星名くんは甘くない ～いちごサンドは初恋の味～

夜野せせり / 星谷かおり

「ここ、女子はNGだから」……じょしはえぬじー？ 野宮小鳥（高１）は、あこがれの『四つ葉カフェ』でのバイトを志望していた。だけど、その店はクラスメイトの超モテ男子・星名新と、その美形すぎる兄弟たちが営むカフェだった！ 熱意が認められ、おためし採用になった小鳥は、カフェ内恋愛禁止にもかかわらず、店長・伊織の優しさに、惹かれてしまい……？

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: 集英社
• 掲載誌・レーベル: 集英社オレンジ文庫
• ページ数: 224ページ
• 電子版発売日: 2020年03月26日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★★]

嫉妬とかなんかドロドロな感情が出てくるのかなって思ったらそんなことなくすごくピュアだった！
読んでて楽しかった。

この本のおかげで再び読書が楽しく思えるようになった

[ブクログ · ★★★★☆]

『四つ葉カフェ』のメニュー、内装や庭居心地良さそう

タイトルの通り甘くない…？けどがんばりに対して優しい物語でした

[ブクログ · ★★★★★]

良かった～＞＜。面白そうだから読み始めたけど、途中から、この小説、ドロドロの展開にならないか、びくびくしながら読んでたの＞＜。そんな展開に全くならなくて、最後まで楽しく読めて、本当に良かった～＞＜。
伊織さんも好きだけど、やっぱり新くんが一番素敵だった～！　でも、玲人さんも好きだよ～！　是非続きでは、新くんと玲人さんとで、小鳥ちゃんを取り合ってくれないかな～！
というか、この話、続くよね！　続かなかったら、かなーり残念！　すっごく続き、読みたいよ！

[ブクログ · ★★★☆☆]

最終的には甘くなったね（大いにツンデレはしていたけど）
甘酸っぱい初恋とカフェのお話。
初恋相手に想う人がいた、そのことに気付いても気丈に振る舞って寧ろ後押しできたのは凄いと思う。
彼女は過去の経験から人の痛みを分かる人だからなあ。
「どんな理由があっても自分が傷ついても誰かを痛めつけていいわけがない」と言い切った彼女だから。
この一言で甘くない星名くんも甘くなった気がする。
ラストはお前どうしたというほどデレたから。

女癖が悪いという父親との確執とか、星名家の事情とかは仄めかされるだけで終わったので、その点の補完話は欲しいかな。
恐らく星名くんたちがこの先乗り越えねばならない壁になりそうなので。
四兄弟としつつも末っ子の出番が少ししかなかったし（それゆえ表紙にもいない）掘り下げ話を希望したい。