私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。

私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。

660円 (税込)

3pt

3.7

独房に入るにも、入所案内みたいなパンフレットがある――国際的に有名な地震学者が、「業務上横領」で告訴され、2006年2月1日「詐欺」容疑で逮捕。7月21日保釈。本書は、この不可解な逮捕劇を描いた本ではない。171日間という長期の拘束期間、科学者は何を経験したのか。逮捕・勾留されると「どうなるか」を科学者の目で解析する。

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私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    想像以上に面白い本!!
    筆者が逮捕されてから、取り調べ、勾留、起訴、裁判、判決、保釈までの様子が詳しく書かれています。
    取り調べの時間や回数、警察署・検察所・拘置所・裁判所で行われたこととその様子、勾留中の食事、規則や仕組み、拘置所や独房内部の様子、移動手段などが、所々にユーモアも交えながら、驚くほ

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    著者は1941年生まれの地震学者。
    2006年2月1日に詐欺の疑いで逮捕され、札幌拘置所に拘留されます。
    7月21日に保釈が認められるまで171日間の拘置所での生活を詳細に記録した本です。
    島村氏の罪状は、北大在職中に、ノルウェーのベルゲン大学に海底地震計をあたかも個人の所有であるかのように騙って、

    0
    2019年01月06日

    Posted by ブクログ

    北大を舞台にしたこの事件そのものは、大学に関係した仕事をしている僕らには、当事大ニュースであった。著者=被告はなにしろ、国立極地研究所長を務め、岩波書店からも著書を出している地震と極地研究の第一人者なのである。そんな彼の留置所レポートなのである。この事件が、冤罪かどうかはともかく、塀の中の生活にはや

    0
    2010年11月07日

    Posted by ブクログ

    島村教授のポジティブさに助けられて、イメージとしては暗くなるだろう話なのに読みやすい。
    教授だけあって、知識人であることを感じられる文章。


    日本の司法現場は、恐ろしい。原則は推定無罪じゃなくて推定有罪だ。

    0
    2010年04月14日

    Posted by ブクログ

    食事の項目が興味深い
    むしょうにコッペパンが食べたくなって買った(笑)
    本(活字)を読めない生活は、さぞ辛いんだろうなー
    数日ならまだしも、私にはとても耐えられない!
    それ以前の問題だけど・・・

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    学者先生ってすごい。拘留中の食事について綿密に記録した上、グリコのポッキーについて真面目に解説してくれたりします。
    人外のもの(ここでは地球物理学)を研究する人って、本当にすごい・・・。

    0
    2009年10月04日

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