本は乗り遅れたのか?▼前田雄大 ◆お笑い芸人の引退から見えてきたもの M-1が変えた芸人界と、崩れ始めた一般社会との「壁」▼西澤千央 《好評連載》 ●琉球切手クロニクル【第9回】デザイナー・伊差川新の活躍▼与那原 恵 ●冒険の断章【第25回】書くことの不純について▼角幡唯介 ●地図記号のひみつ【第15回】伝統ある桑・茶・果樹園の記号▼今尾恵介 ◆〔対談〕気候変動・資本主義・民主主義をめぐって 普遍的な価値への想像力を持てるか▼大澤真幸×平野啓一郎 《連載小説》 ●馬上の星──小説 馬援伝 【第4回】▼宮城谷昌光 ●任俠楽団【第6回】▼今野 敏 ●南洋のエレアル【第6回】▼中路啓太
  • 中央公論2021年7月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ==特集== 孤独と怒りに社会は軋む ◆〔対談〕暴走する心のメカニズム ネガティブ感情はどこから来てどこへ行くのか▼中野信子×木原祐健 ◆人に迷惑をかけたくない…… 都市に沈みゆく声なき孤立者たち▼石田光規 ◆〔対談〕格差拡大、少子高齢化、巨額の財政赤字 分断と貧困が進む日本社会 「三重苦」からの打開策は?▼湯浅 誠×田中拓道 ◆孤独・孤立対策担当大臣に聞く 喫緊の課題に、大胆に対応する▼坂本哲志 ◆関心競う経済に振り回されるメディアと私たち 「非実在型炎上」は何を示すのか▼鳥海不二夫 ◆「キャンセル」が飛び交う不寛容な国・アメリカ▼フランシス・フクヤマ 聞き手:会田弘継 ◆犯人は「一人で死ね」ばいいのか? 暴発型事件の背後に横たわるもの▼磯部 涼 ◆〔対談〕ひきこもると意欲が低下する 「コロナうつ」と「欲望」の関係▼斎藤 環×佐藤 優 ====== 【時評2021】 ●「ワクチン敗戦」の敗因分析▼鈴木一人 ●いまあらためて考えるオリンピック・パラリンピックの経済効果▼飯田泰之 ●「今ここにある危機」と科学研究の未来について▼内田麻理香 ◆空前の大勝から四年、都議選を前に小池都知事の応援頼みか? 都民ファーストの会の夢と挫折、そしてこれから▼岩崎大輔 ◆日本共産党が描く未来図 野党共闘の行方と社会主義の時代▼志位和夫 ==特集== コロナが暴いた日本医療の穴 ◆医療改革まったなし 厚労省は「お役所仕事」を改めよ 病院の貢献「見える化」、検査徹底、知事権限の強化を▼小林慶一郎 ◆かかりつけ総合医制度で医療の逼迫を防げ▼草場鉄周 ◆看護師への権限委譲と非常時の人員配置がカギ▼森山美知子 ====== ◆〔対談〕解剖学者と免疫学者が語る 老いと病とAIM創薬 ネコの寿命とヒトの「壁」▼養老孟司×宮崎 徹 ◆米津玄師、YOASOBI──音楽界の地殻変動 ネットが生み出す才能とメガヒット▼柴 那典 ◆【第22回 読売・吉野作造賞 発表】 受賞作『デジタル化する新興国』伊藤亜聖 選評:北岡伸一/猪木武徳/山内昌之/白石 隆/吉川 洋/老川祥一/松田陽三 《好評連載》 ●ロバート キャンベルの一冊対談集【第7回】 絵師のスピリッツは時空を超えて▼山村浩二/聞き手:ロバート キャンベル ●冒険の断章【第24回】理解を超えてひらかれる普遍▼角幡唯介 ●地図記号のひみつ【第14回】「地形図」にも船の記号が▼今尾恵介 《連載小説》 ●馬上の星──小説 馬援伝 【第3回】▼宮城谷昌光 ●任俠楽団【第5回】▼今野 敏 ●南洋のエレアル【第5回】▼中路啓太
  • 中央公論2021年6月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == コロナが変える一極集中 東京の憂鬱 ◆東京は復興したのか 挫折の戦後史の果てに▼吉見俊哉 ◆「京都ぎらい」の東京論 それでも企業人は「城」を捨てられない▼井上章一 ◆〔ルポ〕静岡、神奈川、群馬、兵庫、北海道── リモートワーク時代の移住者たち▼澤田晃宏 ◆区長インタビュー 豊島区は消滅可能性都市をどうやって脱却したか▼高野之夫 聞き手:清野由美 ◆〔エッセイ〕移り住んで見えた世界 秋田の小さな町から 広がる繫がり、生まれる事業▼丑田香澄 ◆〔対談〕女性活躍、人材環流、人口20万都市がポイント 地方は東京を使い倒せ▼増田寛也×大山晃弘 【時評2021】 ●「台湾」明記だけではない日米首脳会談の重要点▼鈴木一人 ●「三五人学級」と隠された課題▼飯田泰之 ●復興庁HPから消えたトリチウムのゆるキャラと「欠如モデル」▼内田麻理香 ◆ニューヨーク現地レポート コロナ下に頻発する暴力事件 「アジア人ヘイト問題」日本人と企業に問われる覚悟▼渡邊裕子 == 特集 == 感染対策、ジェンダー問題…… 艱難辛苦 五輪への道 ◆東京オリパラ組織委事務総長に迫る 開催できるか?苦難の末にある「最後の詰め」▼武藤敏郎 聞き手:岸 宣仁 ◆岩田健太郎、ウスビ・サコ、畑野君枝、原武史ら14人 五輪推進派と反対派、いま言いたいこと▼小林哲夫 ◆組織委理事インタビュー ジェンダー平等は取り組むべきテーマ▼來田享子 《新連載》 ●「世界の知性」に聞く【第1回】 エリート層が労働者を見下す「能力主義の圧政」を乗り越えよ▼マイケル・サンデル 聞き手:佐藤智恵 ◆「クールジャパン」は通用するか? 「日本アニメは衰退した」激変する中国人の日本観▼古市雅子 ◆〔対談〕コロナとメンタル[下] 『鬼滅の刃』大ヒットと、高まる「依存症」危機の裏側▼斎藤 環×佐藤 優 ◆IT革命と国威発揚の夢 忘れられた国家事業「インパク」▼岡田正樹 ◆再ブーム『ルワンダ中央銀行総裁日記』の新しい読まれ方 カギは「異世界転生」と「地域再生」▼飯田泰之 《好評連載》 ●炎上するまくら【第54回】「演出」を学ぶ最高の教材▼立川吉笑 ●地図記号のひみつ【第13回】等高線は読めますか?▼今尾恵介 ●冒険の断章【第23回】関係偏重の空虚な時代▼角幡唯介 《連載小説》 ●馬上の星──小説 馬援伝【第2回】▼宮城谷昌光 ●任俠楽団【第4回】▼今野 敏 ●南洋のエレアル【第4回】▼中路啓太
  • 中央公論2021年5月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◉特集 拡散する不安のメカニズム 陰謀論が世界を蝕む 対談 魔女裁判、赤狩り、Qアノン…… 「陰謀論大国アメリカ」のゆくえ 森本あんり×渡辺 靖 実証研究で読み解く 「正しい知識」は防波堤になるか? 秦 正樹 外交戦略としてのディスインフォメーション 影響力を増すサイバー空間 小谷 賢 米国HIV製造説、JFK暗殺CIA説から読み解くフェイクニュース作戦 世界を欺くロシア情報機関 保坂三四郎 対談 それはカルトか、暴力団か、政党か? 歴史を刻む〝謎〟組織 中国の秘密結社とは 岡本隆司×安田峰俊 知識社会の「パンデミック」が高学歴層を襲う日 「下級国民の反乱」が 世界を揺るがす 橘 玲 時評2021 体制間競争の火ぶたを切った米中会談 鈴木一人 時評2021 「アメリカ救済計画」と供給の壁 飯田泰之 時評2021 陰謀論を支える人間の「認知バイアス」 内田麻理香 国軍による弾圧は続くのか? ミャンマー政変四つのシナリオ 中西嘉宏 特集 強権中国の野望 対談 覇権拡大する習近平の論理 中国の海洋戦略、人権問題を読み解く 川島 真×益尾知佐子 尖閣防衛、喫緊の課題 グローバル化の成功と国内防衛の隙 渡部恒雄 東南アジアに迫る中国のワクチン外交 独立性と多角化を貫いたインドネシアとタイ 相澤伸広 二〇二〇年代にも米中のGDPが逆転? 爪を隠した経済大国・中国の展望 丸川知雄 コロナの最前線から 新型コロナ分科会会長に訊く政治と専門家の関係 これからも国に言うべきことは言っていく 尾身 茂  聞き手 牧原 出 コロナの最前線から 労・使・学が「自由に生き方・働き方を選べる社会」を提言 コロナ後の「脱ミニ東京・持続可能性都市」戦略 増田寛也 宇野重規 コロナの最前線から 【対談】コロナとメンタル[上] 全国民が「ひきこもり」にあなたの心は大丈夫か 斎藤 環×佐藤 優 国宝からランドセルまで、災害から守り続けて四〇年 被災地の復興は、文化遺産の救出・復旧から始まる 内田俊秀 「失われた時を求めて」を求めて 千葉雅也 好評連載 地図記号のひみつ⑫ 塀は元祖ストリートビュー 今尾恵介 好評連載 炎上するまくら 53 連歌の残り香 立川吉笑 好評連載 冒険の断章㉒ 本居宣長と「役に立たない」問題 角幡唯介 ロバート キャンベルの一冊対談集⑥ ファッションから遠く離れて 森永邦彦  聞き手 ロバート キャンベル 新連載小説 馬上の星【第1回】 ──小説 馬援伝 宮城谷昌光 連載小説 任俠楽団【第3回】 今野 敏 連載小説 南洋のエレアル【第3回】 中路啓太 …………… グラビア 海神の楽園⑤ 撮影・文◉伊勢優史 崩す、遊ぶ、見立てる ──デザイナー森永邦彦の仕事 連載/コラム ニュースの一枚 連載/コラム 音楽には物語がある 小谷野 敦 書苑周遊 新刊この一冊▼中沢新一 著者に聞く▼五十嵐杏南 このマンガもすごい!▼杉田俊介 Book Clip 説苑 編集後記 読者アンケート
  • 中央公論2021年4月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◉特集 非常時のリーダー学 ――文明の転機に問われるもの 対談 コロナ禍で3・11の反省は生かせたか 「権力行使という難問」に挑む民主国のリーダーたち 遠藤 乾×三浦瑠麗 対談 カエサルの大局観、大久保利通の独裁力…… 古今東西の偉人に学ぶ 危機突破の要諦 御厨 貴×本村凌二 「感染防止至上主義」の有権者が政権に求めるもの 世論調査に見るコロナ下の理想のリーダー像 遠藤晶久 三村憲弘 山﨑 新 ポスト工業社会と「賢い財政」 二重の危機における明日を切り拓く 神野直彦 文明危機の今こそグランドデザインを AIが示唆する「分散型」と超長期視点にみる「定常化」 広井良典 民意の把握と迅速な政策立案というジレンマ 熊本県知事は「緑の流域治水」を「球磨川モデル」になしうるか 今井亮佑 民主党政権の原発事故対応から学んだ政治家の役割 国家の危機に命を懸けるのは誰なのか 細野豪志 …………… 分科会メンバーの鳥取県知事が語る 地方には地方のコロナ対策がある 平井伸治 一位台湾、二位NZ……、日本は何位? 新型コロナ対応国別ランキング 高山武士 【森会長辞任、波乱のオリンピック】 会長人事の舞台裏、開催への内憂外患 橋本聖子新会長よ、IOCとは 右手で握手、左手で頰を張れ 二宮清純 【森会長辞任、波乱のオリンピック】 「自然主義の誤謬」と「わきまえない女」【時評2021】 内田麻理香 【森会長辞任、波乱のオリンピック】 東大の大人気「ジェンダー論」発 「森発言のどこが悪い」派も 「辞任は当然」派も必読講座 瀬地山 角 …………… 東日本大震災から10年──世界の知性から日本の友人へ 「神話」崩壊後に見せた 日本の強さと待ち受ける課題 エマニュエル・トッド 聞き手 鶴原徹也 勢い増す中国の軍事的脅威 ミサイル防衛から反撃力へ ──日本の戦略の見直しを 北岡伸一 森 聡 香港とロシアの似て非なる〝力〟の行使 反対派を封じ込めたプーチン大統領の技法 佐藤 優 【時評2021】 ワクチンと国際政治 鈴木一人 【時評2021】 死亡数減と「命の軽重」 飯田泰之 【連載再開】 冒険の断章21 探検って社会の役に立ちますか? 角幡唯介 【好評連載】 琉球切手クロニクル⑧華やかなる守礼門の復元を 与那原 恵 【好評連載】 炎上するまくら・52 勝手にシンドバッド 立川吉笑 【好評連載】 地図記号のひみつ⑪畑と田んぼをめぐる広大な話 今尾恵介 【新連載小説】 任俠楽団【第2回】 今野 敏 【新連載小説】 南洋のエレアル【第2回】 中路啓太 …………… 【グラビア】 海神の楽園④ 撮影・文◉伊勢優史 【グラビア】 闇に浮かぶ獣たち⑤ 撮影◉山下晃伸 【グラビア】 美しき琉球切手⑧ 文◉与那原 恵 【連載/コラム】 ニュースの一枚 音楽には物語がある 小谷野 敦 【書苑周遊】 新刊この一冊▼柳澤はるか 著者に聞く▼東 慎一郎 このマンガもすごい!▼倉持佳代子 Book Clip 説苑 編集後記 読者アンケート
  • 中央公論2021年3月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◉特集 コロナ下で進む 環境革命の虚実 【環境大臣インタビュー】 再生可能エネルギーとEV抜きに 日本の将来は描けない 小泉進次郎 感染症戦線と「3・11」後の原子力 村上陽一郎 【対談】 SDGs、ESG投資から脱炭素への潮流 「グリーン経済成長」に向けて 企業と国がなすべきこと 沖 大幹×高村ゆかり EU、中国に伍し、日本が「資源大国」になる好機 資源エネルギー覇権競争の大転換が始まった 平沼 光 国内自動車メーカーは生き残れるか 高橋 徹 山本貴徳 脱炭素社会がもたらす「電費」を競う時代 中西孝樹 人類が生き延びるための生物多様性 五箇公一 【ルポ】 JR東海と静岡県のリニア開発議論 対立の深層 「生態系劣化」抑止の国際潮流に、開発事業は対応できるか 河野博子 リニア、電力……コロナ後を展望する 「受け身の発想」から新たな技術と価値の創出へ 入山章栄 【対談】 資本主義のオルタナティヴ 農に第三の道あり 藤原辰史×斎藤幸平 …………… ◉コロナ第三波襲来 日本の迷走 菅政権、混乱の対応を読み解く 総理の「拘り」と小池都知事の「矛盾」 竹中治堅 伝わらない対策には意味がない! リスク対策の鍵・科学コミュニケーションの体制整備を急げ   詫摩雅子 聞き手 川端裕人 内閣官房参与・新型コロナ対策分科会委員に訊く 緊急時の病院の集約化・分担化で医療崩壊を防ぐ 岡部信彦 【対談】再びの緊急事態宣言 菅総理の欠点は日本人の欠点 池上 彰×佐藤 優 …………… ◉新書通112人が厳選した年間ベスト20 大賞受賞者に聞く 『人新世の「資本論」』 斎藤幸平 2位『民主主義とは何か』宇野重規、 3位『椿井文書』馬部隆弘ほかベスト20レビュー 私の読み方、書き方 ▼生きる現場と知識をつなぐ   橋爪大三郎 ▼魂さらけ出した一冊に突き動かされて   坂井豊貴 ▼皆が拾わない暗いものを書く   中野信子 宇野重規、小川さやか、竹内洋、渡邊十絲子…… 目利き59人が選ぶ2020年私のオススメ新書 …………… 【時評2021】 名選手、名監督にあらず 鈴木一人 渋沢栄一と「財界」の役割 飯田泰之 放送大学の遠隔「面接授業」と『MASTERキートン』 内田麻理香 追悼 エズラ・F・ヴォーゲル 祖国を愛した日本研究のレジェンド 佐藤智恵 【好評連載】 地図記号のひみつ10 「雪覆い」から甲子園まで! 無壁舎とは? 今尾恵介 地球行商人味の素 グリーンベレー【第2回】 黒木 亮 【新連載小説】 任俠楽団【第1回】 今野 敏 南洋のエレアル【第1回】 中路啓太 【連載小説】 蚕の王【第12回】 安東能明 雪澱【第19回】 黒川博行 …………… 【グラビア】 海神の楽園③ 撮影・文◉伊勢優史 美しい城下町を訪ねて 15 京都府亀岡市 撮影◉篠原宏明 文◉植田伊津子 美しき琉球切手⑦ 文◉与那原 恵 【連載/コラム】 ニュースの1枚 琉球切手クロニクル⑦与那原 恵 音楽には物語がある 27 小谷野 敦 炎上するまくら 51 立川吉笑 【書苑周遊】 新刊この一冊▼郡司芽久 著者に聞く▼川瀬 慈 このマンガもすごい!▼杉田俊介 Book Clip 説苑 編集後記 読者アンケート
  • 中央公論2021年2月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◉特集 これでいいのか? 日本の大学 【対談】 文科大臣×早大総長 オンライン授業によるグローバル化、地域格差解消 逆境が生み出したポストコロナの大学像 萩生田光一×田中愛治×司会・古沢由紀子 オックスフォードからの提唱 抵抗の場たるべく、 「広く浅い」学びから脱却せよ 苅谷剛彦 【対談】 知的刺激を与えるオンライン時代の試行錯誤 いま必要なのは「ゲリラ」的教育だ ウスビ・サコ×内田 樹×司会・小林哲夫 現役高校教師・緊急レポート コロナ禍に揺れる学校現場と新大学入試 大庭大輝 データ軽視・現場軽視を繰り返すな 大学入試改革は「失敗」から何を学ぶべきか 中村高康 コロナ禍の東工大で見えたオンラインの逆説的効果 尖った研究・尖った学びは「隙」から生まれる 伊藤亜紗 学生の悩み相談の現場から ここに注意! 自粛下の大学生のメンタルヘルスケア 梶谷康介 「退出」ボタンで途絶えない教育空間の喜び 新入生がキャンパス封鎖で経験し考えたこと 庭田杏珠 【学術会議編】 元会長が人事、安全保障問題等の疑問に答える 学術会議改革はどうあるべきか 大西 隆 時代錯誤のレッドパージと学者集団の大いなる矛盾 池内 恵 中国の軍民融合に無頓着な日本 大学はなぜ経済安保を直視しないのか 細川昌彦 【対談】 自身の心の闇を見つめる時間の豊かさをかみしめて 負の感情にも意味がある 中野信子×佐藤 優 ナイキのCMはなぜ炎上したのか? 「沈黙交易」から考える 多様な社会の作り方 磯野真穂 スパコン世界一「富岳」の正体【最終回】 コロナ対策で問われる 国家プロジェクトの意義 小林雅一 【ルポ】 税が「肉」の宣伝に消えてゆく ふるさと納税、巨額広報費の実態 葉上太郎 【時評2021】 宇宙を掘れ! 鈴木一人 大学教育と新卒一括採用のこれから 飯田泰之 『鬼滅の刃』で活躍する理系女性キャラクター 内田麻理香 「高等文官試験」を見直し、「公共心」ある民間を登用せよ 『七人の侍』に学ぶ 公務員人事制度改革論 松井孝治 【好評連載】 琉球切手クロニクル⑥年賀切手になった紅型 与那原 恵 地図記号のひみつ⑨橋と軍隊の深い関係 今尾恵介 炎上するまくら50 グッドルーザー 立川吉笑 K‐POPアイドルBTSが世界を席巻する理由 権容奭 【新連載】 地球行商人 味の素 グリーンベレー【プロローグ】 黒木 亮 ロバート キャンベルの一冊対談集⑤ 令和の愛、江戸の愛、 平安の愛に潜り込む 川上弘美×聞き手・ロバート キャンベル 連載小説 蚕の王【第11回】   安東能明 雪澱【第18回】   黒川博行 …………… 【グラビア】 海神の楽園② 撮影・文◉伊勢優史 アート的産業遺産④ 撮影・文◉黒沢永紀 美しき琉球切手⑥ 文◉与那原 恵 【連載/コラム】 ニュースの1枚 音楽には物語がある 小谷野 敦 書苑周遊 新刊この一冊▼武井弘一 著者に聞く▼森岡正博 このマンガもすごい!▼倉持佳代子 Book Clip 説苑 編集後記 読者アンケート
  • 中央公論2021年1月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◉特集 「女子供」のいない国――中高年男性社会は変われるか 【対談】 クオータ制、転勤廃止……覚醒を促すショック療法 「女性がつくった国・日本」を ガラパゴス化から救え 村木厚子×出口治明 【対談】 「ジェンダー・ギャップ指数」世界121位なりの現在地 人気広がるフェミニズム、 変われないジャーナリズム 小島慶子×林 香里 家庭内暴力、経済的困窮、新たな「男女平等」…… 女性の自殺率を急増させたコロナ禍の苦難 飯島裕子 #KuTooで私が訴えたいこと 女性だけにヒールを強要するのは性差別です 石川優実 エリート学生でも「妻」のように振る舞う深層心理 「男女格差」の原因を経済学的に考える 中室牧子 【コラム】「女子校育ち」進化論 辛酸なめ子 覆面座談会 女性記者が語るニッポン男性社会の「失敗の本質」 新執筆陣 時評2021 前門のトランプ、後門の民主党左派       鈴木一人 トランプ大統領の敗因とこれからの経済政策   飯田泰之 新型コロナが知らしめた「科学の不確かさ」   内田麻理香 徹底検証 2020米国大統領選挙 「トランプ時代」から教訓を探る トライバリズムを民主主義は克服できるか 渡辺 靖 データと歴代政権との比較から読み解く バイデンが進む茨の道と トランプが残す影響力 久保文明 民主主義の危機と再生 権威主義化する共和党と、投票権擁護の草の根運動 三牧聖子 ニューヨーク現地レポート 歓喜に沸いた11月7日 「振り子」を逆に動かした Z世代とマイノリティ 渡邊裕子 【コロナ下の観光立国】 コロナ渦中の黒字化を実現したサバイバル経営術 危機の中で社員に示した 「やるべき仕事」 星野佳路 一時的に混雑が緩和されている今こそ 大ブームが来る日のことを 考えておく必要がある アレックス・カー 聞き手 清野由美 インバウンドから国内観光、ワーケーションへ 日本の観光は立ち直れるか? 東 徹 「大阪都構想」否決の謎 それでも高い維新熱 善教将大 地球を名著で読み解けば⑥ トランプに知ってほしい引き際の美学 佐藤 優 文科省と経産省が進める公教育の構造転換 ICT導入で格差拡大 日本の学校がアメリカ化する日 多喜弘文 【好評連載】 スパコン世界一「富岳」の正体③ IT産業の行方を示すトレンド・セッター 小林雅一 地図記号のひみつ⑧高塔に見るランドマーク今昔物語 今尾恵介 琉球切手クロニクル⑤琉球王朝の象徴を切手に 与那原 恵 炎上するまくら㊾その商品の一番の魅力は? 立川吉笑 新史料発見 秩父宮、三笠宮などから閑院宮へ 戦時下に交わされた 軍人皇族の書翰 梶田明宏 【対談】 クラシック存亡の危機 今こそ見せてくれ音楽家の矜持を 岡田暁生×片山杜秀 …………… グラビア 海神の楽園① 撮影・文◉伊勢優史 美しき琉球切手⑤ 文◉与那原 恵 昭和モダン建築東西勝負④時計塔 撮影◉黒沢永紀 文◉北夙川不可止 【連載/コラム】 ニュースの一枚 音楽には物語がある 小谷野 敦 書苑周遊 新刊この一冊▼倉本さおり 著者に聞く▼小松由佳 このマンガもすごい!▼杉田俊介 Book Clip 説苑 編集後記 読者アンケート
  • 中央公論2020年12月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◉特集 スガノミクスを占う 経済大論戦 【経営】 企業と人の新陳代謝を進めよ 需要喚起のアベノミクスから企業活性化のスガノミクスへ 新浪剛史 伊藤元重 日本コカ・コーラ、タカラトミー、新日本プロレス、そして…… 日本企業が〝3カウント〟を 取られないための経営術 ハロルド・ジョージ・メイ 伊藤元重 【雇用・労働】 アベノミクス総括から見える雇用政策の課題 「最低賃金引き上げ」策の 狙いと負のシナリオ 玄田有史 〈対談〉連合会長に「リベラル保守」の論客が迫る 野党が「乗り移れる船」になるための対抗軸 神津里季生 中島岳志 【ルポ】 「地方創生」でも人口減少に歯止めかからず 菅首相の郷里・湯沢市秋ノ宮に見る地方の苦境 葉上太郎 存続、廃業、M&A…… コロナ禍に揺れる中小企業 高橋 徹 【財政・経済政策】 日本経済のアルゼンチン化を回避せよ コロナ不況と巨額財政赤字の行方 佐藤主光 無形の資源を守る有事の経済政策 菅政権に求められる財政支出の規模と中身 飯田泰之 コロナ後は「低金利の罠」からの脱却を【時評2020】 土居丈朗 【規制改革担当大臣に迫る】 仮想通貨、電波オークション、ドラッグラグ……。 規制改革で暮らしを豊かに 「脱ハンコ」から始まる日本経済再生 河野太郎  聞き手 坂井豊貴 【時評2020】 政治と専門家──何が政治に抑制を促すか 砂原庸介 人類が無力に直面した二〇二〇年 東 浩紀 【対談】 菅政権発足にみる ニッポンの危うい民主主義 池上 彰 佐藤 優 【ナンバー2の研究】 ~官房長官論~ 政権の黒子か総理への道か 御厨 貴  聞き手 吉田清久 ~私の考える「名参謀」~ ▼菅首相の好きな戦国武将 豊臣秀長とは何者か? 小和田哲男 ▼実務家と貴種──ナポレオンと二人の参謀 佐藤賢一 ▼ビジネスで求められるのは戦略家ではない 荒川詔四
  • 中央公論2020年11月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ==特集== 日米政変――菅政権発足、迫る大統領選 《日本の課題》 ●外交・安全保障で果断すべきこと 新政権に求められる「継続の中の改革」 北岡伸一 ●鼎談 課題先進国・日本で進むさまざまな分断 与野党ともキャッチできない「新たな対立軸」 今井貴子×砂原庸介×中西 寬 ●対談 どうなる? ポスト安倍の外交・安全保障 米中対立の今こそ日本の主体性を示せ 三浦瑠麗×森本 敏 ●「一強」政治の偶然と必然 安倍政権の長期化を決めた重大転機とは 河野 勝 ●対談 米中関係、東京五輪、右バネの抑制…… 「菅機関」は機能するのか 手嶋龍一×佐藤 優 ●側近が語る菅首相 言ったことは必ず実現させる徹底した常識人 坂井 学 《アメリカの運命》 ●対談 分極化するアイデンティティと、収斂する二大政党 バイデンか、トランプか? 変質するアメリカの選択 宮家邦彦×久保文明 ●政策よりも再選を優先するトランプ アメリカ政治制度とポピュリズム 待鳥聡史 ●大統領選挙で問われる米国経済再建への道 安井明彦 ●民主党は労働者の党になれるか? バイデンが挑む学歴偏重主義の克服 三牧聖子 …………… 時評2020 大阪住民投票、市廃止のインパクト 砂原庸介 八方美人にならず政権を賭す改革の実行を 土居丈朗 「空気」政治の野党は新たな価値観を打ち出せるか 東 浩紀 全米オープン優勝にもまさる世界からのリスペクト 大坂なおみが問いかけた7つのマスクとBLM 渡邊裕子 静岡県知事の「部分開業」案 国策リニア中央新幹線プロジェクトにもの申す 川勝平太 新連載 スパコン世界一「富岳」の正体❶ GAFAに対抗する「世界最強のAIマシン」 小林雅一 ナウシカのかたわらで、コロナを想う 赤坂憲雄 ロバート キャンベルの一冊対談集❹ 江戸演劇からのディスタンス   宮本亞門 聞き手 ロバート キャンベル 「沖縄返還交渉の真実」解題 わずか三年で成し遂げた偉業   信夫隆司 活字文化の継承に危機感 便利さを追うことが、大切なものを枯らす 阿刀田 高 谷崎賞 令和二年 谷崎潤一郎賞発表 受賞作 磯﨑憲一郎『日本蒙昧前史』 選評 池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/筒井康隆/堀江敏幸 文学的近況 『日本蒙昧前史』の時代の子供 磯﨑憲一郎 好評連載 炎上するまくら㊼「他者目線」を鍛えるべし 立川吉笑 疫病と健康の中国現代史【最終回】伝統の〝ゲテモノ食〟をAIで禁じられるか? 高口康太 現代日本の分断線【最終回】キャンセルカルチャーのゆくえ   伊藤昌亮 地図記号のひみつ❻記号のある学校、ない学校 今尾恵介 グラビア 日本の至宝35 檜図屛風 文◉田沢裕賀 「古典籍はまるで〝役者〟」 ――宮本亞門さん、国文学研究資料館を訪ねる 撮影◉五来孝平 連載/コラム ニュースの一枚 音楽には物語がある23 小谷野 敦 書苑周遊 新刊この一冊▼近藤雄生 著者に聞く▼柚月裕子 このマンガもすごい!▼かとうちあき 説苑 編集後記
  • 中央公論2020年10月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◉特集 コロナで見えた 公務員「少国」ニッポン 2大臣に迫るコロナ禍の「目詰まり」 ❶内閣官房長官 国と地方の権限には再検証が必要   菅 義偉 ❷厚生労働大臣 厚生労働省の分割についても不断の議論を   加藤勝信 取材を終えて コロナ対策の「キャパシティ」と行政の国会対応   竹中治堅 コロナ禍が炙り出す宿痾、意識調査に見る府省間格差 日本の行政はスリムすぎる   北村 亘 元厚生労働省キャリアが斬る! 人手不足と業務過多で霞が関崩壊のピンチ   千正康裕 対談 公の逼迫は積年の課題「量より質」の改善進めよ 鍵握る国会改革とデジタル化   松井孝治 村井英樹 対談 「遷都」から脱ガラケーまで デジタル・ガバメントをいかにして実現するか   平 将明 宮坂 学 覆面座談会 市区町村職員のホンネ 10万円給付の愚行、おめでたい知事…… それでも現場を回す!   司会 葉上太郎 ……………  時評2020 新型コロナは財政依存をもたらすか   土居丈朗 グローバル社会の「とばっちり」   東 浩紀 アジア開発銀行から見た地域の繁栄、そして中国の台頭   中尾武彦 公論2020 中国の海洋進出とインド太平洋地域秩序の行方 ──ベトナムとフィリピンを事例に   高木佑輔 安倍首相辞任の衝撃 ポスト安倍時代、 新たな野党は新たな対立軸を作れるか【時評2020】  砂原庸介 新政権を待ち構える「険しき道」   吉田清久 史上最長政権の功と罪   御厨 貴 五輪競技の削減、高額チケット導入……選手村村長の改革論 スポーツ界のトップは 「トランスフォーメーション」せよ   川淵三郎 聞き手 二宮清純 対談 元凶は「手段と目的を履き違えた教育」だ コロナを機に問う学校の「当たり前」 工藤勇一 小林史明 司会 合田哲雄 トランプ政権内部から読み解く米中貿易戦争   佐橋 亮 水害、熱波、干ばつ、海面上昇…… 人類最大の難問 地球温暖化にどう立ち向かうか   住 明正 聞き手 田原総一朗 地球を名著で読み解けば❺ エマニュエル・トッドで繙くロシア型「民主主義」の正体   佐藤 優 沖縄返還交渉の真実【最終回】 核をめぐる大詰めの交渉 たどり着いた「最善の道」   モートン・ハルペリン 追悼 山崎正和 近代国家とチャーリー・ブラウン   苅部 直 追悼 李登輝元総統 「悲哀」を「誇り」に変えた偉大なる台湾人   杉山祐之 鼎談 超高齢社会に不可欠なオーラルフレイル対策 生きることは食べること   飯島勝矢 辻 哲夫 大久保満男 好評連載 疫病と健康の中国現代史❹伝統中国医学はコロナにも有効なのか?   高口康太 現代日本の分断線❹ネット中傷と共感市場主義   伊藤昌亮 地図記号のひみつ❺鉄道・軌道 発達の刻印   今尾恵介 琉球切手クロニクル❹沖縄の希望・琉球大学の設立   与那原 恵 炎上するまくら㊻コロナ禍を昇華せよ!   立川吉笑 …………… グラビア 日本の至宝 34 八橋蒔絵螺鈿硯箱 文◉田沢裕賀 美しき琉球切手❹文◉与那原 恵 昭和モダン建築東西勝負❷ハイカラアパートメント 撮影◉黒沢永紀 文◉北夙川不可止 連載/コラム ニュースの1枚 音楽には物語がある 小谷野 敦 書苑周遊 新刊この一冊▼小川さやか 著者に聞く▼村上貴弘 このマンガもすごい!▼栗俣力也 説苑 編集後記 読者アンケート
  • 中央公論2020年9月号
    850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦後75年、日米安保改定60年に当たる2020年は新型コロナウイルスの感染拡大に始まり、アメリカ大統領選挙に向けて激動を続けている。この特集では、ロングセラー『失敗の本質――日本軍の組織論的研究』にならい、歴史と現代を往還しながらコロナ第1波などから教訓を導き出し、新しい時代のリーダー像を探る。 ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがございます。 【目次】 ⚫内向きの対立を超えて 地方のトップに委ねるべき 小池百合子 ⚫国民を巻き込めなかった憲法論議 九条改正は急ぐ必要はない 石破茂 ⚫合流への挑戦に後悔はなし そして臨む野党再編 前原誠司×〔聞き手〕井手英策 ⚫なぜ安倍政権は支持率が低下したのか データから分析するコロナ禍の各国首脳支持 加藤創太 ⚫【対談】米国は? 日本は? コロナで見えた新たなリーダー像 世界を席巻 リバタリアン的若者と 指導者はどう向き合うか 宇野重規×渡辺靖 ⚫《隣国リーダー解剖学》 ①習近平 土着共産主義者の皇帝化 益尾知佐子 ②文在寅 フォロワーの支持は続くか 浅羽祐樹 ⚫【対談】『沖縄決戦』八原博通と瀬島龍三の発掘資料から読み解く 誰も責任をとらない 日本軍 組織の病 戸部良一×武田知己 ⚫「昭和史の天皇」を次世代に引き継げ 伊藤隆 ⚫「昭和の戦争・軍事史」必読10冊 筒井清忠 ⚫アメリカ保守思想の変容と「小さな政府」の終焉 会田弘継 ⚫西側諸国は中国といかに向き合うべきか? 古代王朝からひもとく習近平体制の実態 フランシス・フクヤマ ⚫【対談】拉致問題と日韓対立に通底するもの 外交から世界戦略なき「内交」を排せ 姜尚中×田中均 ⚫【時評2020】 香港情勢と民主化の「第三の揺り戻し」 砂原庸介 「消費減税」で英独の真似はできない日本 土居丈朗 「要」「不要」を判断するのはだれか? 東浩紀 ⚫地球を名著で読み解けば❹ 『KGBの男』で知る 英国のインテリジェンス 佐藤優 ⚫今こそ「つまらない政治」を データで読み解くコロナ危機と知事のリーダーシップ 曽我謙悟 ⚫推計作業を通して見えたもの 九月入学論に見る教育政策の不毛 相澤真一 ⚫共飲・共喫儀礼によって人類が確かめてきたもの 内田樹 ⚫【好評連載】 現代日本の分断線❸ハッシュタグアクティヴィズムの広がり   伊藤昌亮 疫病と健康の中国現代史❸インフォデミックの先頭ランナー   高口康太 大学とオリンピック【最終回】議論風発! 教員一九人のオリンピック学 小林哲夫 沖縄返還交渉の真実❸返還交渉合意期限「a few」か「several」か モートン・ハルペリン 地図記号のひみつ❹陸軍衛生隊のワッペン――病院 今尾恵介 炎上するまくら㊺手に汗握る選挙制度 立川吉笑 ⚫【グラビア】 日本の至宝㉝鳥獣戯画断簡 文◉田沢裕賀 甦った浅草寺本堂扁額 撮影・文◉田村仁 ⚫【連載/コラム】 ニュースの一枚 音楽には物語がある㉑ 小谷野敦 ⚫【書苑周遊】 新刊この一冊▼加藤文元 著者に聞く▼笠井千晶 このマンガもすごい!▼難波功士 ⚫説苑 ⚫編集後記 ⚫読者アンケート

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