中央公論 - 新刊(1ヶ月以内)作品一覧

  • 中央公論2025年5月号
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第2次トランプ政権が始動し、国際秩序が大きく揺らいでいる。 アメリカはウクライナ戦争の終結に向けてロシアと交渉する一方、 長年にわたる同盟関係にあった欧州との亀裂は深まっている。 激変する世界に、私たちはどう立ち向かえばよいのか (『中央公論』2025年5月号の電子化) == 特集 == 米露接近、国際秩序の転換点 ◆覇権国の誤謬、基軸国の無自覚 アメリカの暴走と日本の世界史的な使命▼岩井克人 ◆ミュンヘン、ヤルタ、スエズに学ぶ ニヒリズムの時代に規範を擁護する▼細谷雄一 ◆孤立主義・最小国家という「常態」へ トランプ「暴政」は民意に基づき長期化する▼三牧聖子 ◆メルケルの負の遺産、東西の格差と分断…… ドイツ、そして欧州は米露に対抗できるか▼岩間陽子 ◆経済安全保障政策に盲点あり 激変する「空のネットワーク」、日本は強靭化を急げ▼伊藤恵理、鈴木 均 == 特集 == 中間層の衰弱と民主主義の危機 ◆〔対談〕「分厚い中間層」の再構築に向けて 「成長と分配の好循環」をいかに実現するか▼十倉雅和×伊藤元重 ◆なぜ時代は中間層を必要としたのか 自由民主主義に欠かせないもの▼吉田 徹 ◆所得減税、高校無償化は正解ではない 理想なき政治が社会不安をもたらす▼井手英策 ◆日本型中流社会の変質 バーチャル世界で格差を埋める時代に▼山田昌弘 ◆〔ルポ〕中流から没落する人たち ――世帯年収1000万円超でも不安が尽きない▼小林美希 ◆テクノ・リバタリアンと“敗者”の奇妙な共闘 中央集権か、分散か 民主主義の未来図▼橘 玲 == 特集 == 大阪の底力 ◆日本資本主義、芸能──海民の精神はどう育まれたか 八十島の上の大阪▼中沢新一 ◆明治維新、戦後復興…… 名経営者たちが紡いだ「商都」の発展▼北 康利 ◆過去20年の万博を訪ねた研究者が読み解く デジタル時代の「万博」の価値は何か▼岡田朋之 ======= 【時評2025】 ●憲法問題が政治にもたらす悪しき分断▼境家史郎 ●それでもなぜ、最低賃金の引き上げが必要なのか▼渡辺 努 ●「さす九」揶揄は反差別か地域差別か▼河合香織 ◆〔対談〕本を読むと「人格がよくなる」? 先生、教養主義ってなぜ没落したんですか▼竹内 洋×三宅香帆 ◆21世紀の『武士道』『茶の本』として 僕の書いた“IKIGAI”はなぜ世界的ベストセラーになったか▼茂木健一郎 ◆八潮市道路陥没はどうして起きたか 省インフラ化すれば日本は持続可能だ▼根本祐二 【シリーズ昭和100年】 ●時代を築いた作家たち 腕力の司馬、洒脱の池波、そして叙情の藤沢周平▼黒川博行×後藤正治 《好評連載》 ●ことばの変化をつかまえる【第2回】 方言はこう生まれる――言語地理学者・大西拓一郎さんに聞く▼水野太貴 ●皇室のお宝拝見【第14回】伊藤若冲《動植綵絵》▼本郷和人 ●炎上するまくら【第101回】丸亀製麺にこの身の全てを▼立川吉笑 《連載小説》 ●金波銀波【第10回】▼澤田瞳子