華つづり夢むすび ―清少納言 梛子―

華つづり夢むすび ―清少納言 梛子―

495円 (税込)

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3.9

月を愛で、漢詩を諳んじる、若き女房・梛子――その呼称を、清少納言。彼女には幼い頃より、「遠い記憶を視る能力」があった。ある日、梛子は帝の御前で上質の料紙を賜った上、中宮定子からまるで揶揄われるように「枕ごと」を綴ることを勧められた。しかし華やかさの欠片もない自分の恋愛遍歴など描きようもない。何を書くべきか迷った挙げ句、梛子は最初の五文字を綴った。「このそうし(草紙)」と。

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清少納言 梛子 のシリーズ作品

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  • 華つづり夢むすび ―清少納言 梛子―
    495円 (税込)
    月を愛で、漢詩を諳んじる、若き女房・梛子――その呼称を、清少納言。彼女には幼い頃より、「遠い記憶を視る能力」があった。ある日、梛子は帝の御前で上質の料紙を賜った上、中宮定子からまるで揶揄われるように「枕ごと」を綴ることを勧められた。しかし華やかさの欠片もない自分の恋愛遍歴など描きようもない。何を書くべきか迷った挙げ句、梛子は最初の五文字を綴った。「このそうし(草紙)」と。
  • 華めぐり雪なみだ ―清少納言 梛子―
    495円 (税込)
    後に一条帝と呼ばれる年少き帝がおわす頃。それは雅やかな反面、度重なる天災と疫病が京人を苦しめていた時代。歌詠みの家に生まれた歌の不得手な女性がいた。名は梛子。女房として登華殿に出仕する折の呼称を清少納言。「ますらお」の如しと噂される彼女にも以前誓いを立てた夫がいた。橘則光――齢二十六。この前夫が梛子の局を訪れる時、なぜか厄災を伴ってくることが多かった。
  • 華くらべ風まどい ―清少納言 梛子―
    495円 (税込)
    むかし、歌詠みの家に生まれた、歌の不得手な女がいた。その女の名乗る名は、梛子。清少納言の侯名を賜る彼女は、中宮定子の住まう登華殿に侯い、日々を暮らしている。そこでは、華やかなこと、苦々しいことが次々と起こる。だからこそ梛子は、其処こそが自らを活かし生かす場所なのだと、信じている。――暦は、如月。定子をはじめとする中関白家の隆盛は、華々しいものに見えたが……。

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華つづり夢むすび ―清少納言 梛子― のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2010年01月10日

    この本が好きだから清少納言が好きなのか、
    清少納言が好きな上にこの本が好きなのか・・・
    ・・・よく覚えてないけど、古典の時間に“古典の常識”とかいって上達部とか殿上人とか透垣とか炭櫃とかやたら読まされて、そういえばこれ読めるのって藤原さんの本読んでたからだよなぁ、と思い。

    読み返してみました。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ずっと清少納言は歴史上好きな人物でしたが、まさか「姫神さまに願いを」の梛子が清少納言だったとは思ってもいませんでした。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    藤原眞莉嬢の独特の文才に惚れるきっかけとなった本です。いままで平安時代ものに手を出していきましたが藤原さん以上に平安時代を十分に表現出来る方はいないと思っています…。
    姫神さま本編と晴明編と微妙につながっています。そっちもセットで読んで見るとますます面白くなると思います^^

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月01日

    シリーズ1

    清少納言を主人公とした、平安の物語。

    うっすら、この時代の雰囲気がわかるような
    お話

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ちょっと時点移動が激しくて、あれ?と思うところもあったけれど、読んでいると楽しくなる『をかし』の文学の清少納言はうまく使えているなと思いました。伊周に足蹴のシーンは、よくやった!と褒め讃えました(笑)あとは右衛門と清少納言の関係が上手く掴めなかったこと、また右衛門の変化が唐突すぎて、首を傾げてしまっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    06/2/3【借り物】『清少納言』の人物像の作り方が凄く上手。なのにこの人なら、史実どおり――知識量が豊富だけど高慢ちき――なんて陰口を叩かれるのも判るな、なんて思わせるところがまた上手。力ある女房に後ろ指差されてもなんのその、相手が公家だろうとハッキリとモノを言っちゃう(あげく殴る(笑))ところは...続きを読む

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