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SNSで寝床を探す少女、大人に騙され売春の網にかかった少女、仲間との関係から窃盗を繰り返す少年……。夜の街をさまよう沖縄の少年・少女たちの姿から、日本社会全体が直面している「子どもの貧困」の実態が浮かび上がる。
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Posted by ブクログ
安易に感想を書けないな、と感じた。 離れた場所で高みの見物をしている自分には。 子供に対する大人の役割、社会の役割。育てる親を守ることがその子供達の未来につながること。 世に本当に必要なことは何なのかを考えさせられる本。 大切にすべきことを教えてもらった気がします。
2023/3/1 「これが現実なの?」と信じられないくらい...酷い。 家庭で暴力を受け、小学生でキャバクラで働き、中学生で脅されながら身体を売る。 そんな子が散見される。 買う人間もどんな神経してるの... 現実だって信じたくない。
沖縄の貧困問題が書かれている本。 親の暴力から逃れる為出会い系サイトで寝床を探す女子中学生、 貧困に喘ぎ違法風俗店で働く子、 虐待による後遺症を患っている子、 この子達のために自分は何ができるのかとても考えさせられる。 インタビューを受けた子どもたちが今は金銭的、精神的にも豊かな生活を送ってい...続きを読むる事を心から願います。
少年・少女達だけではなく、親(やその親)を含めて問題解決に必要なのは「社会」が変わっていく事が重要だということがわかった。
言葉を選ばずに言えば「本当にこんなに荒んでいるの?…本当に?」と言いたくなるほど、思わず現実逃避したくなる状況が当事者へのインタビューを元に描写されています。 親からの虐待、引きこもり、若年での妊娠出産などは他でも耳にする機会が多いけれど、薬物売買や低年齢での風俗勤務は個人的にはそこまでではなかった...続きを読むため、身近なことかのように子どもたちの口から話が出てくることに衝撃をうけました。 終盤の「(新聞記者に)話したからって何か変わるのか」という言葉は重く、軽々しく返答できないもどかしさをおぼえます。 その場で適当なことをいったら後々大人への不信感や諦めの気持ちをさらに高めてしまいかねない、でも何かできないかという気持ちは伝えたい。 時間を薬とするしかないのだろうけど、そこにはゴールの見えない焦りや苛立ちを振り払うエネルギーが伴わないとしんどい。そんなことをふと思いました。
沖縄での貧困や虐待などの実態についての本。 本当にこんなことが起きているのかとショックをうけた。新聞記者に対して言っていた『話したからって何か変わるのか』という言葉はとても重く印象に残った。 選択肢がない子どもたちがどうやっていい方向にいけるか考えされられるとともに、これからの沖縄の子どもたちのため...続きを読むにも発信を続けてほしいと感じた。 ただ、それぞれのエピソードが深く掘り下げられてないかな?と思いました。
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